今月の市町村


2024年(令和6年)の年が明けましたね!完全とは言い切れませんがコロナが落ち着いて活気が戻ってきたお正月ですが、皆さんはどのように過ごされていますか?
まだ完全終息とはなっていないものの、昨年の5月に新型コロナの位置づけが二塁から五塁に移行したことで、行動制限はおろか外国人の往来も増えてきて、コロナ禍以前の活気が戻ってきましたよね☆
様々なイベントも普通に開催されているし、スポーツ観戦も制限が緩和されて、歓声が聞こえてくる光景が、当たり前のようで実は当たり前じゃなかったんだってことをしみじみ感じてしまいました!
紅白歌合戦や箱根駅伝といったような年末年始特番を見ると、一気にお正月モード全快になって、時間の流れ方も穏やかな感じですよねぇ♪
毎年思うことですが、大みそかまでの切羽詰った雰囲気から元旦になった瞬間のゆったりとした気持ちへの移り変わりって、何とも不思議な光景ですよね☆
新幹線や航空便などの混雑もコロナ禍前の水準まで戻ったというニュースが流れてくると、コロナに振り回された凡そ4年間を乗り切ったという思いと、
行動制限がきつかったコロナ縛りがいかに異例な事態だったかを、改めて痛感させられましたね!
とは言え、特に冬はインフルエンザ等の感染症がどうしても流行り易い時期なので、引き続き自分たちでできる予防対策を行いつつも、思い思いにお正月休みをエンジョイしていきたいですね!!


行動制限があってもなくても、このコラムでは気ままにのんびりと旅をしながら、分かり易く広く浅く各市町村の魅力を探っています。
「年忘れ○○」なんてタイトルがテレビやラジオの番組欄を埋め尽くすようになってくると、どんな状況でも年の瀬モードを感じずにはいられなくなりますね☆  NACKN 皆さん明けましておめでとございまーーすm(__)m
分かる分かる!「年忘れスペシャル」とか「年忘れ爆笑バラエティー」みたいな番組、ここ最近ほんと増えてきたよねぇ♪
紅白の裏で放送されている「年忘れにっぽんの歌」ってのが代表選手級だけど、知ってる曲やなじみ深い曲も多いからかなぜか落ち着いて見られるんだよね♪
 AMATY あれまぁー!NACKNってば最近渋い発言が増えてきたねぇ!キャラクターは永遠の小学生でも、しっかり歳は重ねている証拠の現れかも知れないねぇ!
 NACKN えぇぇぇー!そ、それはどういう意味ですかい?何てコメントしたらいいのやらって感じだけど、貶されている風ではなさそうだね(^O^)
それでも、1970年代とか80年代の楽曲って、方角でも洋楽でも誰でも親しめて口ずさめるものが多いから、現在でも人気があるのかも知れないよね。
 AMATY ほらほらー、やっぱりいい意味で渋い路線に突入してきているよー!今年は心機一転で、「永遠の小学生キャラ」から「渋い路線を突っ走る昭和のキャラ」ってのはどう?
 NACKN んーー、なんだか別のコーナーができたときに登場しそうなキャラクターだなぁ!ってなにいきなり新年早々こんな議論に発展してしまったんだか…!
まぁ、そんな訳で今年もこんな風に肩ひじ張らずにゆったりとお届けしていこうかなぁって考えてます!
今年はコロナもある程度落ち着いたってことで、久しぶりに中規模な旅行に出かけてみようということで、福島県まで足を延ばしてみましょう!
福島には太平洋の内陸に位置する中通りと沿岸に当たる浜通りという代表的な二つの地域があるんだけど、今回は浜通りの市制施行70周年を迎えた相馬市を訪れてみましょう!
 NACKN あぁー、3.11の時は結構大変な被害に見舞われたけど、その土地独特の習慣もあるってきいたことがあるよ!
常磐線も全線復旧し、上野東京ラインからつながっているから都心からもアクセスできるけど、相馬と池袋を結んでいる高速バスでも行くこともできるよ!
 AMATY そうかぁ!福島県側の常磐線が長い間運休していたもんねぇ。東京方面からのアクセスも繋がって利便性も向上したし、
もっとダイレクトにピンポイントの地域に行かれる高速バスは強みだもんね!
 NACKN そうなんだよ!鉄道もいいけど、時間が許すならば遠くへは高速バスで行きたい派なんだよねぇ!
あれっ?寒いと思って防寒対策をしてきたのになんだか暖かささえ感じるくらいなんだけど、これはいったい何でなんだろう?


相馬市ってどんな所なんだろう?何か特筆すべきポイントはあるのかなぁ?


相馬市は福島県の浜通りという沿岸に面した地域に属している市町村で、都心からは凡そ350キロメートルの所にあるんだよ!
浜通りの東北端にあり、全国的にも「相馬野馬追」という有名な行事があり、東北地方を代表する風物詩の一つらしいよ!
太平洋沿岸という特色を生かして、船舶の取り扱いを安全に行える港湾や海水浴場が多いという特徴があり、
特に夏は海水浴客やマリンスポーツ等を楽しむ人たちで賑わいを見せているんだって!
日本の氏族の一つとして著名な「相馬氏」は、戦国時代後期から江戸時代にかけて本拠地としての役割も果たしていたそうだよ!


江戸時代後期から何度か起きた大飢きんにも屈することなく、様々な策を講じて経済の安定と復興につなげてきたという経緯があるんだよね。
1954年(昭和29年)に周辺の1町7村が合併して誕生したのが、この市なんだよ!
沿岸地域の特色の一つに、夏が涼しいけれど冬は季節風が山脈による遮断が起きるので雪がほとんど降らない気候なんだけど、
このことは福島県の太平洋沿岸部の都市でも同じような気候が見られるんだそうだよ☆


へぇー、意外だったなぁ!東北地方だから雪も多く降ると思ってたし、沿岸部の特徴がよく現れているんだねぇ!所で、さっき言っていた「相馬野馬追」って行事を詳しく知りたいなぁ?


いやぁーここんとこ最近ストレートな質問が多くてほっとしているよ(^_^)
それでも全国的にはこの行事で有名だけれど、詳しくは知らないという人たちの方が多数なんじゃないかなぁ!
市町村の名前にも「馬」という文字が入っていることからも分かるように、馬にまつわる行事が市内でもたくさん開かれているらしいよ。
中でも、「相馬野馬追」という行事は国の「重要無形民俗文化財」の指定を受けているほど、全国的にも知られた行事なんだよ!
相馬太田神社と相馬小高神社・相馬中村神社の三つの神社を中心に行われる祭礼で、騎馬武者が行進する行列が執り行われたり、
南相馬氏に所属する原町区を中心に開かれる甲冑競馬と神旗争奪戦など、この市を中心に相馬エリア全体で行われる行事で、
毎年7月の23日から25日の3日間にかけて盛大に開催されているよ!


平将門という相馬氏の遠祖が、鎌倉開府の前に現在の千葉県松戸市にに野生馬を放して、敵兵に見立てて軍事訓練をした事が起源とされているみたいだよ!
「相馬野馬追執行委員会」が1959年(昭和35年)に発足し、現在までこの委員会の主催で開かれていたけど、
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災の影響を受けて、お祭りを7月最終週の土曜日から月曜日に、神事を同じ月の24日と25日に固定して開催してきたんだって。
それでも、どれだけ気候に沿岸の特色があっても、2023年(令和5年)の記録的な猛暑はこの市にも大きく影響し、涼しい時期に日程をずらすなどの検討がされ始めているらしいよ☆


へぇー、すごく由緒ある神事と祭りが一体となって開催されてきた経緯があったのもびっくりだけど、それで夏の暑い時期に熱中症にかかったんじゃ洒落にもならないもんね!ところで、人気の海水浴場ってどこかあるのかなぁ?


あれあれー、なんだかちょっとずつ変化球が飛んでくるようになってきたぞーー(^^ゞ
まぁでも、総合紹介のところで海水浴場も多いって書いていたもんね!
代表的なところを挙げるとすれば、市内の原釜地区にある原釜尾浜海水浴場が、口コミサイトでも結構上位にくいこんでるねぇ!
ここは、2021年(令和3年)のコロナ禍でも唯一海びらきをした所でも知られていて、予防対策を講じながらも営業していたところでもあり、
現在はSNSが広く普及しているから、全国的にも口コミで広まったところでもあって、行動制限とうまく付き合いながらも全国から観光客が訪れた所みたいだよ☆
他には、四倉海岸の海びらきも市内の名物にもなっているそうで、海沿いにはサイクリングロードも整備されていて、
海風を切って走る爽快感が話題を呼んで、夏になるとこれを目当てに訪れる観光客も多いみたいだね☆


いいねぇー!海沿いのサイクリングなんて特別気持ち良さそうだし、夏はやっぱり海シーズンを目当てに、多くの観光客が訪れそうだね。最後に、水産物の他に果物の生産も盛んだって聞いたんだけど?


あれまぁ、特産に行くと思ったらきわどい方向に話を持っていきましたねぇ☆
確かに、この市には磯部漁港と松川浦漁港という二つの漁港を中心に、新鮮な水産物も多いんだけど、和田地区と磯部地区や石上地区を中心に果物の栽培も盛んだよ!
この二つの地区は農業で栄えた地域という特徴から、和田地区では上質なイチゴが収穫できるところからイチゴを特産としているんだって!
磯部地区や石上地区ではナシ園も多く存在していることから、梨の栽培が盛んに行われているそうだよ!
ナシのシーズンにはナシ狩り体験ができるところも多いし、特に小学校の遠足なんかで訪れる子供たちもきっと多いだろうねぇ!


沿岸の気候に恵まれ、漁業・農業といった産業が調和し祭事も盛んな経済都市、相馬市。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では、それこそ沿岸を中心に大津波に襲われ、甚大な被害を受けてしまった地域もあったけれども、
阿武隈高地・相馬丘陵や霊山といった山々に囲まれている西側の地域も、震災の時は結構大変だったそうだよ!
現在はほぼ復興も進んでいて、海の幸だけでなく山の幸も味わうこともできるので、全国的にも普及してきている
ふるさと納税の返礼品にも、この市の特徴がふんだんに生かされるようになったことで、観光客を呼び込むキャンペーン等も次々展開され始めて来ているみたいです!
相馬市に関する詳しい内容は、相馬市ホームページ へどうぞ。
生活情報はもちろんのこと、特産品や市のあゆみや遠隔等も分かり易く掲載されているので、見ていてもワクワクしてきそうなページですよ!



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