今月の市町村


2023年(令和5年)の年が明けましたね!コロナ禍になって3度目のお正月ですが、皆さんはどのように過ごされていますか?
それでも、去年や一昨年と大きく違うのは、「3年ぶりの○○」と題して様々な行事が再会され、まだまだ感染予防対策は欠かせませんが少しずつ活気が戻ってきたことでしょうかね!
紅白歌合戦やニューイヤー駅伝や箱根駅伝といった年末年始恒例の番組でも、観客を伴って開催されていると、
それだけでも少しだけ安心感を自然と感じることもできて、日常に戻っていく感覚がいいですよね☆
良くも悪くもコロナウイルスに慣れてきている感は否めませんけど、それこそ「3年ぶりの行動制限の無い年末年始」ですが、
だからと言って羽目を外しすぎず一人一人がしっかり予防意識を持って節度のある行動で、コロナにも屈せずに有意義な年始にしていきたいですね♪


行動制限があってもなくても、このコラムでは気ままにのんびりと旅をしながら、分かり易く広く浅く各市町村の魅力を探っています。
各地の年末年始の特色や風景を伝えているNHKの伝統番組「ゆく年くる年」も毎回欠かさず見てますが、あれを見ると一気に年の瀬モード全快になりますよね♪
 NACKN 皆さん明けましておめでピョン!!(笑)そうそう、ゆく年くる年を見ると、嫌でも年の瀬モード一直線って感じだよね☆
 AMATY あらまぁ、ウサギ年っぽい挨拶になってますねぇ♪それに、学生の皆さんは冬休みもあるし、お正月前後は結構何日かあって余裕もあるけど、
社会人の皆さんは28日とか29日に仕事納めを迎えたと思ったら、三が日を過ぎるとすぐに仕事始めになってしまうので、ゆく年くる年が唯一年末年始を感じるポイントかも知れないね☆
 NACKN 以前は紅白歌合戦も見ていたけれど、どうもここ最近はただ長いだけで話題のアーティストが出ていてもいつの間にかスルーしちゃっていたり、
結局見るとしても11時30分前後のクライマックスくらいなんだよねぇ☆
 AMATY あれまっ、NACKNは永遠の小学生のキャラじゃなかったのかいな?(笑)年に似合わぬ発言が飛び出したぞ!
まぁでも、紅白がただ長すぎるだけという意見は私も賛成なんだけどね!
 NACKN そうだよ、一応小学生のキャラクターって設定になってるけど、それだけ長すぎると年は関係なく飽きがきちゃうときもあるってことが言いたかったんだよ☆
 ってな訳で、ここらで本題に入らないと市町村紹介じゃなくて演芸大会みたいな雰囲気になりそうなので。(笑)、
そういえばここんとこ最近山梨県がご無沙汰気味かなぁってことで、今回は結構ユニークな名前を持つ笛吹市を取り上げてみましょう♪
なんだか吹奏楽の競合都市みたいなイメージの名前ですが、いったいどんな話題が飛び出すでしょうか。
 NACKN おぉー、本当だぁ♪いかにも吹奏楽が強そうな学校が集まっていそうな面白い名前だねぇ☆
新宿から中央本線の特急でも1時間30分前後くらいで行かれるし、高尾駅からも鈍行を使っても40分前後で行かれて、
どうやら石和温泉駅っていうのが中心駅みたいだね。ここは昔、石和駅という名前だったんだけどね♪
 AMATY あらぁー、NACKNすごく詳しいねぇ☆合併して市町村名が変わる例と同じように、
駅の名前も環境や景観に合わせて変更する例も多いよね。ここは屈指の温泉郷が連なっているから、石和温泉駅に変更したという話題を聞いたことがあるよ♪
 NACKN なるほどねぇ、それは知らなかったなぁ☆でも確かに、あの辺りは名高い温泉街がたくさんあるもんね☆
おやぁー、それにしても桃とかブドウのいい香りが漂ってきましたぁ!私はまだまだ飲めないけど、ワイン工場も結構多く見かけるなぁ☆


 

笛吹市っていったいどんな所だろう?でもって、気になる市町村の名前の由来も知りたいなぁ?


笛吹市は、山梨県に広がる甲府盆地の中央よりもやや東側に位置している市町村で、特に果樹栽培がとっても盛んな地域なんだよ☆
肥沃で排水が抜群の土壌に恵まれ、昼夜の温度差が大きく日照時間も長いという特徴があって、これが果樹栽培に適した環境につながっているんだって(@@)
中でも、桃やブドウの生産量や出荷量や収穫量はいずれも全国でも常に1位を独占していて、全国に誇れる果実郷に発展するようにと、
「桃・ブドウ日本一の郷」という宣言を2005年(平成17年)の市町村施行日に行い、2013年(平成25年)4月には「日本一桃源郷」という宣言を行ったそうだよ!
日本屈指の2大温泉郷でもある春日居温泉郷と石和温泉峡に代表されるように数多くの温泉街が軒を連ね、
山梨県の観光宿泊拠点のみならず気軽に立ち寄ることのできる公営温泉施設や足湯を楽しめる施設も多く、特に冬の寒い時期は更に観光客も多そうだね☆


話が少しだけ戻るけど、肝心な市町村の誕生日を紹介し忘れちゃいました!(苦笑)
2004年(平成16年)10月12日、八代町、境川村、春日居町、一宮町、御坂町、そして石和町の1村5町が合併して誕生した市町村だよ。
この市が誕生するとき、全国から新市名を公募したんだけど、「峡東市」と「笛吹市」に絞り込まれて、
決選投票でかなり接戦になったらしいんだけど笛吹市が選ばれたんだって♪
名前の由来は、市内を流れる笛吹川から取ったもので、山梨県に伝わる民話に「笛吹権三郎」というのがあって、
川の流れる音が権三郎が吹いていた篠笛の音のように聞こえたところから、この川が笛吹川と呼ばれるようになったそうだよ♪
吹奏楽の生むは別としても、笛との関係はあながち嘘ではなかったんだね!(笑)


 

ヘェー、やっぱり果樹栽培はものすごく盛んだったんだね!それに、川の流れが篠笛のように聞こえたというのもすごく素敵な由来だね♪ところで、どうも文化資源も豊富だって聞いたけどほんと?


いやぁー本当に突如変化球で質問してくるからいつもほんと油断ならないねぇ!(笑)確かに市町村でも古墳や遺跡が出土して文化財として指定される例も多いけど、
この市も例外ではなく縄文時代や古墳時代の数多くの遺跡が残されていて、重要文化財に指定されているものもあるんだって。
それで言うと、一の沢遺跡とか縄文時代の釈迦堂遺跡といった遺跡からの出土品が多く残されていて、これらが重要文化財としての指定を受けているんだよ!


他には、竜塚古墳とか岡銚子塚古墳といったように古墳時代からの貴重な遺跡も多く残されていて、
これらの史跡を現代に受け継いでいこうという趣旨で設立されたのが、山梨県立博物館だよ!
意外な事実として、山梨県は公共文化施設の整備が遅れていて、戦前まではこういった施設が無く「文化不毛の地」なんて呼ばれていたんだけど、
戦後になって山梨郷土研究会が設立されると、郷土遺跡の調査や研究が行われたり県立博物館設立の機運が高まったりと急成長を遂げ、
昭和から平成に変わってすぐの1990年(平成2年)にこの県立博物館が設立され、収蔵品や企画展に関するツアーとかイベント等も積極的に行われているんだって☆


 

いやぁーすごいなぁ!大昔の出土品は、先人の知恵なんかもうかがい知ることもできるし、そういう資源の保存や研究といった運動もこれからも積極的に行ってほしいね!さて、度ストレートだけど特産品のおさらいをしたいんだけど?


初めて自分でも認めたけど、今回は度ストレートもいいところだね!(笑)
言わずと知れた特産物なんかがあると、「これってどうだっけかな?」なんて整理しないと分からないよね☆
代表選手的な存在の特産品はいろいろあれど、この市のみならず山梨県を代表する特産品の一つに、信玄餅は外せないね☆
山梨県の象徴的人物と位置付けられている武田信玄に因んでいることは言うまでもないけれど、あの独特のポリ容器にこれでもかというくらいの量の黄な粉に埋没している求肥に特性の黒蜜をかけて食べる、言わずと知れた特産品だね☆
それゆえに自宅なんかで食べるのは問題ないけど、出先で食べようとすると黄な粉や黒蜜がこぼれそうでものすごく慎重に食べないとというちょっとしたデメリットがあるよね。
この市でいえば桔梗屋というメーカーが出しているから、桔梗信玄餅という名前だけど、県内では様々なメーカーが競うように出しているから、信玄餅の食べ比べセットみたいなのもあるんだとか!


それに、ブドウの生産量がとても左官だとくれば、ワイン工場の多さも半端じゃないんだよね!
多くの品種のブドウがある分だけ、特色の違うワインができるし、見学ツアーを実施している工場もたくさんあるので、見るだけじゃなくて試飲でも十分楽しめそうだね。
そういえば、山梨県が舞台だった朝ドラの「花子とアン」のワンシーンで、主人公が女学生のときに滋養の薬だと言ってワインを飲まされるシーンがあったのを思い出しました!
これこそ、山梨が舞台であるということを象徴的に表しているワンシーンだね!

 

本当にこの市のみならず山梨健全体を代表する特産物って言えるよね!そうそう、食べ物つながりでこの市独特のソウルフードがあるってほんと?


ずいぶんとまぁ目ざとくそんな情報をよく仕入れてきたねぇ!各市区町村のイメージアップと特色を伝える目的にもなっているソウルフードだけど、
ほうとうという山梨県を代表する郷土料理があるけれど、そのエッセンスを生かしながらラーメン風にアレンジした商品が、この市のソウルフードであるその名も「ラーほう」って言うんだよ♪
名前が示すとおりラーメンとほうとうから一文字ずつ取った親しみやすい名前で、2018年(平成30年)7月に、
やや価格が高くなかなか手の出しにくいほうとうをもっと気軽に安価な値段でほうとうを食べてほしいという願いから開発したことを記者発表をしたんだよ!
醤油味とベトナムの麺料理の「フォー」の風味の2種類があって、山梨県産のほうとう面を使用することと、
揚げ鶏か茹で鶏とほうれん草・味玉を載せるという条件をクリアすれば、ラーほうというらしいよ!
ずっと前にほうとうなら食べたことがあってすごくもちもちとした弾力のある麺と野菜のバランスが良くてすごくボリューム感があったんだけど、
ラーほうはまだ食べたことはないものの触感はうどんに似ているそうで揚げ鶏にほうれん草・味玉と聞くだけで美味しそうだよね☆


多くの文化遺産と農業遺産を後世に伝える温泉街都市、笛吹市。
紹介のところで二つの温泉郷が山梨の宿泊拠点としての役割を果たしていることを書いたけど、
道の駅にも温泉資源を活用した施設もたくさんあるところから、市内全体で温泉を気軽に楽しむことができるのもいいですよね☆
温泉で心も体もしっかりリフレッシュしたいものです!
笛吹市に関する詳しい内容は、笛吹市ホームページ へどうぞ。
プロフィールや観光のページに特にすぐアクセスすることができ、それこそラーほうが味わえるお店の一覧や実際い食した感想も見ることができる、なかなか楽しいページですよ!!



他の市町村へも行ってみよう!

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