インパクト大のネーミングが勢揃い♪


 

独特な清涼感あふれる香りとぴりっとした辛味が特徴の生姜ながら、その辛味ゆえに自己主張の強い食材と行っても過言ではないでしょう! (^^)
「あのー、私もいるんですけどまさかスルーなんてしないよね?」と言わんばかりに、実際0コンマ何グラムのおろし生姜でもその香りや辛味を感じることができますしね!
しかしながら、この辛味と香の裏側には何十種類もの成分が含まれているそうですが、主となる代表的な成分というのは以下の3つと言われています。
ジンゲロール(Gingerol)とジンゲロン(Zingerone)それにショウガオール(Shogaol)です。
なんかいかにも生姜に含まれていそうな成分って感じの響きのものばかりですよね♪(笑い)
それでは早速順を追って説明していくことにしましょう!


 

まずは「ジンゲロール」からですが、説明に入る前に皆さん・何か気づきませんか?上記のジンゲロールの英語の綴りに注目してほしいんですが、
末尾のOとLを取ったら生姜を表す英語のGingerになるってことに気づけたあなたは、生姜ツーに一歩踏み込めたと言えるでしょう!(笑)
でも本当に生姜の英語名の由来の一つとなったとされるこの成分は生の生姜にたっぷりと含まれている辛味成分で、
包丁で切ったり摩り下ろしたりしたときに出る独特の香りの元になっているのです。
強い殺菌力を持っているという特徴があり、魚の生臭さを消したり食中毒から予防してくれる効果が大いに期待できるでしょう!
お寿司や海鮮丼に必ずついてくるガリが、その代表的な例でしょうか。
このガリにはジンゲロールがたっぷりと含まれているのです。生臭さを気にせずにお刺身を味わうことができる一つに、この成分の働きが関係しているかも知れませんよね!
その殺菌力たるや、インフルエンザなどの感染症の元となるウイルスを退治してくれる効果もあるそうなので、世界的に大流行してしまった新型コロナウイルスをも撃退してくれると信じたいものです!


 

さて、続いては「ジンゲロン」という成分なんですが、後に取り上げるショウガオールともども実はこの成分は生の生姜には含まれていないんです (^^ゞ
「え?じゃぁ何で3大成分だなんて声を大にして言っていたんだろう?」おそらく、一瞬でもそう思われたことでしょう♪
生姜というのは本当に奥深くて不思議な香辛料野菜なもんで、加熱したり乾燥させることで新たな成分に変化するという特性があるんです。
その一つがこのジンゲロンという訳なのです。代表的な効能としては、新陳代謝の促進というのがあります。
脂肪の燃焼や血行を促進させることで体全体を温めてくれる働きがあるので、免疫力の大敵ともいえる冷え性の改善などに大きく役立っているのです!
有名なところでは、ジンジャーエールの香料としても使われることが多いので、ジンゲロンという言葉よりもジンジャーエールの香料と言ったほうがイメージし易いでしょう。


 

そして、最後は「ショウガオール」というなんだか生姜の怪人を思わせるような独特な響きを持った名前の成分です♪(笑)
一度聞いたならしばらくは耳に残っているぐらいインパクトも強いこの成分は、効能も最強です!
上記で取り上げたジンゲロンと同様、このショウガオールも生の生姜を加熱したり乾燥させたりすることで生まれる成分で、
ジンゲロールをも上回る殺菌作用と抗酸化作用、そして末端まで血液を運んで熱を作り出してくれる働きもあるので、
全身を優しくぽかぽかと温めてくれることで有名な成分です。
それにこれはあまり知られていませんが、、痛みやがん細胞を抑制してくれる働きももっているんです (@@) これは私自身も驚きでした。
まぁ、データ的に証明されているものではないのではっきりした根拠はないにしても、医師によっては生姜の摂取を提案される方もいらっしゃるんだとか!
毎日の生姜の摂取でがん細胞を抑制してくれるならば、これほど手軽な予防策はないですよね。
まさに、生姜の怪人みたいな名前の優秀な成分「ショウガオール」ってとこでしたね♪


 

どの成分にも働きの共通点も多く、身体にも良いヘルシーな食材であることが少しでもお分かりいただけたならこんなに嬉しいことはないですね!
ここでは3大成分の基本の部分をかいつまんで紹介してきましたが、他にも書ききれないほどの期待される効果がたっぷり詰まっているので、
それらは今後生姜の活用法などを紹介しながら小出しにさりげなく伝えていくことにしましょうか!
それでは皆さん、本日もginger up!!



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