金沢観光シリーズpart2、「市内で気軽な天然温泉をどうぞ!石引温泉」


 

初めての地域や自分のお気に入りの地域などに観光に行くとき、何か一つはこれだという目的があると思います。
ご当地グルメを主とした食べ歩き、その土地でしか味わえない様々な体験プログラム、リピートしている場所に訪れたい、名所めぐりをしたいなど十人十色ですね♪
で、私はといえばどの地域でも関係なく天然温泉に入ってみたいというのもかなり大きな位置を占めていたりするんですが、
ここ金沢にも昔ながらのレトロな雰囲気を残す温泉があり、実際に行ってみてとても良かったので皆様にもこの気分をおそそ分けです☆
金沢市の小立野(こう書いて「コダツノ」と読む)にある「石引温泉」というところが今回の観光地です☆


 

北陸新幹線と北陸本線と七尾線それにIR石川鉄道線が乗り入れる金沢駅からバスで走ること20分強、小立野というバス停で下車します。
進行方向にある信号を反対側に渡ったところに、笠舞(カサマイ)三丁目と金沢大学病院が近くにある石引一丁目を結ぶ坂道があり、
この坂道を下って行くと途中にグレーの建物が現れるんですが、ここが石引温泉です。
斜面に沿うように立っているので1階と3階の2ヶ所に玄関があり、3階が浴場になっているんですよ。
建物の中の雰囲気は昔のレトロな銭湯そのものといった感じで、1階の玄関には100円返却式の下駄箱が設置されているものの、
これを使う人はほとんどと言っていいほどいないらしく、まるで民家のごとくそのまま靴が脱いであったり、
鍵をかけずにそのまま使っている人が多いところから察するに、ここはきっと地元の人たちが多く利用している銭湯なのかも知れないなぁなんて、
そんなことを感じたりしていました☆


 

3階が本受付のようで、1階の玄関から入った場合はすぐ前にあるエレベーターで3階に行くと番台のおばちゃんが笑顔で出迎えてくれますよ!
脱衣所の感じも一昔前のレトロな雰囲気が満載で、いつから使われているのかというくらい年季が入った背の低いアルミ製のロッカーとか、
女湯と男湯の間にある鏡性の壁があるところも、レトロ感満載といった感覚でした。
そして、浴場の内風呂は3段階の浴槽が繋がっていて、真ん中の2段目にはジャグジーみたいなジェットバスのようになっていて、
まるでマッサージを受けているような感覚に加えて100%天然温泉なので、本当に気持ちいいですよ☆
周囲から聞こえてくる言葉も、明らかに地元民だということを強調しているかのような金沢弁丸出しの会話!
でもそれもまたとても心地よくて、ネイティブな金沢弁が(笑)至る所で飛び交っています。
もちろん、自分と同じように観光を目的に来る人も少なくないと思いますが、なるほどー!地元民御用達の銭湯だということが良く分かります♪


 

そしてここのお風呂の目玉といえば源泉かけ流しの温めの露天風呂ではないでしょうか。
ここを目当てに来るなんて人たちも本当に多いようで、内湯にも増して相当の混みようなんだそうです!(行く時間帯にもよるかも知れませんが)
私が行った時間は比較的空いていたようで、露天風呂もそれほど混んでもなくすんなりと入ることができました!
少しとろみのかかったような湯ざわりですが、37度ぐらいじゃないかというくらいかなりの温めに設定してあるようで、
夏場はこれでもいいかも知れないけれど冬場はかなり寒そうかも知れないなぁなんというのが正直な感想でしたね☆
それでも、お風呂から上がると肌がすべすべになっていて体もぽかぽかと温かいので、かなりの満足感でした!


 

天然温泉を備えた銭湯ながら料金は大人440円と言うから、かなりのお得感を感じられましたね☆ 営業時間はお昼の12時30分から深夜の24時までと結構長いので、お昼を食べたら一っ風呂浴びようなんてこともできそうですよね。
実は、この温泉に来る前にこともあろうに必需品を入れた手提げバックをバスの中に置き忘れて来てしまうという失態をやらかしてしまったのですが、
この珍道中の様子は次回お伝えしようかなと思います!!
石引温泉の専用ホームページは見つからなかったのですが、このページにわりと詳しく紹介されていますので、参考にされてみてはいかがでしょうか。

石川銭湯王国〜石引温泉



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