今月の市町村(同名の町特集その2)


 

1月より2月、2月より3月と、今年はなんだか寒くなっていってるような気がするのは私だけでしょうか?3寒4温とはよく言いますが、これじゃ4寒1温ととでも言った方が合っていると思うんですが☆(笑い)
とまあ、いつものように気候の話題から入るのが定着してきつつあるこのコーナー。そろそろ本題に入らないと、読者の皆さんからブーイングが飛んできそうですね☆♪


 

今回は、久しぶりに「同名の町特集」が帰ってきました。同じ名前の市町村は、全国探したら何十パターンも存在していそうですが、その中でも特に同じ名前の付いている所で最も多いのが、市町村の「町」の部分なのです。
しかもこの関東地方の中で、その「同名の町」というのが二つどころか三つも存在しているという事実があるんだから、これも驚き。皆さん、何処か分かりますか?そう、それが、小川町なのです。
小川町というと、この名前を聞いたことがあるとすれば、和紙で有名な埼玉県の小川町が真っ先に思い浮かぶと思いますが、実はなんと栃木県と茨城県にも「小川町」が存在しているんです。
 そこで今回は、この三つの小川町の特色を皆さんと一緒に探っていきましょうか。たとえ同じ名前であっても、特徴や風景はさまざま。同じだったらつまらないよね?ということで、まず第1部では栃木県の小川町を訪れてみよう。


 

小川町ってどの辺りにあるの?


 栃木県の小川町は、那須の山々と清流である中川と箒川が交わる所に位置している、とても爽やかな町なんだよ。
でも、県のだいたいどの辺りかという部分が残念ながら分からないんだよね!(涙)


 

どのくらいの人口なのかなあ?


 行政区では「町」となっているのに、なぜか7000人あまりの人口なんだよね。まあ、人口密度が濃くないってことなのかな。
ちょっと難しい話になってしまうけれど、人口が1万を超えると村から町になって、人口が3万人を超えたら市になるって聞いたことがあるけれど、本当なのかなあ?誰か真相教えて。

それじゃあ、他に何か特徴はあるの?


ここは、古くから伝えられてきた那須地方の文化を今でもとても大切にしていて、それを示すかのように多くの文化遺産が残されているよ。
なかでも、最も代表的な「駒形大塚古墳」という国の指定にもなっている遺跡は、関東地方でももっとも古い遺跡とされているくらい、長い歴史を持つ貴重な物だね。


へぇー、じゃあ観光スポットもいっぱいあるの?


 そうだね。さっき紹介した遺跡の他にも、「神田城跡」や「那須八幡塚古墳」などが残されているし、それらをめぐって小川町の歴史に直接触れてみるというのもいいね。
後は、さまざまな観光施設が集まっている「故郷の森公園」も、お勧めだよ。


 

そうだ。もう1つ大切なことを付け加えるのを忘れてました。(苦笑)
 実は、この町には「まほろば」というキャッチフレーズがあるの。とてもきれいな響きだね。
これら「ま・ほ・ろ・ば」にはそれぞれに意味があって、ま→真心が通い合う地域づくり、ほ→ほこりを育てる地域づくり、ろ→ロマンの薫地域づくり、ば→バランスのとれた地域づくりということで、この言葉からこの町がさまざまな視点で絶え間なく発展している様子が伝わってくるね。


 

古代の那須地方の文化を引き出す「まほろば」の里、小川町。栃木県の小川町を一言で言うとすれば、「ロマン」という言葉がぴったりなんじゃないでしょうか。
いえいえ、今回の「マイタウンコラム」は、初めての試みで1つのページで3度味わえるという何とも美味しい企画。第2部では、今度は茨城県の小川町へ行ってみましょう。まだまだ続きますので、皆さんしっかりついてきてくださいね♪☆


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