今月の市町村


 

「とうとう」、あるいは「いよいよ」とも言えるのか、12月に突入しカレンダーのページも最後のページとなってしまいましたねえ。
まあ、日めくりの場合は別だけれども、カレンダーのページがどんどん減っていって、最後の1ページを迎えた時って、季節がらなんとなく焦りを感じたりしないですか?
いやほんと、12月を「師走」とはよく言ったものですねえ☆皆さんは、年末年始の準備は進んでいますか?


 

12月は1年の中でなにかとせこせこ忙しい月だけれども、そんなときこそ少しだけ手を休めて気分をリフレッシュしにこのマイタウンコラムで出かけてみましょうか。
 NACKN 「そういえば、ここんところ続々と新しい市町村が誕生してると思うんだけど。」
 AMATY 「そうそう、特に2001年になってからぐんと増えたよねえ。村から町に昇格したり、町から市へと昇格したりね。」
 NACKN 「うぅー、なんだか、それって名前を勝手に変えられたような思いで複雑だけれども、人口が少ない市町村だとこういうこともよくあるんだよね。これを確か、合併って言うんじゃなかったかな!」
 AMATY 「お、なぁーんだ、知ってるじゃない!(笑い)そうだよ、この合併というのが日本全国で行われてるんだよね。」
 NACKN 「へぇー!あ、そうだ、群馬県で久々にひらがなの市町村が誕生してるって聞いたんだけど」
 AMATY 「おぉー、さすが目ざとい!!そう、去年の3月に登場してるよ。」
 ということで、今日は群馬県の新しい市町村である、みどり市を訪ねてみましょうか。実はこのひらがな表記の市町村紹介は、4年前にこのページが誕生していちばん最初に取り上げた「さいたま市」以来のことなんですよ!多分?(苦笑)
 NACKN 「みどり市かぁー。なんか足を踏み入れただけで大自然って感じがしてくるねえ。」
 AMATY 「うん、私ももちろんまだ行ったことが無いから楽しみ楽しみ。今回もちょっと長旅になりそうだよ!」
 NACKN 「わぁー、高崎よりもさらに遠くなんだねえ。これは、両毛線だねえ!」
 AMATY 「おぉー、電車はばっちりですな!とりあえず、赤木駅で降りてみよう☆どうやらこの市の中心駅みたいだし!」


 

みどり市ってどんなところだろう?


 みどり市は、群馬県の東部に位置している人口約53000人の都市で、県内では12番目に誕生したところでもあるんだよ。
群馬県はもともと市町村の数が少なく、特に市の数がすごく少ないのも一つの特徴って言えるかな。


 

そっかぁ、そこまで市町村の少ない県ってのも珍しいねえ。じゃあ、いつ頃なんていう市町村が登場して以来のことなの?


 それはねえ、このみどり市は2006年(平成18年)の3月27日に、新田郡笠懸町と山田郡大間々町、そして勢多郡の東村が合併し、誕生した湯気が立ってるほど新しい市町村なんだけれども、
これは1958年(昭和33年)に誕生した「安中市」以来、実に48年ぶりのことで、県内では初のひらがな表記の市町村になったんだ!
ちなみに、日本で初めてのひらがな表記の市町村と言えば、ご存知「さいたま市」ということになるんだよ。このひらがな表記の市町村は、合併後の市町村名を決めるときによく用いられるパターンだね!


 

えっ?そうなの?そんなに長い間市が登場してなかったのも意外だなあ!ってことは、観光地や名所なんかもまだ少ないかな?


 そうだね、みどり市としての観光スポットはまだ生まれていないんだけれど、それでも特に大間々町と笠懸町の影響が色濃く残っているのが特徴で、なかでも博物館や美術館が市内には多く存在しているんだよ!  そうだね、みどり市としての観光スポットはまだ生まれていないんだけれど、それでも特に大間々町と笠懸町の影響が色濃く残っているのが特徴で、なかでも博物館や美術館が市内には多く存在しているんだよ!
岩宿遺跡が混在している「岩宿博物館」、日本が誇る詩人・画家としても有名な星野富弘の詩集や水彩画などが納められている「富弘美術館」、大間々博物館などなど。
とまあ、これだけでも美術館や博物館が多いことが分かるけれども、この市が詩人・画家の星野富弘の出生地だったことを、私も初めて知りました。


 

すごーい、本当に美術館なんかが多いね。しかも、画家の星野さんの出身地だったとはねえ。ところで、この市名の由来ってなんだろう?


 あ、そうだった。私も説明しようと思っていて話す順序を間違えちゃったよ!(笑い)上に挙げた3町村が合併してこの市が誕生しこの名前が付けられた時、
「自然を大切にし、自然と共に栄えていくように。」、
「みどり豊かな自然のあふれる、美しい街並みの市にしてもらいたい。」、
「明るく平和で清々しく、安心して生活でき癒しのあるイメージ。」と言ったような思いを込めてみどり市となったんだとか。
どれもこれも、自然を何処までも大切にする市民の気持ちが簡潔にまとめられているような感じだし、個人的には三つ目の「明るく平和に暮らせて、癒しのあるイメージ」というのが気に入っちゃったなあ!みんなは、この中ではどれがこの市に合ってると思うかなあ?


 

豊かな自然に彩られた癒しの文化都市、みどり市。名前のとおり自然も豊かだけれども、
この市には「カインズホーム」や「セキチュー」などのホームセンターや、「ベイシア」や「サクラモール」に代表されるショッピングモールや独自のスーパーなど、暮らしをサポートするお店も同時にたっくさん立ち並んでいるんだよ。
ホームセンターやショッピングモールって一種のテーマパークのようで、ウィンドーショッピングだけでも子供から大人まで楽しめそうだよね。
みどり市に関する詳しい内容は、みどり市ホームページ へどうぞ。簡単な観光めぐりもできるから、散策にももってこい!!


他の市町村へも行ってみよう!
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