何がこの名称を生み出したのか?


ちょっと薄味の前菜かな♪
 

1988年10月31日、埼玉県浦和市(現在のさいたま市浦和区)に元気な産声を上げて誕生したそのFMステーションに、NACK5(ナックファイブ)という名称が付けられた。
しかし、この名前はじつは正式名称では無く、FM埼玉というのが本来の名前だったのです。じゃあ、なぜにこんな名前が付いたのだろうか?


 

ラジオには、その局を確実に受信するために割り当てる数字である「周波数」というものがありますが、この局に割り当てられた数字は、79.5というものだった。
FM埼玉という名前では、どこかぱっとせず刺激する何かも見つけ出せずに、この局にリスナーを引き付けるのは困難だと思ったのかどうかは分かりませんが、きっとNACK5のスタッフたちはこの割り当てられた周波数を、どうにかして局の愛称として使えないだろうかと、必死になって考えていたのでしょう。
日本語には、数字や言葉を組み合わせることでまた別の言葉を作り出す語呂合わせ(ゴロあわせ)という便利なものもある。
その語呂合わせをうまく応用し、7と9でnackと成りそれに5という数字の英語をくっ付けて、NACK5という独自の名称を作り出してしまったのです。
そう、この局名の由来というのも、79.5という周波数の語呂合わせだったんですね☆なかなかひねりもあってかっこいい名称だと私は思うんですが、いかがなもんでしょうか??


 

海外では、語呂合わせは無いにしてもそのラジオ局独自の名称が付けられている放送局はかなり多く存在するとよく聞きますが、こんな風に周波数の語呂合わせからできた名称を使用しているラジオ局は、全国何処を探してもおそらくこのNACK5以外存在していないでしょう。


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