今月の市町村


カレンダーのページもあと4枚、1年も4分の3が過ぎて秋の入り口に差し掛かる9に突入しました!
日中は夏の終わりに競うように我先にとセミの大合唱が聞こえてきたと思ったら、夜になると秋の虫の声があちらこちらから聞こえてくるといったように、
夏と秋のせめぎあいなんて言葉がしっくりくるのかも知れませんね☆
皆さんのたぶん誰しもが経験することだと思いますが、8月中旬を過ぎるとツクツクボウシが鳴きはじめる頃で、
テレビやラジオのニュース番組なんかで「夏休みももうあとわずかで、宿題に追われているなんて子供たちや学生さんも多いでしょうねぇ!」なんて聞こえてきて、
焦って貯めまくった宿題をあの手この手を駆使して新学期までに終わらせるという光景があちらこちらで見られるんですよね!
国民的人気アニメの「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」でも、夏休み最終日に慌てて宿題を片付けるシーンは、毎年のように描かれているし、
これらに追い立てられて宿題を片付けた経験のある私も、とても他人事とは思えなかったです!
皆さんは、宿題は最初に片付ける派ですか?それとも、後回しにしてしまい慌てて片付ける派ですか?
私は、小学生の頃に上記みたいな経験をしてからは、お盆の前までに終わらせられるものは終わらせるようになりました!
結果、その方が残りの夏休みの時間を友好的に使えてよっぽど有意義だなぁってことにようやく気づかされたわけです、はい!(苦笑)
学校が始まってからやっていたなんて意見も聞いたことがありますが、んーー、それはさすがにどうなんだろうか?


このコラムでは、本当に自由気ままにいろいろな市町村を尋ねてはそれぞれの地域の特色や風習なんかも発見できて、
自由研究としても使えるのかも知れないなってふとそんなことを毎年のように思っていたりします!
それこそ、特定の地域を調べて発表するなんて宿題が出たら、喜んで飛びつくんだけどなぁ☆
 NACKN ほんと夏休みの終盤にかかるこの時期はいつだった厄介で、宿題をためたくせに「全く何でこうも宿題が多いんだよ!」なんてぼやいてたなぁ♪
 AMATY あらまぁ、それはあまりにも都合が良すぎるっちゅう話なんじゃないの?
とは言ったものの、私も小学生の頃は同じようなこと考えてたなぁ!
夏休みの前にそんなにたくさんの宿題を出せば、新学期になったらそれらを全部転作しなきゃいけないんだから、
先生も大変だろうに、何で自分の首を絞めるようなことするんだろうってね。
 NACKN うわぁー、私よりも上手を行く人がここにいたかぁ☆でも、どんなに文句をあがいたってやらなきゃいけないものはやるしかないんだしって割り切ったら、
いつからか私も真面目に宿題はお盆前に終わらせるようになったなぁ☆
 AMATY ほんとふとしたことがきっかけで宿題をいかにして上手に片付けるのかを自然と工夫するときが必ず訪れるのかも知れないね!
ということで、そんな自由研究の一助にもなりそうなこのコラムでは、今月は久々に東京都に戻ってこようかなってことで、都心へのアクセスも良好な調布市を取り上げてみましょう!
調布市っていえば、深大寺のお蕎麦がものすごく有名だし、ゲゲゲの鬼太郎を初めとした沢山の漫画を世に送り出した水木しげるとも深い関わりがあるところだね☆
 NACKN なぁんだぁ、食べ物ネタでは人のこと言えないじゃないぃー!(笑)
調布と言えば、新宿から京王線で1本だし、特急や急行といった種別の電車の停車駅だから、すごくアクセスは良好だよね!
 AMATY おぉー、全ての停車駅と言わずにうまく逃げたねぇ☆というのも、全席指定列車の
「京王ライナー」は調布駅どころかほとんどのえきをすっ飛ばして相模原線の京王長山まで止まらないんだから、ものすごい速達列車だね☆
 NACKN うわぁー、その種別の電車があることを忘れてたよぉ!無意識だったのかもね。
それに、確かに電車が来るときの放送の前に「ゲゲゲの女房」という連ドラの主題歌で使われた曲が流れているし、これはかなり深い関わりがありそう!!


 

調布市ってどんな所だろう?渋谷ほどではないにしても結構な規模の再開発が行われているって聞いたんだけど?


調布市は東京都のほぼ中央部に位置していて、新宿から凡そ15キロメートルのところにある非常にアクセスが良い市町村だよ!
多摩地区と都区部の接続点の役割も果たしているところで、武蔵野台地の南部にも接していて多摩川や深大寺の森も有している所でもあり、
武蔵野の面影を残す緑にあふれた自然豊かな都市でもあるんだよね☆


京王本線と相模原線が分岐し、国道20号線(甲州街道)が並行して通る交通の要衝でもあるんだけど、
当時は駅が地上にあったことでしばしば交通渋滞に悩まされたり開かずの踏切による事故も多発していたんだって(*_*)
それを解消したのが、2012年(平成24年)の8月に、調布・国領・布田の3駅を地下化が実現したことで、
それが調布のまちづくりの再開発につながり変貌を遂げるきっかけになったんだよね(@@)
駅前広場の整備の他にも、東京ベルディーとFC東京のホームグラウンドにもなっている味の素スタジアムとか、
2020オリンピックの競技会場ともなった武蔵野の森総合スポーツプラザが整備されるなど、国内外から注目されている都市の一つと言ってもいいかも知れないね!


 

すごいなぁー!そこまでの大変貌を遂げた市町村もなかなか珍しいんじゃないかなぁ☆それでもちゃんと武蔵野の面影も残されているんだもんね!ところで、この市町村名の由来って何だろう?


あれま、ずいぶんとストレートな質問をぶち込んできましたね!(笑)それでも、この市もそうだけど布に関係する地名も結構多いんだよね☆
その昔、租庸調(ソヨウチョウ)といって、税金としてその土地の特産物を収める所があって、江戸時代には多摩川で布をさらしていたところから、
この地では布を特産物として納めていたんだって。それが現在の「調布」という地名の由来なんだよ♪
大田区には「田園調布」という地名があったり、西多摩郡には調布村が存在していたりと、都内にはこの市の他にもいくつかの「調布」と付く地名が多数存在していたこともあったんだよ。


市内にも、「染地」とか「布田」といったように、布を連想させる地名も多数残っているんだよ!
このことからも、江戸時代に多摩川で布をさらしていた記録があるというのもうなづける結果だよね☆
さらにユニークな読み方として、「調布」と書いて「タヅクリ」とか「テヅクリ」なんて読ませる取組を行っていたんだけど、
どうしたらこういう風に読ませることができるのか居間だもって謎だね!
それでも、市内にある文化総合施設には「たづくり」という名称が付いていて、市民にも親しまれているからきっとそれなりの読ませる技術があったのかもしれないね♪


 

税金として特産物を収める機関に布を納めていたのが由来だったなんて、ものすごくユニークだねぇ☆「調布」と書いてどうやったら「たづくり」って読むのかなかなか想像付きにくいけど、深大寺が冠された特産品が多いんだとか


あれ?今回はなんだか控えめにじわじわと質問を投げかけてきたなぁ☆そう、甲州街道ともつながっている中央自動車道のインターチェンジの名前にもなっている深大寺では、
市内の水源としても著名な国分寺崖線というのがあって、これに沿うようにして深大寺が存在していて水はけも非常によくて、
湧き水も豊富で良質な蕎麦の打ちや締めも良好だったことから、昔から蕎麦栽培に適した地ということで、深大寺そばが生まれたんだよね。
松本清張や井上靖といった文化人も多く訪れるほどだったんだって(@@)
現在でも20数店舗のお店が門前を中心に営業していて、秋には「深大寺そばまつり」も行われるほど、この地を代表する特産品って言えるよね☆


他には、2008年(平成20年)に名誉市民となった漫画家「水木しげる」の代表的な漫画作品である
「ゲゲゲの鬼太郎」をイメージして作られた、「ゲゲゲの鬼太郎妖怪焼き」というのも有名だね。深大寺は冠していないけど。
この地ならでわのビール、その名も「深大寺ビール」とか「深大寺だるまかりんと」や家族の無事や愛する人を願う民芸品でもあるお守り「深大寺の赤駒」も、
NHKで放送された連ドラ「ゲゲゲの女房」で初めてのデートで妻にこのお守りをプレゼントしたことから注目が集まって、
お正月以外にも買い求める人たちが増えた特産品なんだよ☆
この地といえば、深大寺を冠した特産品は結構外せないよね☆


武蔵野の面影を残す緑地に、歴史・文化・スポーツと様々な顔が交錯する都市、調布市。
ところで、このコラムの冒頭でもNACKNも書いていたけど、この市の中心駅ともなっている調布駅で、
電車が来ることを知らせる接近放送の冒頭に、いきものがかりの「ありがとう」が、鉄琴とピアノでアレンジされたバージョンで流れるんです♪
水木しげるが長く居住していた地域でもあり、連ドラでも大きく取り上げられたことから注目度が増して、
調布といえばこの曲と言わんばかりに認知されていったんだろうね☆
新宿方面に向かうホームは冒頭部分が、京王八王子や橋本方面に向かうホームはさびの部分が使われているんだけど、両方ともなかなかきれいなアレンジに仕上がってますよ☆
調布市に関する詳しい内容は、調布市ホームページ へどうぞ。
結構一つのカテゴリーから細分化されていて目的の情報を見つけるのはちょっと至難の業なんだけど、それでも「読み上げ用」とか様々な言語で書かれていて、ページ内の検索で調べたい情報を探すのがコツかも知れませんよ!



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