今月の市町村


 

さぁーて、いよいよ真夏もいいところの8月に突入でございますよ!
梅雨が明けると、いよいよ夏本番と言わんばかりに海開きや花火大会といった、夏の代名詞的なイベントが競うようにあちらこちらで開催されていますね☆
でも、今年はどうでしょうか?気象庁が梅雨が明けたと情報を出せば、「おい、ちょっと待ってくれ!まだ役目を終えてないのにぃ」という声でも聞こえてくるかのごとく、
今まで空梅雨だったくせに今頃になって梅雨みたいなぐずついた天気ばかり続いていて、「夏本番だぁ!」なんてテレビやラジオや雑誌などで高々と報道しても、
正直なところなかなか実感がわかないというところでしょうか!!
それでも、8月は私にとっては1年の中でもさらに特別な月だったりもします♪
いやぁーそれはですね、……、このページのプロフィールを御覧くださっている方や、私のことをよぉーく知ってるぞという方であればぴんときたかも知れませんが、
8月は私の誕生月でもあるからなんでした。
それでも、8月生まれの方々ならばきっと同じ思いを抱いているであろう、ちょっぴり悲しい現実も!
特に、小学校低学年の頃は、8月生まれの宿命として夏休みなんちゅう迷惑な休みのせい(?)で、
クラスでお誕生日会をやってもらえないってことなんですよね!
まぁ、登校日というありがたい日でもあるならば話は別ですが、私が通っていた学校にはクラスの人数も少ない上に、住んでいる地域もばらばらだったためにそんな恒久的な日なんてあるはずもなく、
「なんて不公平な!」なんて低学年の頃はそんな気持ちをずっと抱いていたものでした!


 

とまぁ、前置きで少々愚痴のようなことを連ねてしまいましたけど、気を取り直して夏休みだからこそ普段行かれないようなところに家族で遠出なんてこともできる訳だから、
夏休みを迷惑な休みなんて言ったら罰が当たりますねこりゃ!
 NACKN あらまぁ、何だか少々荒れているみたいですけど、どうしたんですかい?って、そんな私も8月生まれだから、その気持ちは分かりますぞ!
 AMATY そうでしょ?って、NACKNも8月生まれだったっけ?
 NACKN あれぇーなんて残酷なことを(TT)AMATYより1週間早い8月8日だぞ!
って、コラムから前置きがだいぶ離れてるぞ!
 AMATY おぉーっとっと!危うく愚痴大会になってしまうとこだったわい!
 さてと、気持ちを引き締めて行きますかい!先月のコラムでは埼玉県の三郷市を訪れましたが、今回は同じ表記でも読み方が異なる市町村ということで、
奈良県の三郷町(こちらは「さんごうちょう」と読む)を訪れてみましょう!
ものすごく自然豊かな市町村だってことしか実は知らないんだけどね。
 NACKN あぁーそうそう、先月のコラムでも予告していたもんね!「来月は三郷町に上陸するぞ!」って。(笑)
とにもかくにも、まずは品川から東海道新幹線ののぞみで一気に新大阪まで一直線で、ここからがちょこちょこ乗り換えなんだけど、
新三田行のJR京都線で新大阪まで出て、そこから新今宮までJR大阪環状線に乗り換え、最後に王寺行きのJR大和路線に乗れば、三郷駅に着けるよ!
 AMATY うわぁー本当にこれは長旅だなぁ!でも、確かに高速バスに乗っても奈良で結局何回か乗り換えしなくちゃならないもんねぇ。
 NACKN そうなんだよねぇ。思った以上にかなり行きにくかったねぇ。
でも、駅はなんだかレトロな感じで、これだけでも都会を離れて自然あふれる町ってイメージが沸いてくるね☆


 

三郷町ってどんなところ?そんでもって読み方はどう違うんだろう?


 三郷町は奈良県の西部に位置していて生駒郡に所属している市町村で、奈良百遊山として選定されている信貴山(しぎさん)という山があるんだけど、この山の東南麓にも位置しているんだよ☆
また、奈良県と大阪府の境にある生駒山地と、大阪府と和歌山県の境にある和泉山脈に広がる、
美しい自然が魅力的な「金剛生駒紀泉国定公園」(こんごういこまきせんこくていこうえん)の、信貴山の東登山口にも位置していることに加えて、
大阪府との交通の利便性も1時間圏内と優れているところからも、ハイキングに訪れる観光客もすごく多いみたいだよ!


 

この街名の由来は、埼玉県の三郷市とも少しだけ似ているんだけど、1889年(明治22年)に、
これまで存在していた勢野(せや)、南畑(みなみばた)、立野(たつの)という三つの村が合併して三郷村という村が設立したことによるんだって!
ちなみに、このときの読み方は「みさと」だったんだけれど、どうして「さんごう」という読み方に変更されたのかってとこまでは、残念ながら不明なんだよぉ(TT)


 

奈良県の三郷村は明治時代から存在していたけれど、三郷町としてのスタートを切ったのが埼玉県の三郷町だったときから1年遅い1965年(昭和41年)のことらしいから、何か不思議な縁を感じるよね!


 

すごぉーい!だから大自然に恵まれているってことだし、同じ漢字を書いてもこれだけ読み方が違うんだねぇ!不思議な縁だって言ってたけど、本当に埼玉県の三郷市と何らかの形で提携していたりするんじゃないの?


 っひゃぁー鋭いっ!!!(@@) 相変わらず容赦なく直球勝負ですなぁ☆。
いやぁーでも本当にいいところを付いていて、埼玉県だけじゃなくて同じように「三郷」と書く自治体それぞれとも、提携を結んでいるそうだよ!
1986年(昭和41年)に、読み方は違えども同じ自治体名であるという理由で、友好都市提携を結んだんだって。


 そうは言っても、長野県にも三郷村という村があって、元々埼玉県三郷市と長野県の三郷村は友好都市提携を結んでいた訳で、
ここに奈良県の三郷町が加わることになって、同じ年の同じ日付(10月18日)に三市町村で提携が結ばれただけでなく、
「三郷友好都市交流推進協議会」なんていう組織まで立ち上がって、精力的にお互いがお互いの特色を尊重し合いながら
観光や文化やイベントへの参加なんかも行っているみたいよ!
ちなみに、長野県の三郷村は2006年(平成18年)に合併されて安曇野市とはなったけれど、同年に新たに友好都市提携が締結されて、安曇野市となっても変わらず交流が続いているんだって。


 

これを書いていて気付いたけど、この友好都市提携も三つの市町村で構成されているから、 ここでも「三郷」の名がすごく際立つきっかけにも繋がるよなぁって思って、より強い絆で結ばれる感じがするよね♪
「三郷友好都市交流推進協議会」も、ほとんどが埼玉県の三郷市で行われていて、私としては喜ばしいことではあるんだけど、
お互いそれぞれの市町村でこの協議会を行ってもいいのになぁなんて、ちょっぴり余計なお世話なことを思ってしまったのは私だけでしょうかねぇ?


 

埼玉県だけだと思っていたら、長野県の三郷村とも友好都市提携にあったなんてねぇ。それも、ここでも三市町村ってのもなんたる偶然だろう!じゃぁ、有名な観光地はさっきの公演以外にもあるのかなぁ?


 あらまぁー、直球も容赦ないけど変化球はもっと容赦ないねぇ!(汗)
この町と隣接する同じ生駒郡に所属する斑鳩(いかるが)町とこの町一帯は、紅葉の名所としても知られているほどなんだよ!
それだけじゃなくて、百人一首や万葉歌にも多く詠まれているほど歴史のある町でもあり、信貴山にまつわる観光地もすごく多いらしいよ!
古くは、龍田古道を行き交う人たちでにぎわっていたところから、関西では紅葉スポットとして現在でもこの町を挙げる人も多いって聞くね☆


 

歴史ある町といえば、その昔日本の第10代天皇でもあった「崇神天皇」が、五穀豊穣祈願と疫病から守るために創建したとされる、「龍田大社」という由緒ある神社があって、
特に秋には参道の両側にはたくさんの木々の葉が色づくそうで、関西はもとより全国から紅葉見物を目的に多くの観光客がこの町を訪れるそうだよ(^O^)
この神社は風の神様が奉られているところで、1週間にもわたって行われる昔から継承されている風鎮大祭という神事の最終日には、
勇壮な風神花火で締めるのが通例で、この町を代表する風物詩でもあるよ!


 

神社で行われている昔から継承されている神事や大祭は、ダイレクトに市町村の歴史を肌身で感じることができるから、
地元の人たちはもとより地方から観光を目的として大祭を見に来るお客さんも多いんだろうねぇ!



 

大自然に委ねられた、由緒漂う歴史と紅葉が交わる町、三郷町。
数多くの市町村が、何らかの理由やちょっとしたきっかけで友好都市提携を結ぶという例は実に多く存在するけど、
友好都市提携を結ぶだけでは飽き足らず、推進協議会まで立ち上げてずっと現在まで耐えることなく交流が続いている例って、結構稀かも知れませんねぇ!
そういえば、市町村紹介の冒頭で奈良県の三郷町が「さんごう」と読むようになった背景は不明だと書きましたが、
いろいろ探りを入れていくと「三つの村が合わさるという意味で『ごう』」と読ませているかも知れないという新たな情報が発掘されました!
まぁ、これは個人的見解なんですけど、「三郷」という表記であれば「みさと」と読ませるのがいちばんしっくりくるなぁと思うんですが、皆さんはいかがなもんでしょうか。
三郷町に関する詳しい内容は、三郷町ホームページ へどうぞ。
町の紹介や、市長の部屋の中にあるメッセージが非常に暖かくて、見ているだけで思わずほっこりとしてしまうページです。



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