この地では珍道中がつきものか?


 

初めて金沢を訪れて以来、今では年に3回は最低でも訪れてしまうほど、すっかりこの市の雰囲気も以前にも増して大好きになりました!
初めての場所でも、ほんのちょっとの有機があれば行ってみようかなぁとか自然と思えるほど、バスや電車を乗り継いで自由に行けるようにもなりましたけど、
こんな風に余裕をこいてばかりいるとちょっとした落とし穴にはまってしまい、
痛い目に遭うこともあるんだということを痛感する、そんな繰り返しであります、はい!(苦笑)
ということで、先月に金沢観光シリーズで石引温泉を紹介した際にも予告した通り、
今回は石引温泉に向かおうとしていたときに全く予期していなかった珍事件が起きてしまったというお話です。
っと今ではこうやって笑って話せることですが、実際はものすごく不安でしたよ!それは何故かっていったら……?


 

2018年の9月の連休を利用して金沢に行ったときのこと、別の有人と会うことにしていたもののその友人に急用が入ってしまいあえなく断念せざるを得ませんでした。
もともと取っていた新幹線は最終の一本前ということで、まるまる午後の時間が空いてしまいました!
ダメもとで午後か夕方の新幹線に空きがあるかどうかみどりの窓口で確かめてもらうも、その日は祝日。
どの便も満席でした。そりゃそうだよなぁ、祝日だもの!!!(苦笑)
ちょっと考えれば分かることなのに、ついつい確かめてしまう自分がいました。
ということで、空いてしまった午後の時間をどうしようかなぁと考えていたとき、いちばん最初に金沢に来たときに
学校の近くに天然温泉の施設があるということを教えてもらったことを思い出し、思い立ったが吉日ということで早速行ってみることにしました。
それが、先月に紹介しました
石引温泉
なのです。


 

金沢市内は、電車はもとよりとにかくバス路線が非常に発達しているところで、乗り場や行く先もそれはそれは枝分かれしているようにたくさんあるのです。
駅を出てすぐのところにある7番乗り場から出ているバスにのれば、石引温泉のある小立野というバス停に20分くらいで行けるので、
バスに乗って「やれやれ」っと思ったが早いかついつい眠ってしまい、なかなか小立野の「こ」の字が出てくることもなく
どんどんバスの中も殺風景な雰囲気になってきたかと思ったら、終点の東部車庫というバス停まで来てしまいました!
電車やバスの中でのちょっとした居眠りって本当に気持ちいいですが、あまり慣れない土地でこういうことをすると後が怖いですねぇ!
しかたがないので、反対側のバス停で小立野に戻るバスを待っていると、5分と立たずに 行きとは違う系統のバスがやってきました。
運転士さんに尋ねるとこのバスでも小立野には行かれるとのことだったので、初めて乗る系統のバスってこともあって今度は真剣に一つ一つバス停を追っていきました!
そして、15分ほどバスに乗ったでしょうか。やっと小立野バス停に着いたので「これで温泉まっしぐらだぜーい!」と逸る気持ちを抑えつつバスを降りました。
しかし、行きに乗ってきたバスのときよりもどういう訳か体が身軽なんです。それでも気のせいかと思って数十メートル歩いたところで、やっと異変に気づきました!
何と、こともあろうに私の生活必需品満載の手提げバッグをバスの座席の下にうっかり置き忘れてきてしまったのです(*_*) (-_-;
(その2へ続く)


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