生姜紅茶がもたらす相乗り健康効果とは?


 

暖かい飲み物というと、冬の代名詞のような扱われ方をされることが多いですが、たとえば暑い紅茶や緑茶は季節を問わず1年を通じてよく飲まれているんですよね!
「えっ?夏に暑い飲み物なんて考えただけで汗が噴き出してきそう!」なんて思われた方々、いやいやちょっと待ってください。
たとえば、夏の蒸し暑い日のことを想像してみてください。室内は寒いほど空調が効いていて、そこからいきなり蒸し暑い外に出たり、その逆でも体はそれに付いていくのが本当に大変です!
さらに、冷房が効いた室内に長くいすぎると夏でも冷え症を発祥してしまうことも多いんです!
そんな冷え症から1年を通して守ってくれる効果があると期待されている飲み物が、実は生姜紅茶なんです。
どちらも手軽に購入できるものですが、生姜紅茶は生姜の使い方次第で体にもたらす健康効果が変わってくるんだそうですよ☆
こんな時期だからこそ、生姜紅茶をうまく活用し分けながらコロナや冷え症にも打ち勝つ健康的な体作りを目指したいものですね!


風邪かな?ってときの生姜紅茶の活用法とは?


 

風邪はもちろんのこと何か体がだるいなぁと、体調がすぐれないときも誰しもあるでしょう!
このコーナーの最初のコラムで生姜の3大成分について取り上げましたが、そんなときは強い殺菌効果があるジンゲロールを含んだ生の生姜を紅茶に加えればいいのです。
たとえば、普通に入れた紅茶に生姜を摩り下ろしたものかしぼり汁を加えるのが、いちばん手軽な方法かも知れません!
飲むタイミングとしては、寒気がしたときや喉がイガイガするなぁなんてときなど、「風邪かな?」っと感じた初期に飲むのがお勧めですよ!


 

茶葉を発酵させて作る紅茶も生姜も体を温めるだけでなく抗菌作用の働きがあるので、これに生姜の持っている発汗解熱作用を+することで喉の炎症を抑えたり熱を下げることができる効果があると言われているんです。
ですが、ここでちょっと注意しなければいけないのは、上で紹介した紅茶を作るときに使う生姜は必ずジンゲロールを豊富に含んだ生の生姜でなければならないということです。
というのも、加熱したり乾燥させたりすると体はぽかぽかと温めてくれますが、発熱したときにこれらの生姜を使ってしまうと
逆に体の中に熱を籠らせてしまい、風邪を治すどころか体調悪化を招く可能性があるからなんですよね!
とは言っても、生姜を加熱したり乾燥させたりしたものを加えると、冷え症対策の力強い見方になってくれるのです☆


冷え症を予防する生姜紅茶には黒砂糖やはちみつの力も欠かせない要素


 

風邪の初期症状のときには生の生姜を使うといいと書きましたが、特に冷え症に効くと言われているのは加熱や乾燥させた生姜なんです。
乾燥生姜は自分で作ることもできますが、現在ではスーパーの健康食品の売り場や薬局でも
粉末タイプやチップ状になったタイプも売られているので、これらを使ってもその効果は絶大ですよ!
作り方も、生で入れていた生姜をこれらに差し替えればいいだけなので、とても簡単です (^O^))
ジンゲロンやショウガオールと紅茶の発酵成分との相乗り効果で体全体に熱を運んでくれる働きによって冷え症を予防してくれるのです。


 

さらに、この効果を高めてくれる最強の食材があるんですが、何だと思いますか?
それは、栄養豊富な黒砂糖なんです。
黒砂糖には脂肪燃焼や血行促進作用といった働きを持っていて、生姜で作りだされた熱を血液を通して体の隅々まで体温を運んでくれるので、
夏の冷房が効いた部屋はもちろんですが冬の寒いときにも冷え症改善に一役も二役も買ってくれることでしょう☆


 

そしてそして、喉をうるおしてくれるのに効果があるといえば、蜂蜜も忘れてはいけません。
蜂蜜も、黒砂糖と同様に健康にいいとされる栄養がたくさん含まれていて、砂糖の半分くらいの量でも甘味を感じられるので、
浸かれた時に生姜紅茶に甘味を加えたいときは喉の粘膜を潤す効果が詰まっている蜂蜜がお勧めです!
それほどしつこくない甘味で、それでいて少量でもその効果が促進されるというなら、蜂蜜や黒砂糖は最良の食材かも知れませんね。


1日3杯の生姜紅茶の毎日の摂取で感染症予防にも効果あり?


 

日本で親しまれている緑茶を毎日飲んでいる人は、体質にもよりますが風邪を弾きにくくなるということを聞いたこともおそらくあると思います。
私自身も、過去に風邪を引いて病院に行ったときに緑茶か紅茶があれば毎日飲む習慣をつけると風邪予防に効果があるとお医者さんから勧められたことがありました。
何でも、緑茶の渋み成分の代表格と言われているカテキンにこの効果があるとされていて、ウイルスに結合させることができウイルスの吸着を阻害して感染を防いでくれるというのです。
お茶を飲むことでウイルスも体内には入りますが、胃酸とこのカテキンの効果で動きが阻害されてウイルスは死滅してしまうのです。


 

このことは、発酵茶でもある紅茶でも同様の効果が期待されているのです。
紅茶は緑茶と違ってフルーツやスパイスなどを加えて楽しむことができるという利点があり、当然生姜紅茶もこの部類に入ると言えますよね。
紅茶でも緑茶でも20分乃至30分に1度といったようにこまめに補給するのが最良ではありますが、なかなかこまめに飲む環境が作れないという場合もありますよね!
生姜紅茶の場合、例えば食後に1杯、仕事などの休憩時間に1杯、人ごみから帰ってきたらすぐに1杯といった目安で飲むことで、感染症予防に効果があるんだそうですよ!
これを毎日飲む習慣をつけることで免疫力も上げられるとあれば、試さないのはもったいないです!
とは言っても、医学的に保障されているものではありませんが、それでも習慣づけで感染症から予防できる方法としては無理なく手軽に始められるかもしれませんよ!


 

生姜紅茶一つととっても、生姜の使い方次第で様々な効能があることが少しでも分かっていただけたと思います。
毎日の生姜紅茶の摂取で、1年を通して健康の大敵でもある冷え症や感染症を予防して、健康体を目指して行きたいですね♪
ところで、乾燥生姜は自分でも作ることができることも冷え症の予防効果が期待できる生姜紅茶の作り方で軽く触れましたが、
この詳細については来月のコラムでたっぷりとお伝えしますね!
どうぞお楽しみにぃー (^O^)
それでは皆さん、本日もginger up!!



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