今月の市町村


 

みなさーん、「A Happy New Year!!」いよいよ2011年の幕開けですよー!
2011年のお正月、皆さんはどんな風にお過ごしでしょうか?
普通の祝日とはまた違うこの感覚が、お正月気分をさらに盛り上げているんだと思います
。1年の計は元旦にありとも言いますしね!
古里へ帰省して久々の親戚や仲間に会って有意義な時間を過ごしている方、
年始周りでお正月から忙しく過ごしているという方、
海外や国内で家族や友人なんかで旅行を楽しんでいるなんて方も、
お正月特番を見ながらのんびり家で過ごす方、はたまた寝正月なんて方も?(笑)、
いえいえ「仕事や受験などに追われてお正月なんてのんきなこと言ってる暇ないんだよ」という方、
皆さん過ごし方はさまざまだと思います。
大晦日の切羽つまった雰囲気から、元旦になった瞬間の移り変わりの落差って、本当に滑稽だなあと思いませんか?
また、「初マルマル」という言葉がこれでもかというくらい飛び交う時期だからこそ、改めて初心にかえることができるのかなあとも、思ったりしますね!
皆さんは、今年の抱負はもう決められましたか?


 

毎年同じようなことしか書けなくなるほど、昨年も暗いニュースの方が多かった1年ではありましたが、
チリの落盤事故の当事者全員の救出のニュースや、スポーツ面では明るいニュースや勇気付けてくれた話題もありました。
ほんと月並みの言葉ではありますが、今年こそは内外ともに明るいニュースであふれる平和な年でありますように。
今年も、この「マイタウンコラム」のコーナーでは、多くの都市の知られざる魅力を分かりやすく楽しく伝えていきますので、
AmatiasとレポーターのNACKNとともにウェブ上での気ままな旅に出かけてみましょうね。今年も引き続きよろしくお願いしますm(__)m
 NACKN 明けましておめでとうございまーすm(__)m と2年越しの挨拶なんぞしてみました!
 AMATY あぁー、そうそう、去年は年明け早々体調を崩してたんだったよね!
 NACKN もう本当にこれだけが去年の中でのいちばん後悔すべき出来事だったね!
おかげさまで、今年はこのとおり元気でございますよ! おせちやお雑煮も存分に食べられるし…。
 AMATY あれれ?早速食いしん坊ぶりを発揮しちゃってるし!
ということで、今回は知る人ぞ知る国会と政治とビジネスの中心地である千代田区を取り上げてみましょう!
東京の中心地といっても過言ではないですよねえ!
 NACKN おっ、ついにきましたね千代田区。密かに前々から調べたかったんだよねえここ!
地下鉄有楽町線や三田線で有楽町や大手町方面へも出られるし、JRに乗れば神田にだって行けるよね!とりあえず何処に行こうか?
 AMATY あら、珍しいパターンだね、道を尋ねてくる方法は!
お正月は箱根駅伝で大手町界隈が非情に注目されるし、私たちもそこへ参入しますか。とか言っておきながら、本当は竹橋に行きたかったりして…☆
 NACKN ん?なぜに竹橋?も、もしかして…?


 

千代田区はどの位置にあるんだろう?


 千代田区は、東京23区では西部に区分されている特別区の一つだよ!
西部には区分されているものの、23区の中ではほぼ中央に位置していて、区の中央には皇居が占めており、
皇居の緑地周辺は、ジョギングの聖地と言われているほど一般の方はもちろんマラソンランナーがジョギングをしている姿によく出くわすことも多いんだって。
それに、なんといっても裁判所や首相官邸・国会議事堂といったように日本の首都機能が集中している他、
毎日・読売・朝日といった全国紙の新聞社や大手企業も多く立地していることからも解るように、
東京はもとより日本の行政の中心地といっても過言ではないよね!


 

いやぁー、永田町が国会議員の代名詞だというのも解るね!ところで、歴史をさかのぼると、この地域は二つの区が存在していたとか?


 そうそう、戦前まではこの地域は千代田区ではなくて、麹町区と神田区という二つの自治体が存在していたんだけれど、
戦時中の東京大空襲によって、特にこの二つの区は壊滅状態に陥ってしまったんだよ。
戦後の1946(昭和21)年に、二つの区の統合案が持ち上がって、
行政区画の規模を大きくする必要もあったことから、現在の「千代田区」として新たなスタートを切ったのが、同年3月のことでした。
千代田区という名前の由来は、この付近に存在していた千代田城からきているもので、ここを中心に発展したという経緯が有力な説みたいよ!
確かに、名前の響きも優しい感じがしてくるよね。


 さらに、注目すべき特徴として、この区はオフィス街も多いことから、日中と朝夕の人口でも異常なほどの差が色濃く出ている所でもあるよ。
日中の人口が凡そ80万人を超えているのに大して、朝夕は3・4万人前後と一ケタ台にまで減少しているから、
実際千代田区に居住している区民が非情に少ないことが明らかだね☆


 

へぇー、二つの区だったことも人口の増減の激しさもどちらも初めて聞く話題だったなあ!ところで、行政の中心って特性上、歴史に残る出来事も多いのかな?


 あれま、なんてするどい!!ここで挙げたらきりがないくらい実に沢山の出来事があるけれども、
すごく残念なことに無差別テロ事件や無差別殺人が多発してしまいました。
特に代表的なものを挙げるなら、1995(平成7)年に起こった、通勤・通学客などを巻き込んで朝の地下鉄路線を騒然とさせた「地下鉄サリン事件」でしょうか。
この事件は本当に世界中に衝撃を与えた大事件だし、普通に電車に乗るのさえ恐ろしいと感じるよね!


 さらに、2008(平成20)年に日本屈指の電気街である秋葉原界隈を突然襲った悲劇、「秋葉原通り魔事件」も忘れてはならないできごとだね!
この事件が原因で、秋葉原の歩行者天国をしばらく取りやめていたんだけれども、期間限定で今年から歩行者天国を復活させるんだって!
それにしても、安心して街中を歩けないなんて、なんて悲しい世の中だろう?


 

どちらも繁華街ゆえの悲しいできごとだね!ってちょっとしんみりしてしまったんで、最後に明るい話題を。観光地や商業施設ってあるのかなあ?


 そうだね。ちょっと重たくなってしまったねm(__)m まあ、オフィス街や官僚の中心地というイメージは完全に定着しているものの、
それでも商業施設や観光地も少なくないんだよ。
たとえば、戦前の神田区に当たる神保町地区には、古本屋からディスカウント的な本屋まで、書店街と言われているほど多数の本屋が軒を連ね、
外神田を含む神田地区には、「電気のことなら秋葉原」という言わずと知れたあの代名詞でも知られている伝記街の秋葉原・教会や出版社が数多く存在していて、
文京区にも程近い駿河台地区には学校や大学などの教育機関が密集しているし、
デパートでも、大阪発祥のダイマル・有楽町西武や有楽町まるいといった一流と呼ばれたデパートもあるね。


 

あと、観光地と言えるのかどうかというところだけれど、皇居の緑地内に隣接する
「北の丸公園」や、区の樹として制定されている桜の見物客でにぎわう「千鳥がふち」付近も千代田区を象徴する観光スポットと言えるね!
皇居周辺の商店街にある銭湯も、沢山のマラソンランナーでにぎわっている光景も、この区の特徴でしょうかねえ!


 

日本の首都機能の中心地であり、さまざまな特徴の工作し合う都市、千代田区。
ちなみに、大手町がなぜお正月に注目を集めるかといえば、箱根駅伝の出発・ゴール地が大手町の読売新聞社前であるところからなんだよね!
でも、その読売新聞社も老朽化に伴い中央区に部分移転しているので、これも伝説になってしまうのか?
予断ですが、このコラムの冒頭でなんとなく触れていた竹橋駅に直結しているのは毎日新聞社であり、
毎日新聞はニューイヤー駅伝の後援ともなっていることもあり、どちらもとても楽しみですね!
千代田区に関する詳しい内容は、千代田区ホームページ へどうぞ。
特に「区のあらまし」がとっても解りやすいので、半日は探索できるでしょう。


他の市町村へも行ってみよう!
トップページへ戻る