今月の市町村


 

少しずつ夏の気配を感じる日も増えてくる7月に突入!2009年も、早くも折り返し地点を迎えてしまいましたね。
沖縄からは早くも梅雨明けしたなんていう便りが届けられたけれども、関東ではもうあと2・3週間の辛抱ってとこでしょうかねえ☆
自分は小さい頃、夏至を境にして夏本番で、この日は梅雨明け宣言の日なんだと勝手に思い込んでいたことがあります!(笑い)はぁー、今年の夏も猛暑なのかなあ?
とかなんとか言っても、夏は冷夏よりもぱぁーっと暑い方がしっくりくるけれど、湿度が高いのがちょっと難点かな!
梅雨が明けたら夏本番。皆さんもそれぞれに夏をエンジョイしてくださいね!


 

このコラムでも毎月一つの市町村にスポットを当てているけど、実際取り上げた市町村に行ったことがあるのはほんとにごくわずかなんです。
ウェブ上の旅もいいけれど、このコラムでそこへ実際に行きたくなるようなコラムを常に目指していますよ!
 NACKN いやぁほんと梅雨ってちょっと動いただけでもむしむしするしあまり外に出たくなくなっちゃうんだよねえ!
 AMATY あっ、あれっ?もうその話は終ったぞ!なんかワンテンポ遅れてないー?
 NACKN えぇー!!ありゃ、そ、そうだったかなあ?確かに話に乗り遅れたかも!
うわぁー、やってしまったわ♪(苦笑)でも、今月は埼玉県の市町村に戻ってくることだけはしっかり覚えてるぞ!
 AMATY んまったくもう!突っ込むときはとことん突っ込むくせに、乗り遅れるときはとことん乗り遅れる、両極端だねえ☆(爆笑)
そうだよ、埼玉県の市町村を訪れる月だね。これが特に楽しみなんだよぉー!
 NACKN うわっ!またもや痛いところ付かれたけど、 Amatyのその埼玉県熱には負けるなあ☆
 ってなことで、今回は狭山茶の産地として全国にもその名が広く知られている、埼玉県の入間市を訪れてみましょう!
「えっ?狭山茶なのに入間市?」今パソコンの前でそんな疑問を抱いた人もきっと少なくないでしょうねえ☆
自分もその一人だったりします!ここでは果たしてどんな出会いがあるでしょう?
 NACKN ん?私も狭山茶って言うくらいだから狭山市が原産だと思ってたぁ♪ち、違うの?
 AMATY そうなんだよねえ!実際狭山市にも接してる市だからねえ、そう思ってもおかしくないんだけどね!
 NACKN でも、池袋から西武池袋線で1本だし、レッドアローに乗れば 30分と満たない時間で着くんだから、入間もすごく近いね☆
 AMATY おっ!NACKNのアクセスマップは今月も健在だね♪ほんと、レッドアローだと池袋から二つ目が入間市駅だしね♪ほら、どこからかお茶のいい香りが…☆


 

入間市ってどんな所?


 入間市は、埼玉県の南西部に位置し、人口約14万人を有する、都心から凡そ40キロメートルにある緑に大変恵まれた都市なんだよ!♪
この市の特産品に代表される狭山茶を初め、農業色が強いという特徴を持つ一方で、同時に工業にも力を入れていることもあって、両方の顔を併せ持った都市とも言えるね☆


 

二つの顔を持つ都市って本当に多いよね! それじゃあ、入間市という名前の由来はなんだろう?


 もともと、入間という名前は、古代の律令制の施行による、国郡里制以来の郡の名前であった「入間郡」に由来しているところから付けられた名前なんだよ!
ってかなり難しかったかな?つまりは、大昔の郡の名前に由来するんだ!
入間にも、縄文時代に先人が住みついていたということは、縄文式土器がこの一帯でも発掘されたことで明らかにされているのも驚きだね☆
明治に入ると、豊岡町・金子村・宮寺村・藤沢村などの町村が合併し、入間市の前身であった「武蔵町」が発足されて、
その後も周辺町村の合併を経て、1966(昭和41)年に入間市として誕生したんだよ☆
埼玉県の中でもまだ若い部類の市町村に入るね♪


 

ほんと市町村名の由来ってそれぞれに特徴あるよね!ところで、どうして入間市なのに狭山茶って言うんだろ?


 うわぁー、突然きましたなあ!(笑い)その前に、この市は埼玉県では所沢市・狭山市・飯能市と接し、東京都では青梅市と瑞穂町に接していて、
この辺り一帯で生産されているお茶が言わずと知れた全国的にも高い評価を得ている狭山茶なんだよ♪
その中でも、入間市がもっともお茶の生産量が多いことから、この市が狭山茶の原産地とされているから、入間で生産されているけれども狭山茶と呼ばれているんだ♪
日本の三大銘茶の一つで、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われるように、味が濃くて少ない茶葉でも色や香りもよく出るのが最大の特徴なの!
自分も、緑茶を飲むならば断然狭山茶というくらい狭山茶が大好きで、毎日でも飲みたいくらいだよ!☆


 

お茶ってすごくほっとさせてくれるよね☆日本人ならやっぱりお茶だね!(笑い)最後にいつもの質問だけれど観光地を教えて?


 観光地では無いけれど、この市を代表するものとして、1958年に発足された「航空自衛隊入間基地」も、この市を紹介する上では必須だね☆
それに、狭山茶の魅力を分かりやすく伝えていこうと、1994年にお茶をメインテーマとした新しいタイプの博物館「入間博物館(通称 アリット)」が開館したよ☆
あとは、狭山丘陵の自然とか雑木林そのものを野外展示物として自然観察の場として活用している「さいたま緑の森博物館」もすごく人気があるよ!
施設としては案内所の小規模な建物だけで、あとは豊かな自然そのものなので、いつでも自然観察をすることができるのが特徴的な博物館だよ!
自然を再現したテーマパークとか博物館ってのはよくあるけれど、自然そのものを扱った博物館ってのもすごく珍しいね♪


 

狭山湖と狭山丘陵に抱かれた景観都市、入間市。
ところで、入間市が誕生した頃から工業団地の建設が凄まじかったことから、さまざまな工業が今でも盛んなんだけれど、やはり農業としての位置づけの方が強いかな!
市内の学校給食でも、お茶団子ポンチとか狭山茶揚げパンなどなど、狭山茶を給食にさりげなく取り入れているんだって。狭山茶揚げパンなんてすごくさっぱりしてそうだよね!
私も一度食べてみたいものです☆
入間市に関する詳しい内容は、入間市ホームページ へどうぞ。入間市の紹介がすごく分かりやすいページですよ!



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