今月の市町村


 

皆さん、いつもお忙しい中をこのコーナーにもお立ち寄りいただきまして、本当にありがとうございますm(__)m
そんな皆様に変わらずに支えていただき、この5月にマイタウンコラムも8歳のお誕生日を迎えることができました!
本当にいつも月並みな挨拶しかできませんが、開設当初から同じスタイルでここまで続けることができているのも、
ここにアクセスしてくださる皆様の支えあってこそのものだと、言葉だけでは伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
ついこの間、8年前の開設当初のこのコーナーに訪れてみたら、書き方も表現も今とはだいぶ違っていて、これだけでも8年の歴史を感じてしまいました。
これからも、訪れてくださる皆様を励みに、さまざまな市町村の魅力を、分かりやすく楽しくお伝えしていきますので、
この「Amatiasの玉手箱」の名物コーナーとして、気軽に情報誌やガイドマップを開くような感覚でお楽しみいただければ幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いしますm(__)m


 

さて、ゴールデンウィーク(GW)の谷間のこの時期、今年は皆様はどのように過ごされるんでしょうか?
震災や原発事故・それによる風評被害も広がってしまってますが、こんな時こそ普通にGWを楽しむことが、
被災地の方々のいちばんの励みになるんじゃないでしょうか。
 NACKN そうだよねえ。今年は、お花見もGWも自粛モードになってるところもあるみたいだけど、このHPでは何か自粛したことってある?
 AMATY そうだねえ、コーナー事態自粛することはしなかったけれど、第2週と第3週の金曜日にやっているチャット会を2週自粛しちゃったことならあるなあ。
でもね、久しぶりにチャットを再開したときに、「待ってました!」とばかりに続々と集まってきてくれたことで、
このページだけはいつもどおり続けていこうって強く感じたものだよ!
 NACKN なるほどねぇ☆そういえば、自粛しないでっていえば、毎週土曜日に読売テレビで放送している
「ぶらり途中下車の旅」が、震災後のかなり早い時期に放送再開したって聞いたけど、やっぱり再開を願う意見が多かったんだろうね!
 AMATY ヨ、読売テレビって!あんたどこの出身やねん?(笑い) せっかくいいことゆうてたんに、この一言で落ちがついちゃったよ!(汗)
(注釈):読売テレビというのは関西での呼び方で、関東でいう日本テレビ(ニッテレ)のことです。
とまあ、のっけから漫才のような雰囲気になってしまいましたけど、いつもこのコラムではGWのあるこの時期、毎年小旅行気分でお送りしていますが、
今回は、福島県の仲通に位置する郡山市を取り上げてみましょう。
新幹線もようやく全線開通したし、観光で訪れる方も多いですかねえ。
 NACKN そうだった。新幹線の復旧までめちゃめちゃ早かったよねえ。今日はGWだし、ちょっと贅沢に新幹線で行ってみますか。
 AMATY そうだね、たまにはこうやってちょっぴり贅沢して行くのもいいよねえ。経済的にもあまり自粛したら今度は経済が破綻しそうだし!
 NACKN あれっ!そっちにいっちゃったかぁ。と言ってる間に、もう郡山駅に着いちゃったよ!ヒャァー、新幹線ってほんと早いなあ☆


 

郡山市っていったいどの辺りにあるんだろう?


 郡山市は、福島県の仲通という地域のほぼ中央に位置していて、周囲は山々や美しい湖・水源などの大自然に囲まれた中核都市なんだよ!
福島県のほぼ真ん中に位置するこの市は、古くから「みちのくの玄関」と呼ばれ親しまれてきたところだよ!
東北自動車道・東北新幹線の開通に加えて、1993(平成5)年の福島空港が開港するなど、東北と関東を結ぶ拠点としてだけでなく、
どんな交通手段でも情報や人々やものが容易に共有しあえるという特性から、「陸の港」と呼ばれることもしばしばあるくらいなんだぁ!


 

オォー!大自然がありながら、そんなに立地条件の整った市町村だったとはねえ。ところで、仲通ってどんな地域なんだろう?市の特徴とともに知りたいねえ?


 お、面白い質問のしかただなあ!(笑い)確かに、仲通とかっていうと、どこかの大きな主要通りかなあってイメージが強いよね☆
しかし、仲通というのは、福島県を代表する地名で、会津地方・浜通りとならんで福島の有名な地域の一つなんだよ。
南北に連なっている奥羽山脈と阿武隈山地の2つの尾根にはさまれた中間に位置する地域を仲通といって、
福島市を中心とした福島都市圏、経済や産業の拠点として機能している郡山市を中心とした郡山都市圏が、「域内二大盆地」としての位置を占めているね!


 

実際、郡山市は県庁所在地ではないのにも関わらず、上でも挙げたように全国的に見ても交通の立地条件に加えて、
農業・商業・工業などにおいてもうまくバランスのとれた都市を形成していて、県庁を郡山に移転させようという計画まで持ち上がるほどなんだよ!


 

しかし、かつては犯罪や暴力団による抗争発生率の非情に高かった市町村という悲しい一面もあったものの、
現在は音楽を中心とした活動が強化されて、「音楽都市郡山」宣言を掲げたところなんだよ!


 

自然を堪能しながらの音楽コンサートってのも心までほっとする娯楽だよね。でも、そんな悲しい過去まであったなんて。ところで、郡山市の公会堂が市のシンボルにもなってるってほんと?


 そうなんだよ!この市にある公会堂が建設されたのが、1924(大正13)年で、郡山の市制施行の記念行事の一環だったんだって!
オランダにある「平和宮」や大阪市の中央公会堂をモチーフに建設されたと伝えられていて、外壁に時計を埋めこむなどの
斬新なアイディアを取り入れたこの公会堂は、市民の活動の場としての役割を果たしていったんだけれども、
1984(昭和59)年に郡山市民文化センターが完成すると、大規模なコンサートや大きな集いの中心地となったためにこの公会堂が使われる頻度が激減したものの、
現在でも市民の活動の場であることには変わりはないんだよ!


 2002(平成14)年に、建造物などに新たに創設された制度である、国の「登録有形文化財」にこの公会堂が登録され、
市のシンボルとしての位置付けをさらに確立した出来事でした。


 

公会堂って響きもなんだかレトロな感じで自分は好きだなあ!じゃ、最後に観光地や名産品を教えて?


 アッハハハ、最近そのセリフが決まり文句みたいになってきてるね!(笑い)
大自然がこの市のいちばんの特徴だから、それに見合った観光地も沢山存在しているんだよ。
観光地ではないかも知れないけれど、この大自然を利用した風力発電による発電所が、日本で4番目に広い湖の
猪苗代湖の南側に広がる布引高原に設置されているよ!
猪苗代湖は、天を移すほど水質がいいという意味で別名「天鏡湖」と呼ばれていて、
その湖の南側にこの高原が広がっていて、標高も凡そ2000メートルにあり、特に夏は沢山の観光客でにぎわうところなんだよ。


 

名産品としては、和菓子の一種として有名な「ゆべし」や薄皮饅頭、布引高原で作られている布引大根も、郡山を象徴しているね!
それと、市民の間では非情にポピュラーな菓子パンで食パンの中にミルク風味のクリームが挟んである「クリームボックス」は、
すごく人気が高いんだよ。
一般的に売られているクリームパンとはまた違った食管が味わえるみたいだよ。


 

大自然と市街地が共存する経済産業都市、郡山市。
ところで、このコラム内で公会堂が新鮮な響きだって書きましたが、そういえば最近公会堂って呼ばれていた場所が
別の名前のホールに変わってるところが実に多いなあと感じていました。
庶民的というか、気軽に利用できるってイメージが強かっただけに、この名前が消えていくのは実に残念なことですよね!
郡山市に関する詳しい内容は、郡山市ホームページ へどうぞ。

各コンテンツにアンケート形式のフォームが付いているのが、みんなで作り上げているHPだという印象を与えるページ構成ですよ!


他の市町村へも行ってみよう!
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