金沢観光シリーズpart1、「懐かしい時代へタイムスリップ〜金沢蓄音機館」


よく、テレビドラマなんかでは蓄音機を聞きながらまったりしているなんてシーンを見ることは往々にしてあると思いますが、
蓄音機を間近で見たり聞いたりできる施設は皆無に近いために、なかなか実際の音を耳にする機会もめっきり少なくなってしまいましたよね!?
そんな蓄音機が、常時展示されている施設が何と金沢にあるのです!
観光シリーズの最初を飾るのは、心まで思わずほっとさせてくれそうな金沢蓄音機館から始まります!
見る人それぞれに新しい発見に出会えるかも!!


 

金沢蓄音機館は、公益財団法人金沢文化振興財団が運営している施設の一つで、金沢市に寄贈された多くの蓄音機が展示されています。
2008年(平成20年)7月に開館してから、2018年(平成30年)に10周年を迎え、
蓄音機に関する資料類の展示にとどまらず、実際の音も聞くことができるとあってか、 現在でも隠れた人気を誇る施設と言ってもいいでしょう!
この場所は、もともと旧朝日生命のビルが所在していた所だったんですが、ここが改築されて装いも新たにリニューアルした3階建の建物の中に一歩入ると、
いっきに昔懐かしいアナログな世界が広がっているような感覚に出迎えられますよ!


 

3階は、資料でひも解く蓄音機の歴史を知ることのできるゾーンで、手元のコンピューターを操作することで年代に応じた説明と映像を見ることができる他、
紙板、木製板、金属板の3種類で、音楽を鳴らした場合の音を聞き比べることもできるのです♪
歴史に触れた後は、今度は実際の蓄音機が展示されている2階に降りてみると、デジタルの音とは違う暖かさに包まれたような音がたくさん聞こえてきます!
この館内で一番の目玉とも言える蓄音機の聴き比べが、毎日11時と14時と16時の3回にわたって実施されていて、
これを目当てに訪れるなんて方々も少なくないんだとか(@@)
様々な種類の蓄音機の音を、目の前で実際に聴き比べられるなんてそうしょっちゅうあるものでもなく、
ましてや最初期の円筒形のSPレコードなんていうのは数分回すだけでも溝がすり減ってしまうほど貴重なものなので、
それらも含めて一同に蓄音機の聴き比べができるのは本当に貴重な体験だと思います!
1日3回の曲目は同じものですが、毎日違ったテーマや季節に沿った曲や 多くの出来事に関連した曲等施行を凝らした選曲がされているので、
いつ行っても違った視点で楽しめる工夫もされています。
リピーターのお客さんもとても多いそうで、私も御多分に漏れずその一人だったりします!(笑)金沢に観光に行くと、かなりの確率で立ち寄っていますよ!


 

1階は、ミュージアムショップとイベントスペースになっていて、ここでしか手に入らないグッズやオリジナルのCDなども販売されていて、
聴き比べとはまた違う独自のイベントも毎月数回開催されています!
また、このスペースには自動再演ピアノも置かれていて、毎週日曜日に3回実演が行われているので、
平日と週末で違った楽しみ方ができるところもこの施設の魅力なのかも知れません!


 

これだけすてきな魅力が詰まっており懐かしい時代背景をも十分すぎるほど楽しむことができる施設なんですが、
金沢に住んでいる人でもここの存在を知らなかったという方もいるという事実を聞いたことがありました!(@@)
よく、東京近郊に住んでいる人たちが東京タワーに上らないなんて実態を例えとして出すことは多いんですが、
それと同じような状況がこの金沢にもあったことの方がびっくりしました(@@)
観光協会のサイトには、金沢文化振興財団の施設の一つだけあってか大々的に取り上げられているんですけど、
そのときにガイドをしてくれたボランティアの方が「よくこの場所を見つけましたねぇ!」なんて言われていたのが、そのことを証明する証拠ともいえるでしょう!
皆さんも、金沢に観光に行かれる機会があったら、ぜひぜひ金沢蓄音機館を訪れてみてくださいね!この私が、強くお勧めいたしますです、はい☆
金沢蓄音機館の公式ホームページは、こちらからどうぞ!

金沢蓄音機館



埼玉県エリアへジャンプ!

「来てみまっし!金沢」へ舞い戻る

トップページへ戻る