今月の市町村


Amatiasの玉手箱はついに開設20周年を迎え、その時期から様々な市町村を取り上げてきたこの「マイタウンコラム」も、同じく開設20周年を迎えました。
20年というとものすごい歳月のようなイメージを抱くかも知れませんが、それはもう大げさではなく本当に山あり谷ありでいろいろなことが起きましたけど、
少数でもこのページに訪れてくださる方々がいらっしゃる限り細々ながらこのページともども変わらずに市町村めぐりを続けていきたいなぁと考えてます☆
20周年って結構大きな節目だしもっと特別な存在かなぁと思いきや、その日を迎えてみるとわりといつもと変わりなく静かな20周年でした。
それでも、変わらずに同じことを同じテンションを持って続けるのは決して生易しいものではないですし、
時代は移り変わってフェイスブックやツイッターといったSNSが主流となった今、どんな風にしてホームページの鮮度を保って行かなければいけないのかを、改めて考えていかなければなぁと思っています。
こんな自己満足な拙作サイトではありますが、これからも皆さんと様々な市町村の魅力を共有していきたい気持ちは変わらないので、これからも引き続きよろしくお願いしまーすm(__)m


20周年を改めて振り返ると、このコーナーでも凡そ300近い市町村を取り上げて来ました!どれもこれも結構懐かしいですが、
懐かしいといえばスペースの都合上や時代の流れでやむなく無くなってしまったり放置してあるコンテンツもあることも避けられない真実かも知れませんよね☆
 NACKN いやぁー、何だかんだ言ってこのページもこのコーナーも20年経ったんだねぇ(@@)
10年だって大きな節目だと思うのに、20年も同じことに向き合うって、本当に気が遠くなりそうな感じだよね。
 AMATY いやぁーほんとにそれは何度心が折れかけたかということもたくさんあったけど、
やっぱりこのページを通じて出会った人たちや、どんな気持ちでここに訪れてくださるのかを想像するだけでそれが大きな励みになっていることが続けられている要因かも知れないね☆
 NACKN そうだよねぇ、まだラインやツイッターなんて無かったころに、決まった曜日に決められたチャットルームに集まって、文字チャットも結構いろんな場所で流行っていたもんね☆
このページでもやってたのも覚えているし 、時々参加したことがあったけど最後に何か食べ物のお土産をくれるのが好きで、気づけば毎回ちゃっかり参加してたかな☆
 AMATY ありゃぁー、花より団子のキャラクターはそんなところでも生きていたのかぁ!でも、そうそう、「お茶の間チャット」とかいって文字だけでいろんな交流ができたのは本当に楽しかったねぇ♪
 NACKN またこういうリアル会話やりたいなぁ☆でも、花より団子キャラクターが出てしまうのは否めないかもなぁ☆
ってなことで、このコラムも最近首都圏を飛び出して地方によく出るようなってきたけど、ゴールデンウィーク真っ最中ってことで今回は思い切って遠出をしてみましょうか!
全国的にも観光資源が豊富な城下町という顔を持つ新潟県の新発田市を取り上げてみましょう☆以外とこの市は難読地名として取り上げられることも多いんだけどね♪
 NACKN うわぁー、確かにこの市は読み方難しいかも!実際私も最初読めなかったしね☆
今回はしっかりと旅行もいいところの距離だから、まずは上越新幹線で新潟駅まで行くと そこから白新線という電車に乗り換えて東北方面に向かうと、中心駅の新発田駅にたどり着くことができるよ!
 AMATY ワァー!本当にガチで旅行だねぇ!でもほんと、新幹線に乗ると旅って感じがするしテンションも上がってくるよね!
でも新幹線で何処へでも行かれる反面、夜行列車や特急の存在が消えてしまうのはちょっと残念だなぁ!
 NACKN ほんとだよねぇ。特急○○を新幹線を乗り継いでみたいな感覚も旅の醍醐味だったし、それが無くなってしまうのは確かにちょっと寂しいね。
でもさすが、新発田駅は市の中心駅だけあって、たくさんの観光客でにぎわってるねぇ!おや?なんだか有名な温泉も近くにありそうだぞー☆


新発田市っていったいどんな所なんだろう?上越・中越・下越という三つの地方があるけど何処に属しているんだろう?


新発田市は新潟県の北部に位置している市町村で、地方で言うと下越地方に属するところなんだよ!
すぐ近くに越後平野というところがあるんだけど、そこに属する代表的な市町村の一つと言っても過言ではないね!
市内を流れている河川に加治川という清流があるんだけど、この川の恵みをたっぷりうけて肥沃的な土地が多いことから、
新潟県を代表するお米の品種であるコシヒカリの産地の一つとしても知られていて、他にもアスパラガスを中心とした農産物も結構盛んなんだよ!


廃藩置県が行われる前、この辺り一帯は新発田藩と呼ばれていて、城下町として栄え発展してきたことをうかがい知れる歴史的建築物も多数残されていて、
戦後からは県の北部を担う商業都市として歩んできた歴史があり、その頃の商店街や街並みも至る所に残されていて、
公設市場跡も相まって昭和の面影や風情も色濃く残る地区は現在は観光資源として新たな役割を果たしているんだって。
こんな風に歩んできた歴史背景に市民の関心も高くて、城下町の保全や景観維持にも自ら取り組んでいるらしいよ☆


すごいねぇー!市民のこうした取組が自然に行われてるから風情のある街並みが今でも残っていて観光資源になるって素敵だねー。でも、この「新発田」という市名の由来が気になるなぁ?


ほんとだよね!「柴田」という感じを充てるのが一般的なのかも知れないけど、何故に新しいに発明の「発」に田んぼの「田」という字を充てているのか、ものすごく気になるところだよね!これには多数の説があるらしいよ♪
荒れた土地を開墾して作られた新田を当時は「新開発田」と呼ばれていて、それが転訛して「新発田」と変化したという説。
その昔、鮭がたくさん取ることができていた時期があり、それをアイヌ語で「鮭が取れる所」という意味の「シビタ」という言葉が変化して「新発田」と呼ばれるようになったという説。


この市は海にも山にも恵まれていることもあって、こんな説も有力らしいよ♪。
潟湖に接しているところに「州端」と呼ばれる部分があって、発音で「スバタ」となるところから、「新発田」と変化した説。
とどれもこれも言葉が変化したことを由来とする説が多いけど、みんなはどれが有力だと感じたかな?
私の見解だけど、一番最初の荒れ地を開拓してできた土地の「新開発田」が変化したというのがいちばん近いかなぁと思ったぞ!
「そのものずばり」という響きもあるし、漢字もこの字に充てやすい理由も納得だなぁと思ったんだけど、
この他の説もどこかしらで繋がっているのかも知れないし、全く関係ないという感じでもなさそうだよね。


へぇー、どれも当たらずとも遠からずだけど、私もやはり最初のやつがいちばん近いなぁって思ったぞ!この市には新潟県を代表する温泉があるってほんと?


あらら、観光地を聞いてくるかと思ったら、ずいぶんとまぁ変化球で攻めてきたなぁ!
でも、この市には本当に新潟県を代表する温泉街として「月岡温泉」というのがあって、
「にっぽんの温泉100選」には例年のように上位にランクインするほどの盛況ぶりなんだよ☆
それでも、バブル崩壊前までは「新潟の奥座敷」としての顔が強かったんだけど、バブル崩壊が引き金となってしまい観光客数の半減と相次いで旅館が閉鎖されてしまう事態に陥ってしまったんだって(TT)


これに危機感を持ったのか、市民を中心に再生の町づくりの取り組みが積極的に行われて、
2014年(平成26年)には市の観光協会が中心となって、「飲泉もできる源泉の杜」として整備が進められて、
空家をリフォームした温泉施設をオープンさせるなど、独自の温泉街の特徴を出した温泉地へと生まれ変わったんだよ(@@)
この温泉の泉質は弱アルカリ性 低張性 高温泉といって、硫黄の含有量が多いのが特徴で、飲泉もできるところから、体の中からも外からも美肌効果を得られる効能から、「美人になれる温泉」として人気が高まっていったんだって☆


すごぉーーい!美人になれる温泉なんて聞いたら誰もが生きたくなりそうだし、市民が中心となった積極的な町づくりの取り組みは目を見張るものがあるねぇ!そうそう、この温泉地がロケ地にもなるってほんと?


全く油断も隙もないんだからー!!(笑)全く何処からそんな情報を仕入れてくるのか、変化球にさらに輪をかけてってとこだねぇ☆
上で紹介したのはほんの一部だけど、カフェや駄菓子屋が立ち並ぶ横丁とか昭和から続いている芸妓なんかも現在でも盛んに行われていることもあって、
映画やドラマなんかのロケ地としても最適なのは本当のことだよ!
有名なところでいえば、川端康成の長編小説を題材にした映画「新・雪国」の舞台となったのが、この月岡温泉地なんだって☆
失意の中年男と若い芸者との激しい恋を描いている映画で、2001年(平成13年)に公開されて、結構話題になったんだよ!
雪国の温泉地なんてロケ地としては結構絵になる部分も多いから、しばしばロケ地として選ばれるのもうなづけるよね☆a


自ら率先した取組が盛んに行われる歴史文化と温泉地が交錯する都市、新発田市。 そうそう、この市町村名が少々難読地名かもということでいうと、特急電車なんかに乗車すると、よく車掌さんが切符を拝見するために巡回している光景をよく見かけるけど、 たとえば切符を追加で購入したいときなんかに乗客が「シンハツタまでお願いします」なんて間違った読み方で車掌さんにためらいもなく言ってしまうことはよくあることらしいです♪ 確かに、「新発田」とかいてこれを素直に「シバタ」と読める例の方が少々珍しいのかも知れないし、「」シンハツタ」という駅名もどこかにありそうだから、やや混乱気味になるのも致し方ないことなのかなぁって思うよね。
新発田市に関する詳しい内容は、新発田市ホームページ へどうぞ。
ページの概略を知ることができる「サイトマップ」が特に分かり易い構成になっているので、知りたい情報がスムーズに探せるようになっていて、本当に便利ですよ♪♪



他の市町村へも行ってみよう!

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