今年も暑さが猛威を振るったと言ってもいい8月の雰囲気を受け継ぐようにして9月に突入しましたね☆
この時期は台風が起こり易いシーズンなので、秋の過ごしやすい雰囲気と隣り合わせな感じで、何だか楽しみたいけど楽しめないようなやるせない気持ちになってしまう人たちも少なくないでしょうきっと☆
数年くらい前は、確か8月の後半から学校が始まるなんていう試験的な試みもされていたみたいだけど、やはり2学期の始まりは9月になってからというイメージが強いですよね。
その証拠に、8月も20日を過ぎた頃から、テレビやラジオからも「夏休みももうあとわずか」なんて言葉がちらほら聞こえ始めると、
特に小中学校時代は「うわぁー夏休みの宿題ため込んだぁー!!」とか言って、慌てて宿題を取りつくろうのも、悲しいかな夏の風物詩みたくなっていたし。
お盆前後にその怒涛のような宿題を片付けりゃ残りの夏休みがもっと晴々と爽やかに過ごせることは分かってるのに、
ついついあれやこれやの誘惑に負けて重い腰を上げ忘れて慌てふためいてしまうのが常なんだよなぁ。(苦笑)
良い子の皆さんは、絶対にこんなことはくりかえさないようにしてくださいねぇー!ってそりゃあんただろがぁってそのまま返されそうなんですがね☆
「基本的には首都圏が中心だ」と最初に掲げていた目標だったこのコラムは、それを早くから調子に乗って取り上げすぎてしまったせいか、
埼玉県の市町村をコンプリートしたときとほぼ同じくして、少なくとも首都圏の市町村のネタもそろそろ尽きてきそうです。
そんな訳で、ここ最近は毎月かなり遠出をしたり中旅行になるなんてことも増えてきましたね。
NACKN そういえば、確かにここ最近は遠出が増えたと思ったら、首都圏に密着しすぎてしまっていたのが原因だったのかぁ☆
AMATY んまぁー、あんまり認めたくないけどそういうことになっちゃうんだよなぁ!当初の計画では、関東地方を中心に取り上げていこうって考えていたんだけど、気が付いたら旅行モードに切り替わっちゃっててねぇ。
NACKN あらまぁー、珍しく弱気じゃないのぉー!でも、私はいろいろな地方へ一緒に行かれるのが楽しみだよ☆
私たちが知らなかったいろいろな風習にも触れることができるし、何と言ってもその土地でしか食べられない郷土料理に出会えるんだものね☆
AMATY あ、あれ?結局はそこにたどり着くんですかい!(笑)でも確かに、このページを見てくださる方々の中には、そのキャラクターが定着している人も多いかも知れないよね☆
NACKN それだったら嬉しいんだけどねぇ。調べる方は大変かもだけど、このスタイルも私は好きだよ☆
ってなことで、時々は首都圏に戻りつつも様々な地方の市町村を取り上げているこのコラムですが、
今回は関東甲信越の都道府県の一つである新潟県から、北陸新幹線の開業で交通の面でも大きな変貌を遂げた糸魚川市を取り上げてみましょう☆
他にもいろいろと魅力が詰まっていそうな感じだね!
NACKN あらら、先にフライングされてしまったけど、北陸新幹線が開通する前は結構大変だったみたいだよね☆
上越新幹線で越後湯沢まででてそこから当時の特急北越かはくたかに乗り換えないと行かれなかったのが、
北陸新幹線の恩恵を受けて東京から乗り換えなしで糸魚川駅まで行かれるようになったんだもんねぇ!
AMATY ほんと北陸新幹線の存在はものすごく大きなものだったんだよね☆ただ、速達タイプの「かがやき」は通過してしまうけど、
特急から引き継がれた「はくたか」ではこの駅にも停車するから、便利になったもんだよねぇ。
NACKN そうなんだよねぇ。私の好きな高速バスの本数も減少してしまった今だからこそ、新幹線の存在はでかいよねぇ。
おや?なんだか広い公園が2ヶ所も発見されたぞぉー!ここからこの市の特徴がつかめそうなんだけどなぁ!
糸魚川市は新潟県の最西端、上越地方に位置している市町村で、日本海に面しているところでもあるんだよ☆
新潟県は確かに南北に細長い形状なんだけど、ここがよく誤解されやすいところで関東地方に近い方から上越・中越・下越という区分けがされているから、最初はかなり「はて?」って疑問符が躍ってしまいそうだよね☆?
深緑の半透明な宝石の一つに「ヒスイ」というのがあるんだけど、この市はこの産地としても知られているところで、
妙高市・上越市とともに南西部の代表的な3市の一つでもあるらしいよ☆
さらには、江戸時代から明治時代にかけて日本海の海運で活躍していた廻船で「北前船」の愛称でしられていたところから、
東日本と西日本をつなぐ文化の拠点としてだけでなくて、中国の信濃国と越後国との物流の拠点として栄えてきた経緯もあるんだよ!
市内には、妙高戸隠連山国立公園と中部山岳国立公園の二つの国立公園を有していて、これは全国的にも珍しいんだって(@@)
1954年(昭和29年)6月、西頸城郡にあった糸魚川町を含めた周辺の1町8村が合併されて糸魚川市が誕生したんだけど、
2024年(令和6年)で、市制施行70周年を迎えたんだから、結構長い歴史を歩んできた市町村とも言えるよね♪
んまぁ相変わらず容赦なく変化球が飛んでくることには慣れてはきたけれど、ほんと毎月ひやひやさせられるのは防ぎようがないんだから困ったもんだぁー(*_*)
そう、確かにヒスイという宝石は東洋の中国や朝鮮半島を初めとした広い範囲に運ばれていて、装飾品としても利用されていたことから人気の高い宝石としても知られていたんだって☆
それもそのはずで、この市内に点在するヒスイ海岸で約5000年前に産出されていたという記録も残っているそうで、
この「ヒスイ」というのも周辺でヒスイの原石を拾うことができることに由来しているので、こういう名前が付いたんだって♪
この市で産出されていたヒスイも、奈良時代になると歴史から途絶えてしまってこの市を初めとした国内でヒスイが産出していたことすら忘れ去られてしまったらしいよ(TT) (^^;
ぢ代は流れて、旧小滝村で昭和初期に再びヒスイの原石が発見されたことで、各地で出土されていたヒスイの加工品が
海外由来のものではなくて、正真正銘の糸魚川原産のものであることが明確に証明されたんだって(@@)
2016年(平成28年)9月には、ヒスイは日本の「国石」の認定を受けて、市内の2ヶ所の産地が国の「史跡名勝天然記念物」にしていされるなど、ヒスイ文化が再び注目されているんだよ☆
あぁー良かった、やっと思いが通じたかも!(笑)市町村の名前の由来とか特産とか風習なんかは、市町村紹介の醍醐味化も知れないねぇ!
新潟県や長野県、石川県などで広く知られている「笹寿司」というのがあるけど、新潟県や長野県で作られるものは若干の違いがあるんだって☆
この市を代表する特産品とも言える笹寿司は、笹の葉の上に寿司飯を盛りつけて山菜やクルミといった具材を載せる郷土料理にもなっているんだよ☆
さらに、この市では、7月7日を糸魚川・七夕は笹ずしの日」と制定して、笹ずしを初めとした市内の郷土料理を親しんでもらおうということで、様々なイベントも行われているそうだよ☆
他には、ユニークな名前の特産品といって思いつくのは、かつては富山県で製造されていたという発酵茶の一種で、
2本の茶筅を使ってお茶をたてるときに茶筅同士がぶつかり合う音からその名が付いたと言われる「ばたばた茶」というのも市内では結構有名だよ☆
そして、NACKNも知りたがっていたというBQグルメもあって、その名も「糸魚川ブラック焼きそば」っていうんだよ(@@)
イカ墨を調味料として新潟県産のイカを使用していることが特徴であり、これがブラック焼きそばと言われる素になっているんだって☆
市内の美味しいものやご当地グルメのPRを目的として、2009年(平成20年)に「糸魚川うまいもん会」が結成されて、そこで開発された焼きそばらしいよ。
「ブラック○○」と言われるご当地グルメも数多くあるけど、焼きそばだったら老若男女誰でも親しめるメニューだから、独自の製法があれば結構ヒットするかも知れないね☆
日本海にもっとも近いヒスイの産地と東日本と西日本の文化を結ぶ自然に抱かれた都市、糸魚川市。
ところで、北陸新幹線が開通した2015年(平成27年)3月から、東京から乗り換えなしで糸魚川駅まで来られるようになったんだけど、
新潟県の形状からか富山や金沢までは1時間を切る時間で行かれるのに対して、県庁所在地の新潟市までは
どう頑張っても2時間を要するという不思議な結果が生まれていることに、皆さんは気付いていましたか?
糸魚川市に関する詳しい内容は、糸魚川市ホームページ へどうぞ。
特に観光とヒスイに関する話題が目玉のページで、カテゴリーへもスムーズにアクセスすることができるようになってるんですよ(^O^)