生姜をテーマにした体感型ミュージアムが存在しているんです!


2020年の6月15日に、生姜のことをいろいろな角度から皆さんと共有していきたいという思いで生まれたこのコーナーは、早いもので4年目に突入しました(@@)
まぁ、とは言っても必ず定期的に更新できているわけではないので偉そうなことは言えませんけど(笑)、
不定期ながらも時々こうやって生姜のコンテンツを通じて少しでも魅力を発信していけたらと、引き続き考えています☆
ここのところ生姜レシピを紹介するコーナーになりつつありますけど、コロナ禍が少しずつ落ち着きを取り戻しつつあるこの時期に、
ふと生姜にまつわる体験型ミュージアムがあったなぁという話題をラジオでやっていたのを思い出して調べてみたら、それは栃木県にある「岩下の新生姜ミュージアム」というところでした♪
「岩下の新生姜」と言えば言わずと知れたベストセラー商品ですが、それをアミューズメント施設のようにアレンジしたミュージアムだというから、ますます興味は増していくばかりです!
ということで、今回は「岩下の新生姜ミュージアム」が、いったいどんなところなのか皆さんと一緒にひも解いていくことにしましょうか☆


岩下の新生姜ミュージアムは岩下食品が運営している施設で、2015年(平成27年)6月20日に開館し、観光協会からの評価も高い風変わりな施設なんです☆
今では全国はもとより世界でも類を見ない生姜の企業博物館としての地位も高いけど、ここに行きつくまでの道のりはそれほど平坦ではなかったそうなんですって!
もともとは、2003年(平成15年)に開館した岩下記念館がこのミュージアムの前身で、岩下食品の前社長であった
岩下邦夫が個人的に収集していた美術品やコレクションを展示する施設で、今とはだいぶ志向も違っていたみたいです!
社長の地位は息子に託されたけれども、東日本大震災を契機に自社商品の検索やリツイートをするようになり、
「新生姜を使ったメニューが食べられるお店が欲しい」というお客さんからの声も受けて、
まずは栃木県の「ベリテンライブ」というライブで、串刺しにした岩下の新生姜を販売したり、地元以外のフェスティバルにも出店を重ねていったそうです。
それと並行して、岩下食品の製品の製品の主要顧客が50代以上の層が多く、スーパーの漬物コーナーに若年層の顧客が立ち寄らないことに危機感を持っていて、
新生姜の魅力を伝えられる施設を作りたいとも考えていたそうで、岩下記念館を主体に構想が始まりました。
初めは地方に立地することで集客が難しいとか栃木市の観光地からも離れているという意見もあったものの、ネットニュースやSNSなんかで取り上げられたことも後押しとなり、
開館1周年では7万人を超える来客数を記録したり、観光バスの団体客とか親子連れでも楽しめる施設として、認知度が高まって行ったんです。


岩下記念館が基盤となってリニューアルオープンした岩下の新生姜ミュージアムですが、主にどんなアトラクションがあるのでしょうか?
「新生姜の部屋」は、新生姜の歴史や新生姜を模したキャラクターと写真が撮れるスポットとして知られていて、
ディズニーパークやサンリオピューロランドのアトラクションにヒントを得て作られたアトラクションです。
それとか、世界一大きな新生姜ヘッドという被り物も展示されていて、その大きさはなんと5メートルにもなるんだそうで、
実際に着用して記念撮影ができたりプロジェクションマッピングが投影されることもあるみたいです!
そして、ネーミングのインパクトが大なアトラクションとして「ジンジャー神社」というダジャレもかけた神社でしょうか!
全身を温める効果を持っている生姜とかけて、生姜の効果が2人の仲をポカポカにするというのを掲げているところから、夫婦円満とか恋愛成就、健康長寿といった項目が上げられているんです!
それにしても、ジンジャー神社とは一本取られちゃいましたね!(笑)
実際に御朱印帳やお守りや絵馬なんかもミュージアムショップで販売されていて、おみくじも引くことができるところが結構人気なんだそうです!
そして、「新生姜メニューが食べられるお店が欲しい」という要望にしっかり応えた、「カフェニュージンジャー」というカフェスペースも外せないですね。
岩下の新生姜ピザやソフトクリームといった軽食からプレートメニュー等のボリューミーなメニューまで、
全てのメニューに「自由な発想で新生姜を楽しんで欲しい」という方針で運営されているカフェなんです。
新生姜はもともと漬物という文やでの商品でしたが、自由な発想で楽しんで欲しいという案は斬新ですね☆
そんなところからも、カウンターに置かれているドレッシングや新生姜のトッピングは取り放題にしているんですって☆


大きく分けるとこの三つのエリアで構成されているんだけど、この三つのエリアのアトラクションの中に
さらに遊び心満載の常設アトラクションや月替わりの限定アトラクションが登場することもあるので、かなり凝った作りになっているといっても過言ではないとおもいますよ!
しかも、カフェニュージンジャーとミュージアムショップ意外は全て無料というから本当に太っ腹だなぁって思ってしまいましたよ(@@)
最後に交通アクセスを乗せておきますね。車で行く場合は、東北自動車道栃木インターチェンジから15分と、かなりアクセスは良さそうな場所ですね。
82代もの駐車場スペースもあるので、車でも安心して来られそうですね☆
こういった地方立地型の施設は車で行くのが前提かと思いきや、ちゃんと公共交通機関を使って行くこともできるんです。
東部日光線の栃木駅から徒歩12分前後か、栃木駅北口からふれあいバスに乗車すれば、何と「岩下の新生姜ミュージアム前」というバス停があるので、交通の便もかなり良さそうです!


いかがでしたでしょうか。本当にかなりかいつまんで駆け足で紹介してきましたけど、もともとは個人のコレクションを展示していた岩下記念館だったことも驚きでしたね。
「イッワシッタノーーーシンショウガ」というあの独特なメロディーのコマーシャルは、おそらく誰しも一度は耳にしたことがあるかも知れませんが、
このミュージアムでは超ロングバージョンが常に流れていて、どんなものにも新生姜を合わせることができるんだよぉーというアピールも、さりげなくしているのも隠れた魅力化も知れないですね♪
これからが旬になってくる新生姜の新しい魅力に触れて、様々な用途に使用していきたいものですね☆
それでは皆さん、本日もginger up!!



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