今月の市町村その2


 

 さてさてぇー、改めて埼玉県の中心に触れて再認識した後はですね、今回は非常に近いですよぉ!
すぐお隣の市町村の、蕨市へ行ってみましょうか。ここはね、いまや日本の国民の祝日の1つの原点とも言われてるところです。さあ、それはいったい??
あの、くれぐれもスーパーベルズのモーターマンみたいに、「ワァーラビ」とか叫ばないように!(爆笑)


 

蕨市って何処にあるんだろう?


 蕨市は、埼玉県の南東部に位置していて、市域面積が5.10kuと全国でいちばん小さい市町村なんだよ。
ここと同時に紹介した浦和区と同様に、蕨市もまた中山道の宿場町として大いに栄えたところでもあるよ!


 

へぇー!ところで何の国民の祝日の発祥の地だって?


 うわ、いきなりそう来たかぁ!今まで1月15日だった成人の日(今はハッピーマンデー制度で1月の第2月曜日になってしまったけど)が、実はこの蕨市が発祥なんだよ。
元々は、終戦直後の混乱が大きかった1946年(昭和21年)11月22日に、当時の蕨町の青年団が20歳を迎えた若者に大して激励を祝した「成年式」を開いたんだ。
その趣旨と意義が高く評価されて、2年後の1948年(昭和23年)に、正式に「成人の日」として国民の祝日に制定されたんだよ。
だから、今でも毎年各地の成人式の模様を伝えながら、この蕨市の存在が全国的に大きく取り上げられるんだよね。市町村は日本一小さいけれど、その分存在感は大きいね!(笑い)


 

この市に珍しい条例があるって聞いたんだけれど?


 そうなんだよね。さっきから触れてるけど、この市は全国で最も小さく人口密度が高い市町村だから、住民間の交流はものすごく深くて、コミュニティ活動もものすごく盛んなんだよ!
それでかどうかは全く不明だけれど、この市には全国でも珍しい「有料公衆トイレ条例」なる条例が今でも存在しているんだよ。
私自身もこの条例があることじたい初耳だったんだけれど、いったいどんな条例なんだろうねえ?市内の公衆トイレにチップ制を設けているとか?


 

このまちに有名な出身者は居る?


 うん、もちろん居るよ。「The Alfee」というグループの高見沢俊彦さんは、この市の出身だよ。
今でも、ラジオで番組を持っていて、毎週放送されているんだ!確か、TBSラジオだったかな!
この他にも、俳優の勝村政信さんとか吉岡秀隆さんや、なぜかこの市は多くのアナウンサーの出身ラッシュといったとこだね♪
しかし残念ながら、埼玉県のキー局NACK5のパーソナリティーには、この地出身は居ませんでしたねえ!(笑い)


 

成人の日の発祥地であり、コミュニティ活動を大切にする都市、蕨市。この市は、川口市、さいたま市、戸田市に隣接してるから、それぞれのまちのカラーもうまく調和されているんだろうねえ。
蕨市に関する詳しい内容は、蕨市ホームページ へどうぞ。蕨市の成長ぶりもここでばっちり分かるよ。


他の市町村へも行ってみよう!

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