今月の市町村


2003年5月1日に開設された「Amatiasの玉手箱」とともに始まった名物コーナー「マイタウンコラム」も、同時に21周年を迎えました。本当にありがとうございますm(__)m
現在のようにスマートフォンもまだまだ普及していなくて、全国各地のタウン情報誌なんかがそのまま公開されていたような時代でした!
国内の地理や地域の話題には昔からものすごく興味があって、私が住んでいる関東地方以外にも様々な地方の特色や風習を知ることができるのが、とにかく楽しくて仕方なかったなんて時期もあったほどでした(^O^)
ホームページを作ろうと思い立ったとき、埼玉県の話題だけじゃあまりにも偏りすぎるよなぁとちょっとだけ難色を示してましたけど、
全国各地の話題を分かり易く紹介したページも加えれば、結構楽しめるかもと公開日をまじかに控えていたにも関わらず、
毎日徹夜でせっせと原稿を書いていたっていうのも今ではいい思い出だしちょっぴり懐かしくもあります☆
このページが生まれたのがさいたま市のお誕生日と同じ5月1日だったということもあって、このコーナーでいちばん最初に取り上げた市町村はもちろんさいたま市でした☆(笑)
時代は変わっても、「テキストで読める手軽なタウン情報誌」というコンセプトは変わらずに、
レポーターのNACKNと一緒に結ったりと全国の市町村をめぐる旅を続けていきますので、これからも引き続きよろしくお願いしますm(__)m


時代は変わったってところでいえば、ホームページ作成ブームの2000年代最初は掲示板や文字チャットサービスが数多く存在していて、
ホームページ上での交流やコミュニケーションは上記のようなツールを設置して行っていたのも懐かしいですね。
このコラムの感想を掲示板上で促して皆さんからいただいていたのも、ありがたかったですね。
 NACKN うわぁー懐かしい話題ですねぇ☆そうそう、一つの話題に対してスレッド四季で閲覧者からコメントをもらえたりしたのは、すごく励みにもなったよね☆
 AMATY ほんとほんと!なんかこう、一体感みたいなのも生まれたりして、いろんなページで曜日を決めて定期的にチャット会が開かれていたことも、ホームページの醍醐味でしたもんね☆
 NACKN そうそう、それにこのコラムでも時として二つや三つの市町村を一気に取り上げた企画もやっていたことがあったね☆
あと、さいたま市の区と通常の市町村を取り上げたりと、実はいろんな企画があったんだよねぇ!まぁ、そのときも私は食いしん坊キャラ全快だったんだけど…!
 AMATY あ、あれ?結局はそこに落ち着いちゃうんですかい!(苦笑)まぁでも、一つの特徴的なキャラクターがあってもいいよね☆
そんなこんなで、ついついいろいろな思い出も飛び出しましたけど、ここ最近は首都圏を飛び出して様々な地方へ中旅行や大規模な旅行に出かけたりすることも増えてきました!
世間はゴールデンウィークだし、今回も中距離旅行に出かけてみましょう! 市町村の大部分が森林だという長野県の大町市を取り上げてみましょう!
 NACKN あれ、大町っていつの間にか市に昇格していたんだねぇ!まぁどこにでもありそうな市町村名だから、もしかしたら勘違いをしているかも知れないし…!
新宿から中央線の特急あずさを利用すれば松本まで行かれるし、その後は大糸線という電車に乗れば、中心駅である信濃大町駅に到達できるよ!
 AMATY そうかそうかぁ、さすがに長野のそこは遠いので、特急の力を借りて、効率よく行くのも大切だね!
今はだいぶ少なくなってきているけど、特急の中にワゴンを押しながらの社内販売が来るとちょっとわくわくした気持ちになれるんだよね!
 NACKN そうなんだよね!それこそご当地感満載の光景だね!わりとあっという間に着くことができたけど、
何だか周りも静寂に包まれた感覚があるけれども、これもこの市町村の特徴の一つかも知れないですよね♪


大町市の特色も知りたいけど、どの辺りにあるんだろう?何か自慢できることもあるのかなぁ


大町市は長野県の北西部に位置している市町村で、都心からは凡そ350キロメートルのところにあるんだよ!
仁科三湖(にしなさんこ)という三つの構造湖が市の北部に広がっていて、市の面積の88パーセントが森林という、「盛の都」とか「水の生まれる里」なんて呼ばれたりすることもあるんだって♪
長野県を区分する一つに北アルプス地域というのがあって、そこは大町・北安曇地区とも呼ばれていてそこの唯一の市という側面も持っているよ☆


この市の西部には北アルプスという標高3000メートルの山を中心に、東武にも1000メートルを超える山々が連なっている山岳地帯も広がっているし、
北アルプスから流れ出る鹿島川と高瀬川の扇状地として、多くの地下水が集まって湧出している特徴もあって、
豪雪地帯でもあるこの市にとっては雪解け水にも結構恵まれているらしいよ☆


ほんと、豪雪地帯にとっては水に恵まれているのは特にありがたい事だし、山岳地帯で森林なんて自然丸ごと探訪みたい!ところで、この市が立山黒部アルペンルートの長野側の玄関口になってるってほんと?


あらまっ!今回はいつになく度ストレートな質問で助かったぁー!(笑)開通後はたくさんの観光客でにぎわいを見せるところだから、触れないわけにはいかないね♪
立山黒部アルペンルートというのは、長野県大町市の扇沢駅と富山県中新川郡立山町の立山駅の間を結ぶ山岳観光ルートとして建設されたものなんだよ☆
黒部ダムから扇沢の区間には富山県と長野県との県境があって、もともとは黒部ダム建設の資材運搬のために建設されて、
富山県側の立山から黒部湖までの区間は立山登山客や山岳観光の便を図るために作られたという経緯があるそうだよ☆


ケーブルカーや高原バスや電気バスなど多くの乗り物を乗りついで移動するので、立山連峰の雄大な景色も望めるだけじゃなくて、
高さ15メートルにも及ぶ「雪の大谷」というここのルートの名物とも言える行きの壁を目の当たりにすることもできて、その迫力は圧巻みたいだよ☆
それで、さっきも紹介したこの市にある扇沢駅というのは、長野県側の玄関口として有名で、電気バスのバス停になっているんだよ☆
長野からこのルートを利用する場合は、必ずこの駅から電気バスを利用して山岳観光や登山を楽しんだりするんだって!
4月の半ばから11月の半ばまでと機関は決められているけど、その間に国内外から本当にたくさんの観光客でにぎわうから、壮大な国際会議場みたくなるらしいよ(^O^)

うわぁー、すっスゴイッ!!行きの大谷っていうのは何回か聞いたことがあったけど、このルートの名物だったんだね☆ところで、この市にはエネルギーをテーマにした博物館があるって聞いたんだけど?


んー全く油断も隙もないんだからぁー!安心しきっていたら突然変化球質問が飛び出すんだもんなぁ(*_*)
全国にも珍しい博物館というのは数多くあるけれど、エネルギーを主題にした博物館というのはなかなか類をみないのかも知れないよね☆
戦前から水力発電や火力発電の開発が盛んに行われてきたところでもあるから、戦後になって黒部ダムの建設基地として大きく関わってきたという特色を生かして作られた博物館だよ!それが、「大町エネルギー博物館」なんだよ♪
水に恵まれた地形を生かして盛んに行われてきた水力発電に関する実物を中心とした点字が多く、他には火力発電や未来エネルギー何かの模型も展示されていて、エネルギーの基礎を学ぶことができるんだよ☆
水力発電や火力発電といったエネルギーに着目した博物館なんて、本当にユニークだよね!


へぇー、それは本当にユニークな博物館だねぇ!こういう身近なテーマだと自然と足を延ばしたくなっちゃうね☆それじゃぁ最後に、何処かと姉妹都市提携しているところはあるのかなぁ?


ほんとここ最近は、いろいろなことが切っ掛けとなって友好都市とか姉妹都市とか災害友好都市なんていう関わり方も珍しくなくなってきたよね☆
この市は立山黒部アルペンルートとの関わりがものすごく大きいから、当然と言われちゃえばそれまでかもしれないけど、国内では富山県の氷見市とは1972年(昭和47年)に、
そして東京都の立川市とも1991年(平成3年)に姉妹提携都市として締結されたんだよ!


そこへいくと、海外に目を向けるとオーストラリアのチロル州にあるインスブルック市と、
アメリカ合衆国カリフォルニア州にあるメンドシーノという都市との提携も昔から続いているらしいよ!
それぞれどんなきっかけかというところまでは定かではないけど、何はともあれ様々な切っ掛けでお互いの都市との交流が続いていくのは本当にすてきなことだよね♪


水力発電の開発に一歩先をゆく水に恵まれた特徴を生かした観光資源が調和する町、大町市。
ところで、この市にはもう一つの顔があって、それは山村留学発祥の地と呼ばれていることなんだよ♪
東京の小学校の教師であった青木孝安さんという人が考案し、年齢に合わせた無理のない活動や
山村の生活文化を実際体感できる画期的なプログラムが好評で、「山村留学制度」をこの市で設けたんだって!
短期間のものから1年を通じて行われるものもあったりとバリエーションも豊富なので、本当に自分のペースに合わせて無理なく体感できるというのが魅力的だよね☆
大町市に関する詳しい内容は、大町市ホームページ へどうぞ。
さっき紹介したエネルギー博物館の他にも、それこそ立山黒部アルペンルートの詳細も分かり易く掲載されていますよ!



他の市町村へも行ってみよう!

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