今月の市町村


2025年も早くも半年が過ぎて、下半期でもある7月に突入してしまいました。
と言っても、今年は6月に梅雨入りした途端に夏を先取りしたような猛烈な暑さと湿度が高い日が続いたので、
「もしかして梅雨入りしたのは嘘なんじゃないのか?」と思ってしまうほどの日が多かったなぁなんて感じています。
関西地方ではもう梅雨明けしているというし、関東地方でも2018年(平成30年)には6月末には梅雨が明けたなんてこともあったから、
まだ今回は梅雨が明けていないけれど夏本番みたいな気候が続いてしまっているので、体がまだ暑さに慣れておらずに体調を崩してしまう人も多いと聞きます。
それでも、特にテレビやラジオや雑誌なんかでは「上半期特集・上半期スペシャル」といったみたいなページや特集が組まれることもあるし、
小規模ながらテレビやラジオでは番組改変も行われることもあるので、これらでも季節感も感じられるかも知れませんよね!


この時期心配なのは熱中症のリスクが大きいということで、躊躇わずにエアコンや除湿機を上手に使って予防対策をしていきたいですね。
外は暑いけれど、納涼グッズなどで工夫しながら国内の市町村を巡っていきましょうね☆
 NACKN ほんとここ数年の暑さは半端じゃないものね!冷夏もそれはそれで気持ち悪いけど、あまりにも半端ない暑さも勘弁だなぁ。
 AMATY ほんともうこれは毎年のように言ってることかも知れないけど、ただ暑いだけならば我慢するけど、
湿度も気温も高くて不快な蒸し暑さが続くのはほんと勘弁だよねぇ。
 NACKN 毎日の天気予報で35度って聞いても慣れてしまっている自分にぞっとすることもあるけど、
暑さに過信しすぎて熱中症にかかってしまったなんて言ったらシャレにもならないもんねぇ。
 AMATY そうだよ、熱中症を甘く見ちゃーいけないよ♪私も軽度だけど熱中症を経験したけど、暑いはずなのに妙な悪寒がして本当にきつかったからね。
 NACKN うん、それは本当に気を付けるよ!食いしん坊キャラを分陰するのは難しいけど、暑さ対策はしっかりしないとね☆
 AMATY あ、あれーーー♪結局はそこに落ち着いちゃうんです回!(苦笑) ってなことで、4月から6月までずっと遠くに行ってたから、時には東京にも戻ってこないとね☆
東京都の市や町のなかではまだ紹介していないものもあるんだけど、今日は東京都区部に接するベッドタウンとも呼ばれている東京都狛江市を訪れてみましょう!
23区と接しているということは、少なからず都心部の影響も大きいのかも知れませんね☆
 NACKN おぉー、狛江市もまだ行ったことが無かったのかぁ!
それでも、やっぱり23区に近いということは都心からもすごく近い距離にあり、新宿から小田急線1本で、中心駅にもなっている狛江駅に到達できるよ!
 AMATY 本当に都心部とすごく近いんだよねぇ!それでも各駅しか止まらないからちょいと不便な部分は否めないよなぁ。
 NACKN んー、確かにそれは言えるね!小田急線ってその地ゆかりの曲や市町村にちなんだものが多く採用されているけど、この駅のメロディーもそれに関係しているんだろうか?♪


狛江市ってどんな所なんだろう?何か特徴的な場所とか自慢できる特色なんかはあるのかなぁ?


狛江市は東京都の多摩地域東部に位置している市町村で、日本で2番目に面積が小さい市町村でもあるんだよ(@@)
ちなみに、日本で一番小さい市町村は埼玉県の蕨市で、成人の日の国民の祝日の元となった市町村であることは、前にこのコラムでも紹介したことがあるよ!
都心とも小田急線(性格には小田急小田原線)1本でアクセスできるところから交通の便も非常に良くて、住宅都市として発展してきた経緯があるんだよ!
住宅地というのはよく聞くけど、住宅都市って言うのは結構珍しいんじゃないかなぁ。


多摩川の駐留に位置しているこの市は、多摩川を中心とした市民参加型のイベントなども開催されていたり、
桜並木にもなっていることで春にはお花見スポットとしても盛り上がっているよ!
さらに、全国にもドラマや映画のロケ地はたくさんあるけど、この市もまたロケ地の側面を持っていて、多くの撮影が行われているらしいよ(@@)
大昔から人類が済んでいたという記録を物語るような化石や古墳や土器なんかが発見されているところから、「歴史の町」なんて呼ばれたりすることもあるんだって(@@)


へぇー♪土器や古墳がたくさん発見されているところはいくつかあるけど、狛江もそうだったんだねぇ☆歴史を学べる町って貴重だと思うよ!所で、この市町村名の由来って何だろう?


おやおや!今回はストレート目線なんですかねぇ♪このままずっとその目線での質問をしてるけど、突然変化球を投げるもんだからほんと容赦ないんだよなぁ。
この辺り一体は、古くは狛江郷(コマエゴウ)の中心をなしていたところで、高句麗(こうくり)からの渡来人であった高麗人の開拓によって開かれた所だったんだって。
狛江村が発足した時に、この「狛江郷」から名前をそのまま取って付けられたというのが、この市名の由来らしいよ♪


戦前から存在していた狛江村は1965年(昭和40年)に町制施行されたんだけど、当時は人口が5万人に達しないと市制施行ができなかったんだって(@@)
地方自治法の改正が1970年(昭和45年)に改正され、人口が3万人であれば市制施行ができるって改正されたことで、
その年の10月1日に市制施行して、現在の狛江市の形になったんだよ☆ 市になるときに市町村名を「狛え」とかひらがなで「こまえ」にすべきという回答もあったそうなんだけど、
上に挙げたみたいな歴史的な名前の経緯もあったことから、名前の漢字も変えずに現在に至っているそうだよ♪


そうなんだぁー♪昔から「狛江郷」という地名が存在していた経緯を、現在でも引き継いでいるってそう簡単にできることじゃないよねぇ!ところで、この辺りは特に江戸時代から農業や漁業が盛んだったってほんと?


ほらー、心配しているそばからこうやって変化球を突っ込んでくるんだもーん(TT)
ほんっと油断も隙もあったもんじゃないけど、でも本当に漁業というかアユ漁が盛んに行われていたことは確かだよ☆
昭和初期までは、多摩川の水質も本当に5本の指に入るくらいすごく良かったんだって。
その証拠に、清流を特に好むアユが結構多く生息していたという記録も残っているくらいなんだよ。
江戸時代にはものすごくアユ漁が盛んに行われていたし、浮世絵にもしばしばアユ漁の様子が描かれるほどだったんだって☆


多摩川のあゆは将軍家にも献上されるほど品質も良く昭和初期まで盛んに行われていたアユ漁も、戦後になると一気に人口が増加し多摩川の水質も悪化してしまいいったんはアユ漁が途絶えてしまったんだって(*_*)
それでも地元住民も含めた水質改善の取り組みと努力によって水質が復活し、1980年代ころまでアユ漁が続けられていたんだって。
日本橋の老舗百貨店「三越」でも、江戸前アユとして店頭に並んでいるというからびっくりだよね(@@)


その一方で、現在でも野菜の栽培は盛んに行われていて、特に作付面積の23%を占める枝豆は、この市の特産にもなっているんだよ!
更に、観賞用植物の研究や栽培を行うことを「花卉園芸」って言うんだけど、この市はこの花卉園芸にも積極的に取り組んでいて、東京都の品評会でも農林水産大臣賞を受賞するほどらしいよ!
アユ漁が行われていたことや枝豆を特産として、更に花卉園芸にも取り組んでいる所からも自然豊かな都市という側面も見えてくるね♪


すごーい!アユ漁が80年代まで行われていたことも誇らしいことだけど、枝豆が特産だったことも花卉園芸が盛んに行われていることも初耳だったなぁ!ところで、この市は絵手紙発祥の地だって聞いたんだけど?


うん、それは本当だし最後にストレートに占めてくれて助かったぁ!(笑)
何年かまでは情報が少なくて定かではないんだけど、この市で最初に絵手紙の教室が開かれたそうなんだよ☆
水彩画をハガキに描いて簡単に一筆沿える形式の手紙のことを「絵手紙」って言うんだけど、
狛江郵便局の前には絵手紙メモリアルポストが設置されているし、市内全体で絵手紙発祥の地としてのPR活動も行われているよ☆
さらに、郵便局でもこれに協賛するイベントも積極的に行われているから、全国的にも絵手紙発祥の地というのは有名みたいよ♪


そして更に付け加えると、この市は日活調布撮影所とか角川大映スタジオを始めとして周辺にも多くの撮影スタジオが集積していることもあって、テレビドラマや映画のロケ地としてよく撮影が行われているよ!
また、狛江市観光協会の中に「狛江ロケーションサービス」という組織が整備されていて、撮影と誘致の支援を行うだけでなく、
エキストラとしての登録もできるから、映画やドラマにも参加できることもあるそうだよ(@@)
ロケ地の聖地巡りとかよく観光資源として扱うところも多いけど、この市もまた特徴的な大きな観光資源にもなっているからすごいことだね!


多摩川の強いコミュニティをなし、ロケ地と絵手紙を中心とした自然豊かな文化都市、狛江市。
ところで、冒頭で23区との強い結びつきがあることにも触れたけど、多くの多摩地区の市町村の市外局番は0426とか0422などなど市によっても違うよねぇ。
ところが、この市の市外局番は何と23区と同じ03なんだよ(@@)
これは、電話が各家庭に普及した際に世田谷区の砧局でまかなっていたという経緯があるから、
市内全域で03という市外局番を使っているそうなんだけど、23区以外で03という市外局番は本当に珍しいね。
ちなみに、NACKNが最初に質問していた狛江駅で流れている接近メロディーは、狛江市の歌をアレンジしたものなんだよね♪
狛江市に関する詳しい内容は、狛江市ホームページ へどうぞ。
結構各カテゴリーの階層が深いのでなかなか目的の項目にたどり着くまでに若干時間はかかるけど、それでも各項目がかなり詳細に書かれているので、イメージはしやすいですよ☆



他の市町村へも行ってみよう!

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