今月の市町村


9月に入ったとは言えども、日中はまだまだ夏の暑さがしばらく続きそうで、エアコンにはもうちょっとだけお世話にならなきゃいけなさそうです☆
ここ数年の夏は異常なほどの湿気と熱さが襲ってきて、毎年のように「記録のない暑さでしょう」なんて天気予報も聞かれるようになってきてますよね。
熱中症なんて言葉を聞くようになったのもここ10数年くらいのもんですが、1993年(平成5年)の大冷夏も、それはそれで気持ち悪かったですね(*_*)
ここに訪れてくださる皆さんの中にはまだ生まれていないなんて人たちもいるかもしれないですが、
今じゃ信じられませんが外に出てもエアコンも必要ないほどでしたし、梅雨明けしたんだか粘ってるんだか雨ばかり降っていて、
全国的にお米も不作でタイ米が大流行したなんていう年でした。
危険な暑さも勘弁してほしいですが、エアコンのいらない夏はもっと気持ち悪いし、両極端じゃなくて湿度のない適度な暑さがちょうどいいのかも知れませんよね。
8月の終わりから学校が始まっているところもあるかも知れませんけど、特に学生の皆さんは宿題に追われてはいませんか?
私も学生の頃は、大量に出された宿題をためてしまうどうしようもない子供でした(-_-;
まだまだ秋の気配は朝夕の気候でしか感じられなさそうですが、宿題をため込まずに清々しい気持ちで2学期を迎える方法はないものかと、本気でそんなことを考えてしまいましたね。


2003年のこのページの開設当初から続けてきているこのコーナーですが、首都圏の市町村がだんだん埋まってきたがために、
ここのところは小旅行気分で中距離の旅のようになることが増えてきました!
私自身も知らないことの方が多いし、他の地方の週刊や風土を知ることができるのが新鮮でなかなか楽しいですね☆
 NACKN そうそう、私たちにはあたりまえなことでも他の地方に行ったらまた新たな発見があるなんてことは往々にしてあるよね!
 AMATY そうなんだよね。それこそ、コロナが流行し始めて未知のウイルスに狼狽え街から人が消えたときにゴーストタウン化した渋谷に行ったことがあったけど、
あれもかなりの勢いでびっくりしたし普段当たり前のように見慣れた光景が一変しただけでも非日常を感じてしまったもんね☆
 NACKN 当たり前のことが実は当たり前じゃないってことを思い知らされた瞬間でもあったしね☆
また食いしん坊キャラって言われそうだけど、自宅待機を強いられたからこそお取り寄せグルメがものすごく売れたって話も聞いたことあるよ☆
 AMATY いやぁーやっぱりそれでこそNACKNのキャラクターだよねぇ。でも冗談抜きに、お取り寄せグルメが売れたのは本当だよね!
 NACKN んもーー、だから隠してたのにぃーー!
ってな訳で、今回も関東地方の市町村ながらここからちょいと中距離旅行気分が味わえるかもですよ!
というのも、福島県にもほど近い茨城県の北茨城市に今回は訪れてみようという思考でしたぁー!
 NACKN なるほどねぇ、北茨城市って名前は聞いたことあったけれど、確かにものすごく遠そうだもんなぁ。
その証拠に高速バスも出ているくらいだし、電車で行こうとすると日暮里駅から常磐線を福島方面に乗ってかなり行かないと、中心駅である「磯原」ってところまでは行かれないらしいからねぇ!
 AMATY そうだねぇ、前に水戸まで行ったことがあるけど、それよりももっと先まで行くんだもんねぇ。そりゃぁ中距離旅行もいいところだよね☆
 NACKN ほんとほんと、新宿駅からもJRバス関東が運行している高速バスが異なるルートでいくつか出ているみたいだしねぇ。
おや?ここもどうやら温泉郷やキャンプ場も結構あるみたいで、あちらこちらでにぎわいが絶えないねぇ!


北茨城市ってどの辺りにあるんだろう?名前のとおり茨城県の来たってことは分かるけど、特性を知りたいなぁ?


北茨城市は文字通り茨城県の最北端に位置しているところで、都心から100キロ近く離れた水戸市からも約57キロメートルほど離れたところで、
すぐ来たは福島県のいわき市に接しているくらい、福島県との結びつきも大きいところなんだよ☆
2011年(平成23年)に発生した東日本大震災が引き起こした福島原子力発電所の事故によって、この市も被災区域になってしまったみたいなんだけど、
古くは農業や漁業が盛んなところで代表的な特産は特に冬に食べると美味しいアンコウ鍋だよ☆


江戸時代の末期に石炭が発見されてからというものは、常磐炭田の中核としての役割を果たすようになったそうで、現在では工業都市としての顔も持っているんだって☆
1956年(昭和31年)の3月に、周辺の6町村の合併によって誕生した市町村だよ。


すっごぉーーーい!石炭の発見で工業都市に進展したなんちゅう市町村も珍しいかもね!ところで、北にあるから北茨城市なんだろうけど、当初は茨木市にする構想があったってほんと?


あらまぁこれまた度ストレートな質問だねぇ♪日本全国の市町村には、都道府県と同じ名前が付けられたものもものすごく多いね!
その大半が県庁所在地の広報の方法の一つにもなっているものも多いけど、御多分に漏れずこの市も市制施行したときは「茨木市」にする案が浮上したんだって♪
でも、周辺の市町村の反対を受けてそれは実現しなかったんだって(^^;;
それで、県の最北端にあることや茨城県を書く地域に分けた一つに県北地域というのがあって、ここにも属することから「北茨城市」ってなったらしいよ♪
いろいろな理由があったみたいだけど、同じ県の東茨城郡にも茨城町というのがあるし、大阪府にも茨木市という同じ発音の市町村があるのでこれと混同されやすいとか、
それこそ茨城県の県庁所在地と誤解を受けてしまう恐れもあるといった理由だったみたいだよ!
でも、現在の名前の方が地域も特定されやすいからこの形になって良かったんじゃないかと思っているよ☆


んーー、どれも現実的な理由だねぇ。でも都道府県名と同じ名前を付けたくなるって成り行きも理解できるなぁ。ところで、この市の郷土料理に「どぶ汁」ってのがあるって聞いたんだけどいったいどんなんだろう?


た、確かに、どぶ汁なんて名前の響きだけ聞くとあまり美味しくなさそうな感じがしてくるけど、ちゃんと真相を知ったらそんな偏見も吹き飛ぶかもしれないね♪
この市の代表的な郷土料理と言えばあんこう鍋なんだけど、漁業が盛んだったころに茨城県の北部で食べられていた漁師料理が、「どぶ汁」って言うんだよ。
大根などの根菜や味噌や鍋を持ち込むだけで作ることができて、おまけに栄養価も高かったことから、すごく貴重なものだったんだって。
この頃は、まだあんこうが食材として今のように知られていなかった頃で、あんこうの全てを使うことができる料理としても、漁師たちの間では常識だったみたいよ!
じゃぁなぜにどぶ汁なんてあまりきれいな名前じゃないのかってところなんだけど、あん肝が溶け出すことで知るがどぶのように濁るところから付けられたという説と、
「どぶ」という言葉には「すべて」という意味もあって、あんこうのすべてを入れるというところからこの名前が付いたという説があるんだって♪
名前だけ聞くとなんだかまずそうなイメージだけど、実際は全く逆で栄養豊富な郷土料理だったんだね☆


なるほどねぇー!どぶって言葉には「すべて」っていう意味も込められていたんだねぇ!でもどぶ汁美味しそう!そうそう、温泉地も多数あるとも聞いたんだけど?


あぁー良かったぁ、今日は変化球が投げ込まれなくって!(ほっ)うんうん、全国的にも数多くの温泉街があるけど、
この市の平潟地区や磯原地区や大津地区にも温泉や鉱泉が沸きだしているところがたくさんあって、
周辺には民宿や旅館なんかも多く立ち並んでいて、観光の名所ともなっているんだよ!
近くにはキャンプ場もあるところもあって、例えば日帰り温泉に入って自然の中で手作りのご飯を食べるなんていう乙な楽しみ方もできそうだね!


他には、この市の有名な出身者の一人でもある詩人の野口雨情の記念館や歴史民俗資料館、茨城県天心記念五浦美術館といったように様々な分野の美術館も立ち並んでいるのも、一つの特徴化も知れないね。
特に野口雨情の作品は結構有名なのが多いしなかなかぜんぶの展示を見て回るのは至難の業かもしれないよ☆


東北との結びつきも強く美味しい郷土料理に魅了される観光都市、北茨城市。
もう一人この市の有名な出身者がいるんだけども、それというのも米米CLUBで活動したカールスモーキー石井こと石井竜也も、この市の出身だよ。
米米CLUBの楽曲も沢山ヒットを飛ばしたし、中には音楽の教科書にも選定されたものまであるなど、国民的な人気を持ったバンドだったと言っても過言ではないよね。
北茨城市に関する詳しい内容は、北茨城市ホームページ へどうぞ。
カテゴリーが細分化されすぎていてちょっと分かりにくい部分もあるんだけど、市の紹介ページと観光のページはなかなか見ごたえがありますよ!



他の市町村へも行ってみよう!

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