特に生姜の香りに効能が秘められているんだとか?


「生姜は食べるだけじゃない」というコラムで、お風呂に入れて入浴剤替わりにすると、古くなった生姜でも無駄なく使いきることができて、 アロマ効果も期待できるかも知れないなんてことを書いたことがあります。
アロマテラピーでも、様々な香りを調合させて楽しむだけでなく、一つのハーブの香りで多種多様な効能を得ることもできますが、
そこへいくと生姜もこのアロマの世界では十分に通用でき、摂取するときと同じような効能が精油からも得られるというのです(@@)
もともとアロマテラピーで使用している精油(エッセンシャルオイル)というのは、様々な植物から取れるものがほとんどだと聞きますが、
私自身アロマに関してはほとんど無知なもんですが(苦笑)、アロマの世界で生姜が活躍しているなんて話を聞いたら、調べずにはいられません!(笑)
ということで、生姜から取れる精油で得られる効能や使用方法などを、さくっと紹介してみようかなぁと思っています。


まずは、さっきから私「生姜由来の精油」とか日本語で書いてましたけど、精油の名前のほとんどは英語名を使用することが一般的らしく、「ジンジャー精油」などと言ったりします。
なもんだから、植物としての生姜もカタカナで「ジンジャー」と表記することがほとんどなんだそうです。
確かに、「ジンジャー」と表記してある方が、なんだかスパイシーな響きだしイメージの持ち方もだいぶ変わってくる感覚もしてきますね!
それこそジンジャーエールのときの勘違いじゃないですが、どこかの神社の一角でこの植物が生えていて
そこから精油を抽出できたら、これがほんとの「ジンジャー精油」なのかも知れないですね(^^;;
なぁんて駄洒落言っている場合じゃなくて、精油の効果の話でしたね☆
この精油はだいたい5〜10mlほどの容量で、1600円から3200円ほどが購入目安と言われているんだそうです。
これを水蒸気蒸留法と言って専用の器具で水蒸気上に少しずつ拡散させる方法で使用するのがポイントです。
5ミリから10ミリリットルほどでこの値段はかなり高架な部類に入るかも知れませんが、水蒸気上にほんの少しずつ使用することを考えたら、妥当な値段なのかも知れないですよね。


続いて、使用時に得られる様々な効能として、まず身体に得られる効能から紹介すると、
食用のトキとほぼ同じで免疫力を高めたり体を温めてくれる作用が含まれています。
さらに、消化器系にも効果的と言われていて消化不良や食欲不振のトキでも増進に一役買ってくれるかも知れませんよ!
さらに、心への効能としてはピリッとした独特の香りは感覚を刺激してくれる作用があります。
ここぞという時に集中したい場合とか記憶力を最大限に使いたいときなんかには、この精油はかなり効果が期待できそうですよ。
また、体を温めてくれる働きは新陳代謝を良くしたり肌のくすみなんかも改善してくれたりもするそうなんです。
お部屋に拡散させて仕事や作業をしたい時や集中したいときはうってつけと言えるかもしれませんし、
お風呂に1滴たらして香りを楽しむ「アロマバス」といった使用方法も良さそうですよ。
摩り下ろした生姜を布で包んで入れたときとほぼ同じ効能を得られますが、香りの方を楽しみたいときは精油の方が一歩進んでいると言ってもいいでしょう。
これだけ万能な効能が詰まったジンジャー精油でも、注意もいくつかあるんですね。
結構皮膚への刺激が強いので敏感肌の体質の場合は慎重に使用する必要があります。
なので、怪我をしたり炎症を起こしている肌には使用をちょっと控えた方がいいかも知れませんよ!
今回は精油にこだわって紹介してきたけれども、何も精油を使うだけがアロマではなくて、前に紹介したことのある生姜紅茶を飲むだけでもばっちりアロマ効果も期待できますし、
よくにおい袋といっていろいろないい香りを詰めたものも多く販売されていてそのほとんどが携帯できるので、
アロマといってもそんなに難しく考える必要はないんですよ!
様々な方法で、ジンジャーの香りを楽しんでみてくださいね。


いかがでしたでしょうか。「アロマテラピー」というとなんだか身構えてしまって特別なもののようにとらえられてしまうこともありますが、 実は皆さんの身近なところでもアロマ効果というのは結構取り入れられているものなんですね。 次回からは、また様々な生姜レシピを紹介するシリーズをちょいちょいお届けしていこうかなぁなんて考えています。
それでは皆さん、本日もginger up!!



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