第5回、rain cats and dogs


かなりご無沙汰してしまい、もはや「自然消滅か?」なんてささやかれてしまいそうなほど冬眠してしまっていた連載コーナー、「なるほど!E天気」の第5回をお届けいたします。
今回は、なにやら不思議なタイトルから始まりましたが…。


 

4月・5月は特に天気が変わりやすい時期などと言われていて、突然土砂降りの雨が降ってくることも少なくありません。
日本語では「土砂降りの雨」でも、これが英語になると「rain cats and dogs」(レイン・キャッツアンド・ドッグス)というユニークな表現が使われています。
どうして、土砂降りの雨に猫と犬が関係しているんでしょうか?


 

様々な説が伝えられているようですが、北欧の神話で、猫は雨を降らせる力があり、犬は風を起こす力があると信じられていたと言います。
他には、雨から身を守ろうと猫と犬が屋根に登ろうとして滑り落ちたことから転じて、こう呼ばれるようになった説もありますが、真偽のほどは分かっていないようです。


 

それでも、動物を用いた天気の表現ってすごくユニークだし、想像力も高めてくれそうですよね☆
あまり天気予報の中では使われることはないフレーズですが、日常会話ではよく使われているといわれる表現なので、
本当に土砂降りの雨が降ってきたら「あぁ、そういえばこのページでトリビアみたいなこと言ってたなぁ!」程度に、
頭の片隅にでも思い出していただければ幸いですね!!

音声(雨が土砂降りに降る)

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