1年に1度の七夕更新!


 

今年は何と言っても、今まで当たり前だと思っていた生活が新型コロナの出現に振り回されて、
その当たり前の生活や経済関連の事柄をも奪ってしまった、いわゆる「コロナ禍」な年になってしまいそうですよね。
そして、追い打ちをかけるように旧州を中心とした豪雨災害に見舞われてしまった皆様に、改めてお見舞い申し上げます。
7月7日は七夕だなんて悠長なこと言ってる場合じゃないのかも知れませんが、このページの七夕更新はコロナ禍だろうと今年も変わらずに行いますよ!
年に1度だけでも、このページで埼玉県のラジオ局であるNACK5の話題を皆さんと共有できるこの瞬間を、毎年楽しみにしていたりするんです!
毎月どこかしらの地域の風が吹いているようなこのページでも、やはり主たる主人公の都道府県にあるラジオ局のことをスルーしてはいけませんね♪
2005年(平成17年)7月9日に見切り発車的に誕生させたこのコンテンツも、気づけば本日でまる15年が経ったことに私自身が奇跡を感じています。
そして、このNACK5の代表的なパーソナリティ紹介も今年で4年目に入り、いかに様々な個性がまじりあっているかが手に取るように分かりますよね。


 

1998年(平成10年)から現在まで続いている長寿番組の一つに「HITS! THE TOWN」というのがありますが、
この番組の開始当初からパーソナリティーの座に君臨していた人物こそが、今回の主人公である「バカボン鬼塚」です。
トークもさることながら、場面場面に応じて巧みに声色を使い分けるユニークな手法は、この人の右に出るものはいないと言っても過言ではないでしょう!
静岡県清水市(現在の静岡市清水区)の出身のラジオパーソナリティですが、他にも俳優やナレーション、果てはミュージシャンという実に幅広い肩書を持った人物です!
大学時代には落語研究会にも所属して活動する一方で、在学中から並行してメディア関係の仕事もこなしていたといいます。
この経験を生かして、劇団青年座で舞台俳優を目指して芝居の勉強を積んだ後に、放送作家として番組制作に携わったり、
J-WAVEの看板番組「TOKIO HOT 100」のアシスタントディレクターを務めていたことが、ラジオパーソナリティーを目指すきっかけになったんだそうです。


 

また、これらの活動とは別に大道具のアルバイトを渋谷で行っていた経験もあり、ここで後に共にミュージシャン活動をすることになる菊池淳介(キクチジュンスケ)と出会い、村上 雄信(ムラカミユウジ)を加えて、
「かかし」というフォークバンドを組んで活動するなど、本当に活動の範囲も多岐にわたっています。
バカボン鬼塚というニックネームで広く親しまれていますが、本名は鬼塚 公仁(オニヅカミキヒト)という結構仰々しい名前なんですね♪(笑)
特にNACK5では「おにちゃん」という愛称で親しまれるバカボン鬼塚という芸名は、天才バカボンという漫画に出てくる「バカボンのパパ」に似ていることが由来だと言われています!
大学時代から様々な活動経験を持っていたことが契機となって、リスナー目線で練り上げた企画や身近な話題を全力で取り上げる番組づくりを特徴とし、
意味もなくオペラやヨーデルなどを披露したかと思えば突然声色を変えて何人もの人たちがしゃべっているような雰囲気を演出するといった方法を積極的に取り入れて、
番組に厚みを増してリスナーを楽しませる工夫にも余念がありません!
ちょっとかすれたような声質からか伊集院光と間違われることがよくあり、リスナーのお便りでも「伊集院さんこんにちは」と本当に挨拶されることもあるんだそうです!


 

現在では出身地の静岡でのラジオ番組に出演することも多くなっているけれど、NACK5でもこのリスナー目線での企画満載のスタイルはまだまだ健在です!
2003年から2017年まで長期にわたって放送されていた「The Nutty Radio Show 鬼玉」途中からは「おに魂」と若干ネーミングは変わっても、
上に上げたような特徴(特に巧みに声色を変えて大勢がしゃべっているような演出)があふれだしていて
1998年の放送開始から現在まで続いている長寿番組の「HITS! THE TOWN」では、これに「ポヨヨヨーン」とかクイズの正解・不正解の音とか、余りにもつまらないことを言った時には殴打する効果音も流れたりして、
毎週まるで読みきりの一つの物語や短編ドラマを見ているかのような違った視点で楽しむことのできる仕掛けが随所に鏤められていたりして、
鬼塚ワールドも「パワー全快大暴走!」といった感じで実にユニークなパーソナリティです!


 

「一般的な番組を越える番組づくりを目指したい」というポリシーで番組を盛り上げている根底には、
学生時代から培われてきた様々な経験が十分に生かされているのかも知れませんよね。
それに、放送作家やディレクターとしての活動も長かったことが、奇抜なアイディアや他のパーソナリティがなかなか思いつかないような番組づくりにつながっているんだと思います。
番組づくりの裏側まで知り尽くしたパーソナリティというのもなかなか貴重な存在と言えるのではないでしょうか。
多くの世代のリスナーを獲得しているだけでなく、埼玉県にありながら関東地方のほぼ全域をカバーしているNACK5で、
バカボン鬼塚の番組が幅広いリスナーに支持される背景には、こうしたたくさんの経験から生まれたユニークさにあるんでしょうね!
NACK5はそれでなくてもリスナー目線で作られている番組は多いですが、その先駆者となったのはバカボン鬼塚の存在が大きく影響していると声を大にして言えるでしょう。
これからも、NACK5にまだ見ぬアイディアを携えた鬼塚旋風が容赦なく吹き荒れることでしょう!
ということで、今年も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございましたm(__)m 
また来年、このコーナーでお会いしましょうね☆



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