年が明けてからの3ヶ月はいろいろな行事が目白押しで、あっという間に過ぎていくことを表現した「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」の3月に突入してしまいました。
それでも、3月はあちらこちらで梅の開花の便りが聞こえてきたと同時に、少しずつ暖かい日も増えてきて春の気配を感じることも増えてくる時期でもありますね☆
春の気配が来たからと言って油断していると、突然寒波が襲ってきて下手をすれば関東地方の南部でも積もるほどの雪が降るなんてことも少なくない訳だし、
さらには杉やら檜やらの花粉の飛散で起こる厄介な花粉症なんてのもある訳で、手放しで喜んでもいられないですよね☆
それに3月は年度末にも当たっていることもあって、年末のせこせこと忙しい12月ほどでは無いにしても、
やはり新年度を迎える直前の月だからか自然と背筋までぴんと延びてしまう感覚に、なんだか焦りすら感じてしまうのは私だけでしょうか。
今年も早くも4分の1が過ぎようとしているって考えたら、年々1年が短くなっていくのを肌身で感じずにはいられないですね!(苦笑)
このコーナーも含めた母体であるこのページは、1ヶ月遅れの5月1日がお誕生日なので、このページの新年度は5月と言ったところでしょうか。
どんなときでも変わらずに自由気ままに様々な市町村を訪れているこのコラムも、時々過去のものを見返してみると結構文体にも変化が出ていたことが手に取るように分かりますねぇ♪
NACKN うわぁー、確かにそれは言えるかも知れないなぁ。とは言っても、私のキャラクターは永遠の小学生だけど、
それでもやっぱり過去のものと見比べたら多少の口調の変化や反応の違いも垣間見れて面白いねぇ!
AMATY ほんとだねぇ。誰でもそうかも知れないけど、昔の方が密度が濃くて面白みもある文章が書けたなんて感じることもあるけど、
決して今が面白くなくなった訳じゃなくてどんな風に書いたらより深みを増せるのかみたいなことを考えるようになった感じだね。
NACKN なるほどねぇ!そう言われてみると、私も同じようなニュアンスでもどんな言葉を使えば
違ったニュアンスを伝えられるんだろうって考えることも増えてきたなぁ。同じような質問をするんでも、マンネリ化しないようにって気持ちが先行するのかも知れないね。
AMATY あらら、いつの間にそんな深いこと考えてたの?とは言っても、マンネリ化しないようにしようって考えるのに年は関係ないよねぇ!食いしん坊キャラも無くさないでほしいなぁ。
NACKN えーーー?結局はそこに行きついちゃうのーーー?(TT)
ってな訳で、今回は4ヶ月ぶりに東京に戻ってきました。取り上げていそうでまだ取り上げられていなかった市町村も多いけど、
多摩地域の中心部を担っていると言っても過言ではない、調布市を訪れてみましょう☆
ここは、大規模再開発がようやく終わってとてもスマートな街に生まれ変わったのがあちらこちらに表れているみたいだねぇ!
NACKN あれ?調布市ってまだ訪ねてなかったんだねぇ☆調布と言えば、2010年の「ゲゲゲの女房」というNHKの連ドラの部隊にもなったところだよねぇ♪
調布は多摩地域の中心であると同時に都心へのアクセスも抜群だし、新宿からも京王線1本で行かれる距離なんだよ。
AMATY そうなんだよぉ(@@) 京王本線では八王子方面から、相模原線は神奈川県相模原市の橋本駅からも乗り換えなしで行かれる利便性が優れているんだよね☆
そんなアクセスの良さから、多摩地域の隠れたターミナル駅なんて言われることもあるらしいんだよ。
NACKN へぇー、それは知らなかったぁ!でも別に隠さなくても、もう立派にターミナルの役目も果たしていると思うよ!
昔の地上に遭った駅の時は開かずの踏切があって、大渋滞の原因になっていたみたいだし、それを考えたら現在の地下駅はものすごく快適だねぇ。
おや?なんだかおいしそうなお蕎麦の香りが漂ってきたけど、これってもしかして…?!
調布市は、東京都を形成するもう一つの中心地である多摩地域の東部に位置している市町村で、
新宿駅との距離は20キロメートルというから、都心へのアクセスの抜群の良さを垣間見られる距離だね!
水木しげるが50年以上在住していたことから、「水木マンガの生まれた街」として様々な方法での町おこしがなされたところでもあるんだよ☆
ちなみに、水木しげるは2008年(平成20年)に、この市の名誉市民に選ばれ、武良布枝(ムラヌノエ)の「ゲゲゲの女房」という著書を素に、映画化やテレビドラマ化もされ広く放送されていたから、
実際に行ったことが無くても調布という名前が全国に知れ渡るきっかけにもなったんだって♪(@@)
1955年(昭和30年)に、この一帯に存在していた神代町と調布町が合併する形で市制施行したんだよ!
2025年(令和7年)には、市制施行70周年という節目の時を迎えるんだって(@@)
この辺り一帯は、その昔は調布飛行場という広大な飛行場だったところでもあり、在日米軍に接収されていた頃は「関東村」と呼ばれていたみたいなんだけど、
1973年(昭和48年)には全面返還され、この跡地の一部を活用して整備されたのが「東京スタジアム」(後の「味の素スタジアム」)で、
2019年(令和元年)にはここでラグビーワールドカップが行われたことは、まだまだ記憶に新しいね!
ほんとここ最近はストレートな分かり易い質問が増えてきたから、私自身もほっとするなぁー!(笑)
それでも、この市だけじゃなくて都内にはいくつかの「調布」とつく地名が見受けられるんだよねぇ♪
昔の税金を納める制度に「租庸調」(ソヨウチョウ)というものがあったんだけど、「調」というのはその土地の特産物を収めることを意味していたみたいだよ。
それで、この市では布を納めていたことから「調布」と呼ばれるようになったんだって♪
嘘みたいな本当の由来だけど、布にも様々な種類があるけど当時は布も高価なものだったから、税金としても十分通用したんだろうねぇ。
税金の替わりに布を納めていたという由来だからなのか、市内の地名には布田と書いて「ふだ」とか「染地」といったように、布に関係する地名が多く残っているのもある種の特徴かもね♪
時代はぐぐんと遡って、江戸時代には市内の中心部を流れている玉川で布をさらしていた記録が残っているというから、布と深い関係があることもうかがい知れる由来だねぇ☆
あらら、分かり易い質問で安心しきっていたら、やっぱり変化球も何処からともなく投げ込んでくるんだから、ほんと油断も隙もないなぁ(^^;;
宅地化が進んで、京王線を初めとした再開発によって都会の様相を見せる一方で、多摩川低地と武蔵野台地に代表される
武蔵野の自然とか古くからの歴史あるお寺や神社なんかも残っている特性からか、ドラマや映画のロケ地になることもものすごく多いらしいよ(@@)
特に市の南部を中心に昭和10年代から30年代にかけて「映画のまち」として栄えた経緯があるし、しばしば「東洋のハリウッド」なんて呼ばれることも多かったみたいよ☆
現在でもたくさんの映像や映画を扱う会社も多く存在していて、精力的に撮影所を中心に活動が盛んに行われていて、町おこしとか観光資源としても活用しているんだって!
それの集大成と言える催しが、「映画のまち調布 シネマフェスティバル」という市内でも大規模な映画祭だよ。
歴史もとても新しく、2019年から毎年2月頃を目途に行われるんだけど、コロナ禍を挟みながらも精力的に開催し、映画の街としてのPRにも余念がないねぇ!
ちなみに、市内に存在する映画や映像関連の有名な会社としては、ジャンゴフィルムとか日活撮影所、それに高津装飾美術など本当に多いよ。
これで映画やドラマのロケ地にしばしば選ばれるのもうなづけるよね☆
この付近の有名な名物の一つに「深大寺そば」というのがあるけれど、水車を利用して製粉が行われたり、
釜茹でやそば打ちや晒しにもたくさんの湧き水が利用された経緯もあり、湧き水あっての深大寺そば誕生に結び付いたとも言われているみたいなんだよ(@@)
現在でも秋になると「深大寺そば祭り」まで行われるくらい、しっかり根付いた全国的にも言わずと知れた名物と言っても過言ではないよね♪
長い歴史を持つ深大寺に豊富な自然と水源が調和するゲゲゲの鬼太郎のふるさと」という代名詞を持つ都市、調布市。
冒頭でもちょっと触れたかも知れないけど、南北に京王線の線路が分断するように通っていることで、毎日のように慢性的な交通渋滞に悩まされたそうだよ!
その発端が開かずの踏切が何か所にもわたって存在していたことが大きな原因だったんだけど、京王線連続立体交差事業とそれに伴って再開発がされたことでこの問題からやっと解消されたんだよ。
調布駅を中心とした三つの駅が地下に変更され、調布駅の京王線接近放送の冒頭になるチャイムも、ドラマ「ゲゲゲの女房」
の主題歌にもなっていた、いきものがかりの「ありがとう」がアレンジされたものになっているから、ここからもご当地感をたくさん感じられるね♪
調布市に関する詳しい内容は、調布市ホームページ へどうぞ。
一部端末からは観られないものもあるんだけど、市の概要や観光資源のページを中心に、知りたい情報がワンアクセスで観られるように工夫されているページなんですよ!!