「お婆ちゃんの知恵」とも言われるほどよく利用されていた手当方法かも!


打ち身やねんざや怪我なんかしたときに、誰しも一度は冷湿布や温湿布にお世話になったという経験はあるでしょう!
あのメンタム系のすっとするにおいが、「なんかこう効いてくる感じがするなぁ」なんてのんきなことを思っていたこともありましたが、
ねんざのときには大好きなお風呂に入るのも一苦労で、さらに昔の湿布はものすごい厚みがあって目立つので、
正直言ってかなり恥ずかしいものでしたよほんと (*_*)
そんな風だったから、昔から「おばあちゃんの知恵」とも称された民間療法でもある「生姜湿布」の存在を知る由もなかったのでしたとさ☆
現在の市販の湿布はテープ状になっており昔ほどの厚みも改善されて、目立ちにくいものに変わってきていますよね!
これはこれですごい技術なんですが、生姜湿布もいろいろ調べていくと、市販の湿布以上に知られざる効果がたくさん詰まっているんだってことも分かってきました。
今回はそんな生姜湿布の知られざるパワーや、作り方なんかを皆さんと一緒に見ていくことにしましょうかねぇ!


様々な料理のアクセントや薬味にも重宝され、布袋やハンカチに包んで入浴剤替わりになったりと、
食べることだけにとどまらずに生姜ほど様々な場面で多用することができる食材は、なかなかないかも知れませんよね☆
冬の生姜湯(飲む方じゃなくてお風呂に入れる方)は本当に体の芯までポカポカしてきましたが、生姜湿布もこの感覚に少し似ているかも知れないですね!
体を温めることはもちろんですけど、炎症を緩和してくれたり痛みを和らげたり、胃腸の調子を整えてくれたりと、
生姜にこんなに重荷を背負わせちゃっていいのってくらいたくさん薬効があるんです☆
殺菌作用や解熱効果、抗酸化作用がたっぷり詰まっている生姜ですから、これほどまでに多くの薬効が自然と生まれるんでしょうね!
材料も本当に手軽なものばかりです!あ、念のためですけど、湿布って言うくらいだから当然タオルやハンカチは必須なんですけどね!(笑)
それでは、その生姜湿布の作り方を見ていきましょう。


ひね生姜(普通にスーパーで売っている生姜のこと)100〜200グラム、お湯を張ったおなべ(だいたい4Lくらいがちょうどいい)とタオルと布巾、そして輪ゴムだけです。
どれも、日常で普通に使っているものばかりですね!
まずは、このひね生姜を摩り下ろして、付近の上に大胆にのせていきます。
もちろん荒削りでもOKなんですが、より細かく摩り下ろしたいとかそれこそ指の怪我が心配だなぁとか
かなりこだわりがある場合はフードプロセッサなんちゅう優れものを使うという手もありますよ!
そして、大胆に生姜をのせた布巾を包みしっかり輪ゴムで止めてから、沸騰する寸前のお湯でよく似だしていきます。
その後にだいたい70度になるまで覚まし、これで、大胆な生姜湯が出来上がりました。


さてここで、生姜湿布に早変わりするメインのタオルを登場させましょう☆
先ほど作った生姜湯に、このタオルをしっかり浸してから絞って行きます。
そしてこの絞ったタオルを患部に当てた後に、保温効果を持続させるためにビニールと呼びのタオルをかぶせれば完成です
タオルは2枚から3枚ほど用意しておくのがポイントです。
これは、当てているタオルが覚めても、生姜の成分がたっぷりしみこんだお湯に予備のものを何回かかわるがわるつけておけば、さらに効果もアップするんだそうですよ
肩こりが酷ければ肩に当ててこりをほぐしたり、打ち身や神経痛や関節痛が発祥した場所に当てれば痛みを和らげてくれたり、
全身の血行促進にも効果を発揮してくれるので、冷え症改善にももってこいかも知れませんねぇ☆
さらに、生姜の優しい香りにはアロマ効果もあると言われていて、リラックスしたいときなんかにもいいみたいなんです!
少し手間はかかりますけど、市販の湿布をとっかえひっかえ使うよりも環境面でも影響が少なく、エコな湿布と言っても過言ではないでしょう。
今回は過程で手軽に作れる方法を紹介しましたが、んー、それでも面倒くさいなぁという方は普通の湿布に生姜成分が練りこまれた生姜湿布も販売されているんです!
とにかく、生姜の成分が入るだけで様々な怪我や痛みに留まらず胃腸を整えたり癌の抑制にも一役買ってくれるといったように、
なんにでも効くといったら言い過ぎですがそれでも体のバランスをしっかり保つにはうってつけかもしれませんよ!


いかがでしたでしょうか!生姜湿布という生姜を貼るという発想はなかなか思いつかなそうですが、湿布としても代用することができてしまうんですね!
私はてっきり、スライスした生姜を患部に貼ってハンカチか何かであてがうものだとばかり勘違いしていたんですが、
大胆に生姜を摩り下ろしてじっくり煮だして、そこにタオルを浸すことで、様々な効果を引き出すことができるならば試してみる価値は十分にありそうですよね!
先ほども、清涼感のある生姜の香りはアロマ効果が期待できるということを紹介しましたが、実際にアロマの世界でも生姜の香りは実に多く利用されているみたいなんですよね。
専門ショップのアロマコーナーに行けば、生姜オイルなんかもたくさん売ってたりしますからね (@@)
私自身もアロマの世界はほとんど無知ですが、来月はそういった部分を掘り下げていきたいなぁと思っています。
そう、来月でこのコーナーが開設されてちょうど1年が経つんです (@@)
2度目の「生姜の日」を迎えることができるのも、ここに訪れてくださる皆さんのおかげですよ!本当にありがとうございますm(__)m
近々、いろいろな生姜レシピなんかも続々紹介していかれたらという思いも芽生え始めているところです!
それでは皆さん、本日もginger up!!



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