個性たっぷりの区の歌はなかなかないかも知れません☆


それぞれの区市町村が制定している歌というのは、わりとお固めな歌詞やメロディーを採用している例って、結構多いですよね☆
中でも、区市町村が発足したとほぼ同時に制定された歌などになると、歌詞が文語調になっているものまで存在しているので、
これだけでもどの時代に発足した市町村かが分かる場合もあってなかなか面白いかも知れませんよね!
そこへいくと、渋谷へ目を向けてみるとその形式を覆しているような楽曲になっていると言うんです (@@)
よく渋谷を語るときに「流行の最先端を進んでいる街」と称されることも多いですけど、
区の歌にも同じようなことが言えるのかも知れないなぁって、私自身も初めて聞いたときにそう思ってしまいましたね。
さて、いったいどんな感じの歌に仕上がっているのでしょうか。
皆さんと一緒にこの曲の魅力を探っていくことにしましょう♪


<P>1978年(昭和53年)の11月、誰でも歌いやすく口ずさめるような区の歌を制定したいというコンセプトの下で、渋谷区の歌が誕生しました!
曲名を、「渋谷・愛の街」と言います。
それまで、渋谷の歌といえば春日八郎さんが歌った「渋谷音頭」しかありませんでした!
それでも、盆踊りの時くらいしか耳にする機会もなかったそうなので、渋谷区民でも知っている人はまばらだったとか!?
そうは言っても、大錆の部分で「ラブラブ渋谷、ラブラブ渋谷」と繰り返される歌詞とメロディーは、ちょっと衝撃が走るかも知れませんね♪
だって、音頭のくせにいきなり「ラブラブ」だなんて英語をかまして来たり、メロディーもものすごい高低差があるので、
これだけでも渋谷の街の特徴を押し出している感じがしてきそうですよね☆


あらあら、少し話が脱線してしまいましたが、区の歌に話を戻しましょう!
この「渋谷・愛の街」は、区民の皆さんから広く歌詞を募集して、制定委員会の厳正な審査から生まれた曲で、
保富康午さんが佐久市し、作曲したのがこれが何とピンクレディーの多くの楽曲を初めとした多数のポピュラーソングのヒット曲を生み出した、
都倉俊一さんと言うからこれだけで歌謡曲のような雰囲気が漂ってきそうですね☆
さらに驚くのが、これを謳っているのがこれまた多くのヒット曲でその名が知られているペギー葉山なんですもの (@@)
それに、区外の人たちにも知ってもらいたいという思いから、しっかりとレコード化もされているんだそうです
結構快活なリズムに、本当にムード歌謡を思わせるような音づくりに仕上がっていて、「区の歌だよ」ということを聞かされずに普通に聞いたら、
ご当地の歌謡曲か何かかも知れないという意識しか持たなかったでしょう!


ちなみに、この曲は、テレビ朝日系列で放送されている深夜のバラエティ長寿番組として有名な、「タモリ倶楽部」で取り上げられていたこともあったほどでした。
いくつか都内の区の歌が取り上げられていて、その中にこの「渋谷・愛の街」も鎮座していたんです!
実は私も、この番組で初めてこの曲を聞いたんですが、「これまでの区市町村の歌の常識をいい意味で覆していて
斬新な曲だなぁ。やっぱり渋谷区の歌は一歩先を進んでるって感じだよなぁ!」って純粋にそう思ったものでした。
ちなみに、レコードのA面には「シブヤ・愛の街」が収録されていますが、B面にはさっきちょっと脱線したときに出てきた「渋谷音頭」なんですよ (@@)
おそらく、もうさすがにレコードじゃなくてCD化されていて区内の図書館には現存しているかも知れませんが、
以下の渋谷区のホームページからもどちらも聞くことができるようになっているんですよ!
ムード歌謡の雰囲気漂う楽曲を、渋谷の街並みを想像しながら皆さんもぜひぜひ一度クリックして聞いてみてくださいね♪


「渋谷・愛の街」「渋谷音頭」の視聴ページ(渋谷区ホームページより)


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