今月の市町村


 

何処となく春の足音があちこちで聞こえ始めてきた3月。1年の4分の1に差し掛かっているんですよね。
なぁんて考えると1年って本当にあっという間だと感じるものですが、それでもまだあと10ヶ月残っているわけで、
世間的には「まだ3月」という方が正しいのかも知れないですよね!
1日ごとに数秒・数分ずつ陽もだんだん延びてくると、全身はもとより心まで軽やかになってくるのは、おそらく自分だけではないはず!
そして、3月は卒園・卒業の月と同時に、年度末に当たる月です。自分自身、年末年始よりも気持ちを新たにできる月なんですよね。
卒業も、保育園・学校・大学など学業からの卒業もあれば、テレビやラジオのパーソナリティやアシスタントが番組を卒業していく例もあれば、
芸能界や音楽グループからの卒業という例も少なくないですよね!
数多くの番組やドラマ事態の最終回が続出し、企業でも新入社員を迎える体制を整え、どの業界でもみんな新年度歓迎ムードが高まってます。


 

卒業といえば、卒業旅行なんてのもありますよね!特に学生の皆さんにとって、この旅行は1年の総決算的存在価値があると思います。
このコラムも、そんな一こまに立ち会ったりお役に立てればと日々考え、ゆったりと旅を続けてまもなく8年になろうとしています。
 NACKN えぇー、もうそんなになるっけー?まだまだ4・5年くらいな感じでいたんだけれども…!
 AMATY そうだよ、このホームページのお誕生日である5月で、一緒にいろんな所を訪れるようになってから、まる8年になるんだよ。
 NACKN ヒェェー、ま、まる8年@@。どうりでNACKnも年をとったわけだわ!
 AMATY チョ、ちょいとNACKN、いきなりなんておばさん的発言してるんですかぁ☆まだまだぜぇーんぜんそんなこという年じゃないでしょ!
 NACKN あぁー、別にそんな意味で言ったんじゃないんだよぉ!(TT) 本当に早いなあって意味で言っただけなのにぃ!
 AMATY んもう、んならもっと子供らしい発言しなさい!ったくややこしい!
 NACKN はぁーい、ごめんなさぁいm(__)m (半泣き状態のNACKN)
 とまあまあ、少し漫才のようなやり取りをしてしまいましたが、気を取り直して今回は
秩父参詣からの清流「駒川」を抱える、埼玉県の坂戸市を訪れてみましょう。
坂戸は、埼玉県の中でもわりと新い都市なんだとか。どんな話題に出会えるだろう?
 NACKN 坂戸かぁ。確か川越のもっと先の方だよね。池袋から東武東上線の急行に乗れば、すぐに坂戸に着けるよね!
 AMATY そうそう、結構遠いようで実は都心からは近いし、交通アクセスも便利なんだよねえ!
 NACKN と思ったら、川越から結構駅数があるのにはちょっとびっくり(@@) ふぅーん、結構気候も違うよねえ。昔農業の都市だったことが、明らかだね!


 

坂戸市はいったいどんな所なんだろう?


 坂戸市は、埼玉県の中部に位置し、都心からは凡そ45キロメートルの所にある都市なんだよ。
古くから交通の幼少として栄えたこの市は、江戸時代は八王子から日光に至るまでの街道である「千人同心街道」の宿場町の役割も果たしていたよ。
市の南西から東へ秩父参詣からの清流である駒川が流れ、ほぼ平坦な地勢と肥沃な土地を活かした農業が非情に盛んでした。
最近では、「地産地消」という言葉が波及しつつあるけれど、農業が盛んな都市こそこの言葉がしっくりくるのかも知れないね!


 

「地産地消」ほんと最近よく聞く言葉だねえ。それじゃ、この市の簡単な歴史を知りたいんだけど?


 あれま、今回はいつになく強気で上から目線だね!(笑い)まあいっか☆
この市の歴史を探ってみると、ものすごく古くから 坂戸という名前が点在していたことがよく分かるよ。
時は遡ること1584(天正12)年のこと、現在の川越周辺を采配していた小田原の北条氏「大道寺駿河守政繁」が、
元坂戸から多数の宿を移したのちに新たな坂戸宿が開かれたのが、そもそもの起こりなんだって。
その後、1889(明治22)年の町村制が施行されると周囲の村々を合併し「坂戸村」が誕生しました。
さらに、1896(明治29)年に坂戸町へ昇格し、吸収合併や編入を繰り返していて、坂戸町の時期が非情に長かった場所であったことがうかがえるよね!
そして、1976(昭和51)年の9月1日の市制施行によって、坂戸市となったという経緯に至るんだよ。


 

9月1日といえば一般的には防災の日だけれど、坂戸市の市制記念日でもあるよ。それでなくても、どんな月でも1日が市制記念日って市町村は非情に多いね!


 

へぇー、市町村としてはあんがい新しい時期に誕生してるんだね!歴史探究はほんとに面白いなあ。他にはどんな特徴を持ってるんだろう?


 あれ、いきなりまともになったぞ!交通の要衝の都市らしく、鉄道の駅や道路などがおおく点在しているんだよ!
特に、市の中心となる東武東上線の坂戸駅も、1916(大正5)年に、当時の東上鉄道の開通で、坂戸町駅として使われていたんだけれど、
東武鉄道に移管されても市制施行時まで同様の名前の駅だったんだよ。
越生線も同駅に乗り入れているけれど、鶴ヶ島市との境に位置していることから、越生線は鶴ヶ島市が中心だと思っている市民も少なくないとか…。
 関越自動車道と圏央道の二つの高速道路をかかえ、国道407号坂戸バイパスが市内を貫き、多数の埼玉県道が通っていることから、
鉄道がありながらも車社会の市町村とも言えるよね!
それに、坂戸駅から川越を経由して成田空港まで直通する高速バスと、羽田空港まで直通している高速バスが出ているので、
出張や旅行に行く時でも安心だね!


 

なるほどね!どんな所に行く時でも困らなさそうだね☆そういえばその昔、この市がどこかと姉妹提携してるって聞いたことあるけど?


 おっ、なかなか鋭い質問だね!ここが坂戸市となってしばらくして、姉妹提携した都市があるんだよ!
それは、国内ではなく海外はアメリカ合衆国・アラバマ州・ドーサン市と1986(昭和61)年に姉妹都市として提携を結んだんだよ!
国内ではまだこのような提携はないものの、その代わりというわけじゃないけれど坂戸市の隠れた特徴として、多くの宗教関係の施設やお寺が存在しているんだよ。
これまで取り上げてきた市町村の中でも、異例といえる隠れた特徴だよね!


 

古くから交通の要衝として栄え、駒川を臨む都市、坂戸市。
今回は交通を中心に取り上げていたけれど、この市に送電線が多く「送電線発祥の地」という説があるんだけれども、
詳しいことが書かれてないので私もよくは分からない部分があるんですよね!(苦笑)
そうそう、予断ですが、地産地消というのは、地域生産地域消費という言葉の略で、地域で生産された農産物を中心にその地域で消費することを指すんだよ。
農業が盛んな所で、この言葉が波及している傾向にあるんだよ。
坂戸市に関する詳しい内容は、坂戸市ホームページ へどうぞ。
市のプロフィールと観光ガイドが非情に分かりやすい構成のページですよ!



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