今月の市町村


 

ついに2009年もあと61日!!(笑い)しかも、秋と冬が入り混じったみたいなこの気候に、慌てて長袖のセーターを出したなんて方もきっと少なくないでしょうねえ☆
「あと2ヶ月」って言ったらすごくあっという間に感じてしまうものだけど、
「あと61日」というように1日単位で表現するだけでも感じ方が違いますよね!?
でもまあ、どちらにせよ自分は毎年これくらいの時期になると気持ちだけが焦ってしまう傾向にあったりして…。それでも年末に慌てないようにと、少しずつ家の掃除を始めました!
皆さんも、この2ヶ月……いやいや61日を有意義に過ごしてくださいね♪
それと、大流行してやがるインフルエンザの馬鹿タレにはくれぐれも気をつけましょうね!


 

それにしても、どうしてここまで新型インフルが大流行したのか?こやつのせいで、文化祭や運動会なんかが中止や延期されたなんてニュースをよく耳にします。
 NACKN ゴホっゴホッ!あれ嫌だなあ、風邪でも引いたかなあ?
 AMATY んもぉー、NACKNまでやめてくれぇー!でもここんとこほんと、風邪引いてる人多いよねえ?
 NACKN うぅーん、先月には猛スピードの台風もあって、おまけに寒かったから体調崩しちゃったのかも!
 AMATY へぇー、「なんとか」は風邪引かないんじゃなかったんだぁ!
 NACKN チィガァアァアァアウ!!!でもね、そんな中今月もしっかりコラムの材料は集めてきたぜぇぃ!雨にも負けず、風にも負けず
 AMATY って、そっちの風かよ!(苦笑)
 ってことで、今回は7月の続編として、狭山茶と言ったらこの市町村も絶対忘れてはいけません。
秋には大茶会も行われるというお茶所、狭山市を取り上げてみましょう☆ 今月14日は埼玉県民の日ということで、7月に引き続いてさらに狭山茶を極めてみよう☆すみません、私が狭山茶大好きなものでm(__)m
 NACKN よっしゃ、ここからだと西部池袋線で所沢を経由して、新宿線に乗り換えれば狭山市駅に出られるね!
 AMATY うん、もちろんその方法もあるんだけど、池袋線だけでも狭山市内へは行けるんだよ!!
今回はこの経路を利用してみるとしようか!
 NACKN わぁー、それもいいねえ。うん、行こう行こう!!。
あれっ?ここは、稲荷山公園だ!クンクン、ふぅー、何処からともなくお茶の香りが……。いったいなにがあるのかなあ?


 

狭山市っていったいどんな所じゃ?


 狭山市は、入間川流域である埼玉県の南西部に位置している、言わずと知れた狭山茶の生産地としても有名で、「お茶香るまち 狭山市」とも呼ばれている都市なんだよ!
1954(昭和29)年の7月1日にこの市が誕生し、市内を流れる入間川をシンボルに 南関東の自然の宝庫でもある狭山丘陵と共に発展してきた市でもあるんだ。


 

あぁー、狭山丘陵、隣のトトロの映画にも出てきたよね?じゃあ、この市の簡単な歴史が知りたいなあ?


 あれ、簡単でいいの?(笑い)じゃあいつものようにかなり昔にタイムスリップしてみようか☆
この市の歴史は古代まで遡り、この頃はこの辺り一帯は武蔵国と呼ばれていて、主に「入間郡」・「高麗郡」が中心地を担っていたとも言えるよ。
中世に入ると、入間川宿が鎌倉街道の宿場町として栄えるようになり、明治時代初期(江戸時代末期という節も)には、「川越藩領」や「天領」として機能していたの。
1960年代に入ると宅地化が進んだことがきっかけで、人口が急激に増加し、
西武鉄道の2つの路線(池袋線と新宿線)の整備によって、東京のベッドタウンとしての役割も果たしていることになるね♪


 

ちなみに、狭山市の中心地でもある狭山市駅・入曽駅・稲荷山公園駅は今でこそ西武鉄道の駅だけど、
明治時代には狭山市と入曽は川越鉄道の駅、昭和の初期に改行した稲荷山公園は武蔵野鉄道の駅だったんだって。
それに、狭山市駅は当時は「入間川駅」として長い間しようされてきたんだけれど、
ここが狭山使役と改称されたのが1979(昭和54)年だから、狭山使役としてはまだ30年強しか経ってないのがちょっと驚きだね☆


 

鉄道の駅の変遷って結構意外な発見があるんだよね。ところで、この時期に狭山茶のPRイベントがあるって聞いたけどそれはどんなイベントだろう?


 そうなんだよ。この市は狭山茶の産地の一つとして、毎年11月の第1日曜日頃に、市内の大きなイベントとして「狭山大茶会」が開かれているんだよ!
とは言え、狭山茶の主産地はお隣の入間市だけれど、茶所狭山の催しとして・また埼玉県全体の行事としても広く知られている茶会だよ。


 

平成元年に市のシンボルでもある県立稲荷山公園で開催されて以来現在まで続けられている行事で、
狭山市と友好交流都市関係にある新潟県津南町の名水である「竜ケ窪の水」を使用し、狭山で育まれた明松(みょうしょう)という抹茶、伊利麻路(いりまじ)という玉露茶が振舞われる他、
琴や尺八などの邦楽演奏とか俳句の作品展示やお茶を使ったアイディア商品や津南町の物産展など本当にとても盛りだくさんで、
狭山茶のみならず狭山市のPRにも大きく貢献している催しでもあるんだ!


 

すごぉーい、とても風流な感じの純和風の行事、私も参加してみたいなあ。他にも隠れた特産品があるとか?


 あはは、まあ隠れたって訳じゃないんだけれども、農業が盛んだった頃は、入間ごぼうとか入間ニンジンというように地域名で呼ばれた野菜を多く出荷していたんだよね!
これらは狭山茶と逆の現象で、入間と付いていても主産地が狭山市ってのも大きな特徴だね☆


 

それから、これは市民にはあまり知られて居ないと言われてるんだけど、狭山周辺で収穫されるさといもはとても高級で、
特に東京や京都なんかの料亭で使われることが多いんだって。
それに、このさといもは入間市や所沢市でも共通の名産で、収穫量は減少しているものの 今でも高級な特産品だよ!


 入間川と狭山丘陵にめぐまれた茶の香る街、狭山市。
現在では川越狭山工業団地と狭山工業団地の2つの工業団地を中心とした工業都市としての顔の方が強いけど、
それでもまろやかな味の狭山茶は今なお全国的に有名だね♪
ほんとに、「味は狭山でとどめさす」とはよく言ったものです。
市のシンボルの入間川があることから、市の中心地には「狭山市入間川」という住所が多く残っているけれど、
これを初めて聞いたとき、「えっ?狭山なの?入間なの?いったいどっちじゃ?!」などとよく混乱していたんだとさ!(笑い)
狭山市に関する詳しい内容は、狭山市ホームページ へどうぞ。

イベントの紹介ページが結構充実しています。


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