今月の市町村


 

 さて、3月に入って寒い日がある中でも暖かい日が徐々に増えてきたり、
なんとなくではあるけれどもじんちょうげの香りも漂ってきたりして、少しずつ気候は春に向かっている感じです!
「三寒四温」・「暑さ寒さも彼岸まで」とはほんと昔からよく言ったもので、
春と秋のお彼岸を境にして確実に季節が変わっていってますよね☆
秋のお彼岸は冬に向かってだんだん寒くなっていってなんとなく寂しさも同時に感じてしまうもんなんだけれども、 それに対して春のお彼岸は日を追うごとに徐々に暖かくなっていくのと同時に装いも気持ちもどことなく晴れ晴れと爽やかになれる感覚がするのは、自分だけでしょうか☆
皆さんの中にも、春から新しい環境へ変わったり気持ちの上でもちょっとした変化があったりする人もきっと多いことでしょうねえ!


 

このコラムでも、1年を通して実にさまざまな特性を生かした市町村を訪ねているけれども、
特に冬になると結構有数の温泉地を訪ねる傾向にあるなあと、過去のコラムを読みながらふとそう感じちゃいました!
 NACKN いやぁー、一緒にいろんな市町村に行くようになってからもうそんなに経つんだねえ?
 Amaty そうなんだよ。2003年にこの企画を始めてから、今年の5月にはまる6年に到達するんだよ!
 NACKN ッヒャァー、ロっ 6年!?そりゃすごいっ!!
過去に行った市町村にNACKNもよくクリックして遊びに行くんだけど、自分たちで調べてたくせに妙に新鮮な気分にさえなっちゃうよ!
 Amaty あはは、それは多分調べる時は必死に情報を集めようとしているからなのかも知れないよ!
だからなおさら時間が経ってから改めて行くと、すごくそれが新鮮に感じるのかもね☆
つまりは、ホームページを閲覧する側の立場に立てたってことだからこれはすごいことだぞ!
 NACKN へぇー、気づかない間にそんなすごいことしていたのかぁ!今日はなんだか言葉の一つひとつに重みがあるね!
 AMATY はいっ?今日はっ?今なんか言ったかねえ?
 NACKN あぁーいやいやそんな滅相もございませぬ はい!(爆笑)
 ってことで、今月は埼玉県へ戻って来る月ってことで、全国的に「なまずの里」として知られている、吉川市を訪れてみましょう☆
さあ、珍しいなまず料理や特徴にどれだけ出会えるでしょうかねえ!
 NACKN お、そりゃ楽しみだなあ。池袋から埼京線で武蔵浦和へ出れば武蔵野線に乗れるし、確か吉川駅ってあったよね?
 AMATY うわぁーほんと首都圏の路線に詳しくなったねえ♪そう、そのとおり!
あぁーちょちょちょ、ちょっと、そっちは府中本町方面だよ! 吉川へ行くんだったら、反対の西船橋方面に乗らなくちゃ♪
 NACKN おぉーっとっと、しまった!危なかったぁー。でもこれで、無事に吉川へ行けるね!
あれぇー、駅前になまずの置物が立ってるぞ!
 AMATY ほんとだぁ!すごく不思議だねえこれ!


 

吉川市はどこら辺にあるの?


 吉川市は、埼玉県の東南部に位置していて、都心から凡そ20キロメートルにある江戸川と中川に囲まれた緑豊かな都市なんだよ!
古くから川魚料理を味わう伝統があって、特に「なまず」料理は吉川の家庭の味として 市民はもとより広く親しまれてきたこの市の代名詞的存在なんだよ♪


 

なまず料理?美味しそうだねえ。でも、どうして吉川がなまずの里なんだろう?


 そう、吉川といえば全国的に「なまずの里」として親しまれているけれど、これの要因になっているのは、
時は江戸時代までぐぐぅーんと遡ります。江戸川と中川に挟まれた地形のこの市は、
江戸時代には物資を運ぶ集積地(天領っていうんだ)として栄えていた所でもあり、
昔から料亭や旅館も数多く存在していたんだよ!
そんな特色から、この市ではかつてから川魚料理を味わう週間も根付いていて、「吉川に来てなまず・うなぎ食わずなかれ!」と再三称されてきたほどで
その中でもなまずは身近な食材として多くの家庭で親しまれてきたけれど、
都市化が進んでいくに連れてその数が次第に減少を辿ることになってしまったんだ!(苦笑)
 それでも近年では、自然の大切さが見直されていく中で、古くから長岐に渡って吉川の人々に親しまれてきたなまずでもあり、
このなまず料理が全国的にも非常に珍しいところから、この市のシンボルとして現在でも変わらずに受け継がれているんだよ☆


 

地域で親しまれた料理って注目高いもんねえ!ってことは、なまずにかんするグッズなんかもあったりするのかな?


 もっちろんいろいろあるよ。なまずは吉川の代名詞的存在にまで発展しているし、
もっとも代表的なのは、武蔵野線の良川駅南口に立っている「金色の親子なまずのオブジェ」。
市内の鉄道の駅はここしか無いだけに、このなまずのオブジェはものすごく強烈な印象を見せ
しっかりなまずの里であることをアピールしていて、目立つ存在であることは間違いないでしょう!(笑い)
現在でもなまずの養殖が盛んなのでさまざまな料理でもたっぷり味わえるだけでなく、
他にはなまずの形をしたドラヤキとかサブレ・おまんじゅうや煎餅などのお菓子も豊富で、
さらには味わうだけじゃなくて、「なまずをあしらったてぬぐい」や「なまずをかたどったキーホルダー」なんかのグッズにも出会うことができて、
4月には「なまずの里マラソン」なんていうイベントまで開かれるなど、
眼で見たり実際に触れたり味わったりと、全身で「なまずの里吉川」を思いっきり体感できるよ♪


 

かくいう私も、なまずはまだ見たことも食べたことも無いんだけど、市内には なまず料理を味わえるお店が実にたっくさんあるので、 いつかは実際に味わってみたいものだねえ!いったいどんな味がするんだろう?


 

全身で一つのものをいろんな感覚で味わえるなんてそうないことだよね!ほかには、なにか観光スポットとかあるのかねえ?


 いやぁここまでほんとなまず一色って感じだったけれど、この他にも観光スポットは結構あるんだよね!
とは言っても、観光スポットと言うよりも旧跡やお寺などがほとんどかな!(笑い)
たとえば、「定勝寺」とか「延命寺」、神社だと「喬高神社」っていったように、
昔ながらの面影と吉川の歴史を静かに見守ってきた寺院なんかが残っているのも一つの特徴って言えるのかも知れないね♪


 

それに、隣接している市町村も埼玉県では越谷市や草加市・三郷市や松伏町、そして千葉県の流山市と野田市に接しているんだけれど、
どの市町村も隣り合っているんじゃなくて河川を境に隣接しているところも、吉川が水源と緑に恵まれていることを象徴していると言えるね!


 

さまざまな水源となまずに彩られた景観都市、吉川市。
それにしても、ここまで一つの食材を市町村全体を上げてPRしているのも本当にすごいことだと常々そう思っています。
そういえば、なまずが暴れると地震が来るなんてよく言われているけれども、実のところどうなんでしょうねえ☆(笑い)
やっぱりこれは迷信なんでしょうか?
吉川市に関する詳しい内容は、吉川市ホームページ へどうぞ。
HPからでも十分さまざまな角度から吉川を観光することができますよ!



他の市町村へも行ってみよう!
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