第6回、miserable weather


 

6月1日、この日は気象庁が定めた「気象記念日」に当たる日です。
ということで、だんだんと息を吹き返してきた連載コーナー、「なるほど!E天気」の6回目をお送りいたします。


 

6月に入ると、あちらこちらで梅雨入りの便りが相次いで届けられてくる時期ですが、
雨の日ばかりが続いてしまうと、同時に「陰鬱な天気だ」とか「うっとうしい天気ですね」なんて言葉も、聞かれ始めてきます。
これに相当する英語の表現も数多くありますが、一番有名なものとして「miserable weather」(ミゼラブル・ウェザー)という表現があるんです!
この言葉の響きだけでも、憂鬱そうに聞こえますね!(汗)


 

miserableという単語には「哀れな」とか「うっとうしい」という意味があり、 土砂降りの雨が降るという天候よりも、空がどんよりとしていて日中でも夜みたいに暗く、雨がしとしと降って湿度が連日高い天候が続く様子が現れています。
日本では、まさに6月のうっとうしい梅雨の時期に相当しますね。
この表現は、主にアメリカ全土で使われることが多く、気象サイトでも再三使われている言葉の1つです。
What miserable weather!というと、「泣きたくなるような天気です」となり、お天気に関する会話でも時々使われることも少なくありません。

音声(うっとうしい天候)

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