今月の市町村


 

夏になるかならないかというはっきりしない梅雨のじめじめ感があちこちで漂いつつ、2011年も早くも折り返し地点に到達してしまいました☆
この時期毎回同じようなこと書いてるかも知れないですけど、年を重ねるごとに1年があっという間に感じてしまうものなんですよね!(苦笑)
それになんといっても、今月はテレビ環境においてものすごく大きな変化もありますね。
それは、これまでのアナログ放送から地上デジタル放送へ完全に切り替わることですが、皆さんはチデジ対策は万全ですか?
つい数年前までは値段も高価だった液晶テレビも、チデジの波に乗ってリーズナブルな値段の品物が所狭しと並ぶようになってきましたよね!
携帯用の液晶テレビなんか、夏のレジャーにも一役も二役も大活躍しそうですしね!
夏も もうすぐそこまで来ていますが、頼むから湿度というおまけだけは勘弁してほしいものですわ☆(苦笑)


 

さて、特にこのコーナーに長年親しんでくださっている読者の皆様ならば、ぴんとくる月でしょう。
4ヶ月に一度埼玉県を巡っていて、今月がその月に当たっているんですが、この規格もまもなく8年目を迎えようとしています。
 NACKN あれっ?なんか違わないか?8年はもうとっくに迎えてないかなあ。
 AMATY あのねえNACKn、あなたねえ、初回からずっといろんな市町村を巡ってきたのに、もう忘れたんですか?
 NACKN んっ?えぇーっとぉー、このホームページを開設した5月はさいたま市だったし、……、
あぁー思い出した!その年の11月から現在のスタイルになったんだったよ!
 AMATY はぁー、やっと思い出してくれたかぁ、もう頼むから忘れないでくださいよぉ。しかも8月に取り上げた所沢市をみごとに抜かしてるし!
 NACKN ギョエェー、所沢市は現在AMATYが毎日通ってる所だっつうのに…、ほんとにごめんなさぁい。
NACKNもそろそろ物忘れが激しくなってきたかねえ?
 AMATY ってあんた何歳だよ☆!(苦笑&汗)
ということで、今回は上でも挙げているように埼玉県を巡る月。工業地帯としてまたボートの街としても知られている戸田市を訪れてみましょう。
戸田市といえば、なんといっても戸田競艇だよねえ!
 NACKN お、個人的には馴染みの都市だぞぉ♪池袋から埼京線一本で行かれる立地条件がいいよね!
 AMATY そうそう、今回はNACKNにとっては鉄道経路はちょっと物足りないくらいつまらなかったんじゃないかな?
 NACKN いえいえ、情報量が少なくても確実性が大事だしね。あれっ?こんな所にお芝居の道具類が詰まったコンテナ倉庫が…。いったいこれはなんだ?


 

戸田市はどこら辺にあるんだろう?


 戸田市は、埼玉県の南部に位置していて、昔から「ボートの街」と親しまれてきている市町村なんだよ!
「戸田といえば戸田競艇」というくらい競艇が盛んに行われてきているから、戸田はボートの街という意識が高まってきているのかもね!
現在は、埼京線が通っているから市内へのアクセスも本当に楽になったけれど、これ以前は交通の利便性が非情に悪かった所だったんだ!
また、市内を流れている河川として、荒川を中心に笹目川、菖蒲川、緑川といったように、自然に関する名前の河川が多いことも隠れた特徴かも!


 

えぇー?戸田ってすごくアクセスしやすいイメージがあったんだけど、当時はそうだったんだぁ!で、その頃はどんな鉄道事情だったの?


 最近どんどんと新しいタイプの質問が増えてきてるね!(笑い)ほんと、今の戸田市からは創造しにくい光景だけれど、
当時は本当にそういう現実があったんだよ!
赤羽線が延伸する形で埼京線として開通したのが1985(昭和60)年のこと。
それまで、戸田市へは蕨駅や川口駅等を経由してバス路線か車を利用しないと行かれなかったんだよね!


 

当時は赤羽線しかなく池袋から赤羽という非常に短い区間を結ぶ鉄道はあったものの、
そんなところから、競艇は盛んでも「陸の孤島」なんてよく言われていたらしいね。(苦笑)緑や自然には恵まれているのにね!
だから、埼京線の開業は特に戸田市民にとっては本当に歴史的瞬間ほどの喜びがあったんじゃないかなあ!
浦和や大宮へは赤羽で京浜東北に乗り換えればまあまあの時間で行けるけれど、戸田市内を埼京線が通るようになるという話題は、ニュースにまでなったくらいだしね!


 

なるほどぉ!そんなに不便な時があったのかぁ。確かにいろんなところ経由しないと行けないのは少々面倒くさいね。他にはどんな特徴があるんだろう?


 うん。今まで競艇のことを中心に触れてきたけど、もう一つの特徴としては、埼玉県の市町村以外にも東京の特別区にも隣接していることもあり、
運輸関係の会社や倉庫・印刷所なども多数立地している、いわゆる「工業の街」としての顔もちらほら覗かせているんだよ!
ちょう有名な企業の支店や工場があるのもこの市なんだよ!
たとえば、ヤマト運輸の北東京支店とか、明治乳業の東京工場、三洋電機の戸田流通センターといったように、よく耳にする企業の工場が名を連ねているね。
それに、みんなもよく知っている毎日新聞の印刷所があるのも、なんとこの戸田市だったってのはびっくりだね!!(@@)


 

23区と接している市町村は数多くあれど、それぞれが隣接区の影響を少なからず受けているものだけれど、
この市は都心にもさほど遠くないことから、言わずと知れた企業の名前を耳にできるのは、都心の影響を大きく受けているからなんだろうね!
その証拠に、市内のほとんどが市街地だっていうし!


 

自然と市街地が調和する都市っていいよねえ。ところで、この市には街づくりコミュニティってのがあるって聞いたけど?


 そうなんだよ!戸田市では「平和都市宣言」をもっとも早い時期にしている都市でもあるから、
市民を中心として「街づくりコミュニティ」を立ち上げているんだよ。
このコミュニティでは、市の特性を生かしたいろいろな事業が転回されているけれど、
中でも特質すべき事業として、市内でだけ通用するエコマネーの「オール」があることでしょうか。
これは、通常の紙幣を二まわりくらい小さくした形状で、紙面にも戸田のボートが描かれているので、「オール」という貨幣単位なんだって。


 

エコマネーって、私自身もまだお目にかかったことがないんだけれど、いったいどんなものなのかちょっとイメージしづらいですねえ!


 

水と緑と市街地が交錯する競艇の都市 戸田市。
ところで、冒頭でNACKNがちらっと触れていたコンテナ倉庫の正体というのは、実は 自分が所属する劇団ふぁんハウスの道具倉庫がこの市にあるんですよね!
倉庫の扉を開ければ、十数年の沢山の思い出がつまっていて、思わずノスタルジックな気分になります。
けど、今回いろんな角度からこの市を探ってみても、本当に様々な物流倉庫も点在していたことに、純粋に納得ですね!
いやぁそれにしても、毎日新聞の印刷所もこの市だったなんて、毎日新聞のキャラクターであるナルホドリ君も強く納得していることでしょう!(笑い)
戸田市に関する詳しい内容は、戸田市ホームページ へどうぞ。
市町村データやイベントが充実したホームページです。


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