今月の市町村


9月に入ると学生の皆さんは新学期を迎え、あちらこちらで手つかずだった夏休みに出た山のような宿題に四苦八苦している姿が交錯する光景も少なくないでしょうねぇ☆
学校によっては9月を待たずに8月の下旬から始まる所も少数ながらあると聞くし、そうなると8月の最終日に慌てて宿題を片付けるという、国民的アニメのちびまる子ちゃんみたいな小学生は、さらに大変だろうなぁ!
そんな私も、学生の頃は夏休みの宿題はぎりぎりまで貯めてしまうタイプでしたが、最終日にまとめて
片付けるほどの度量は残念ながら備わってなく、20日を過ぎてからポツリポツリと仕方なく渋々やり始めていましたねぇ。
それでもこのままじゃいけないと思い始め、私の実家は毎年8月に父の実家に帰省する週刊があったので、
それまでに終わらせられるものは終わらせてしまおうと気持ちを切り替えて、必死に食いついたのは、今では良い思い出です☆
そのときの残りの日々の爽やかさや晴々とした気分ったら格別すぎて、どうしていままで気づかなかったのかと悔やんでいたりして…!
「何事も早め早めの行動が大切」ということを改めて気づかせてくれる教訓に現在は鳴っていますが、
学生の頃はそんなこと考えもつかなかったし、山のような宿題を片付ける子供の身にもなってくれよーなんて、心の中で先生に対してぼやいてばかりいましたね。
9月になったとは言えどもまだまだ夏日はもう少し続いてしまいそうですが、夜になったら秋の虫の声があちらこちらで聞かれるようになってきたので、まだまだ季節感も捨てたもんじゃぁありませんよね♪
まだまだ五感で季節感を楽しむ気持ちはいつまでも持ち続けていきたいものですねぇ☆


こう毎日暑いとそろそろお湿りも期待したくなっちゃいますが、台風みたいに極端なのじゃなくて適度な雨が恋しくなってきます!
音楽でも雨に関係する曲もたくさんあるように、各市町村の魅力の中にも雨が似合う都市とかいくつもありそうですよねぇ☆
 NACKN うんうん、そういう都市は日本全国にありそうだけど、私が真っ先に思いつくのは北陸地方なんだけどねぇ!
ほらぁ、なんかこう絶対に傘を持ってけみたいな格言が無かったっけかなぁ?♪
 AMATY あれれぇー、NACKNってばぁ、このコラムで金沢市を尋ねたときに自分から言ってたくせに、もう忘れたんです回?
「北陸地方」ってとこまでスムーズに出てきたのまでは良かったんだけどねぇー♪「弁当忘れても傘忘れるな!」だぞー☆
 NACKN あぁーーー、それそれー!!思い出したよぉー♪「弁当忘れても」という表現が特徴的だけど、
それくらい大事なものを忘れてでも、傘だけは持っておけという、昔から伝わる先人の知恵みたいなのを感じるよねぇ☆
 AMATY なぁーにぃー、いままで度忘れしてたくせに何えらそうなこと言ってんのさぁー♪
まぁでも、普通に快晴の日に雨傘なんか持ったタラ笑われそうだけど、金沢を中心とした北陸地方では
たとえどんなに快晴でも突然に雨が降ることなんて日常茶飯事だし、雨傘持っててもぜんぜん普通に過ごせるんだもんねぇ☆
 NACKN そうそう、私も一緒に金沢に行ったときはびっくりしたよ!腫れなのに傘持ってても別に誰も何も言わないで、
さりげなくスルーしてくれるんだもんねぇ!もちろんその後は、北陸の生魚を堪能したことは言うまでもないけど…!
 AMATY アチャパァー!結局はそのキャラクターに落ち着いちゃうんだからまいったなぁ!!
 てなことで、今回は北陸の市町村じゃなくて、久しぶりに関西を訪問してみようかと考えているんですよぉ!
絹織物が盛んでグンゼスクエアーでも有名な京都府の綾部市を訪れてみましょう!
「グンゼ」って全国的にも有名だから、きっと皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれないですねぇ♪
 NACKN おぉー、ついにやってきたねぇ綾部に!ここ、一度行ってみたかったんだよねぇ☆
東京からだと、夜行高速バスで京都まで行って、山陰本線の特急城崎か橋立に乗って綾部駅を目指すという経路もあるけど、
今回は東京から東海道山陽新幹線で京都に行く方法で行ってみようかなぁ☆その方が半分くらいの時間で行かれるからねぇ☆
 AMATY おぉー、ここ最近は複数の経路を教えてくれることもあるから、なかなか交通アクセスの可能性も広がってきたねぇ☆
 NACKN いやぁー喜んでもらえてうれしいねぇ☆バスの車窓からのんびり流れる景色も、特急の雰囲気もどちらも大好きだよ!
あれれ?中心駅なのに人がそれほど居ないぞぉー?これはいったいどういうことなんだろうか?


綾部市っていったいどんな所なんだろう?「これぞ!」っていう特色もあったら知りたいなぁ?


綾部市は京都府の中央来たよりに位置していて、都心からは凡そ550キロメートルのところにある市町村なんだよ!
豊かな自然が多く残されており絹織物発祥の地として栄えてきたところで、「大本」の開教やグンゼ創業といったようなものづくりを大切にする気質が残されているという特徴を持っているよ☆
田園と里山の風景を後世に伝えて行こうという町づくりを中心とした様々な取組も行われていて、郷土愛を強く持っている市民性も特徴的だね!


他には、田園都市でありながら京都縦貫自動車道と舞鶴若狭自動車道が縦断し、JR山陰本線と舞鶴線が交差しており、
日本海地域や京阪神地域を結ぶ交通の要衝地という顔も持っているんだって(@@)
1950年(昭和25年)8月に市制施行され、2025年(令和7年)で75周年という節目も迎えたんだよね☆
多くの有形無形の文化的や歴史的な資産がたくさん残されている、歴史とともに歩んできたこともあってか、
高い文化度や粘り強く温厚な市民性がそこからうまれてくるのかも知れないよね♪


すごいなぁー!市制施行75周年って、結構長い歴史を受け継いできた証だよねぇ。交通の要衝ながら自然豊かな田園都市ってのも心が洗われそう!ところで、この市町村名にはどんな由来があるんだろう?


いやいやほんと、いつ変化球が飛んでくるかひやひやものだけど、特産とか名前の由来みたいなストレート球の質問はほんっとほっとするねぇ!(笑)
綾部という地名は古代までぐぐーんと遡るんだけど、この辺り一帯はこの頃は「丹波国」と呼ばれていた地域で、
丹波国漢部」(たんばのくにあやべ)郷という名称で呼ばれていたんだって♪
江戸時代の初期までの表記は「漢部」という漢字が充てられていたんだけど、古代にはこの地に綾織を職としていた漢部「綾部」が居住していたことに由来していたという言い伝えがあるんだよ☆


ちなみに、漢部というのは朝鮮半島からから渡来した漢氏であった「あやうじ」が支配していた部でもあったという説も残されているらしいよ(@@)
どちらも歴史的な背景が関係している説ではあるけど、どちらが有力だと思うかなぁ?
私は最初の綾織を職としていた漢部が居住していたという説が有力かなぁって感じるけど、市町村の名前の由来はほんと深堀するとおもしろいよねぇ!


ヘェー、昔は「綾部」じゃなくて「漢部」っていう漢字が充てられてたことも初耳だけど、綾織の職人が居住していたという由来があったというのも驚きだったねぇ!そういえば、この地域に長年根付いた料理があるって聞いたんだけど?


うわぁー、油断しているとやっぱり今回も投げ込まれましたなぁ!かなりの変化球の質問が…{{(>_<)}} というか、よくそんな情報を入手してきましたなぁ(@@)
そう、この市のソウルフードといえば、焼きそばと焼うどんをミックスさせた料理である、その名も「アベック焼き」ってのは結構有名らしいよ☆
そもそも「アベック」というのは和製フランス語で一組の男女を意味する言葉として、日本で特に多く使われた言葉なんだって♪
この料理名は一組の男女とはあまり関係がないけれど、焼きそばと焼うどんという二つの料理をミックスさせたというところから、この「アベック焼き」という料理が生まれたらしいよ☆
月見町にある老舗のスナックで、お客様の要望を受けて作られたのが発祥と言われているけど、
焼うどんと焼きそばがいっぺんに食べられるならばお得感もあるよなぁって思ってしまうのは私だけではないはずだねぇきっと!


本当にお得感満載の料理だねぇ!「アベック焼き」っていうネーミングもすぐに耳に付き添うな個性的な感じがするもんねぇ。じゃぁ最後に、グンゼスクエアーって観光スポットがあるって聞いたんだけど、詳しく知りたいなぁ?


うわぁー、観光スポットは数あれど、一つのスポットに絞って聞いてくるパターンは初かもなぁ!(汗)
紹介のところでも書いているんだけど、グンゼ発祥の地ということと繊維業の魅力を1人でも多くの方々に知ってもらいたいという思いから、
あやべグンゼスクエア」が2014年(平成26年)に誕生したんだよ☆
これは、観光情報やお土産物などが買える「あやべ特産館」、多くのバラを見ることができる「綾部バラ園」、
そしてグンゼがどのようにして発展を遂げていったのかをパネル展示や体験を通して学ぶことができる、「グンゼ博物苑」の三つの施設で構成されているんだよ☆
市民の交流の場として、気軽に休憩したり集える場所も備わっているので、ここで綾部の市民性を感じることができるかもしれないねぇ!
豊かな田園風景を感じたり、繊維工業とともに栄えた歴史や伝統文化も味わうことができるので、思い思いにこの市の魅力を探しに行くというのも粋な楽しみ方かも知れないね!!


田園風景の広がり、歴史と伝統文化や繊維業とともに歩んできた郷土愛の息づく都市、綾部市。
またまた私事で恐縮ですが、先月蒲郡市を取り上げたときにも、私が所属している劇団ふぁんハウスで初の地方公演となる「蒲郡公園」を行ったという話題を書きましたが、
実は私たちもこの綾部市で9月7日(日)に地方公演をすることになったんですよ(@@)
綾部市を舞台にした作品を昨年麻布と板橋で上演した際に、綾部の市議会議員さんが観にいらっしゃったことから、
綾部でもぜひ上演して欲しいというメッセージを受けて、ついにそれが実現できるときが来たのです☆
これをきっかけに、私たちと綾部市の皆さんとの良好な関係が生まれるといいなぁ!
綾部市に関する詳しい内容は、綾部市ホームページ へどうぞ。
市の概要はもちろんのこと観光協会ともリンクされていて、観光情報や見どころもしっかり分かるようになっているページですよ☆



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