例年だったら、7月の書き出しは、「まだじめじめとうっとうしい梅雨の真っただ中で…」なんて文言が多かったのに、7月突入を待たずして先月の27日に関東地方では早々と梅雨明け宣言が出たのです(@@)
確か3年くらい前にも6月の最終日に梅雨明けしたなんてニュースを耳にしましたが、それをもさらに上回る新記録を打ち立てたのですが、
どうやらこの記録は統計を取り始めてから類を見ない速さだと言われているそうなんですよね☆
梅雨が明けたと同時にあつーい夏がやってくるどころか、梅雨明けする前に突如暑さの嵐に今季負けして宣言を出したとしか思えないほど連日の暑さにやられそうになってます。
それでも去年の夏は確かに7月は暑かったものの8月になっていきなりクールダウンしたかのような梅雨の戻りみたいな天気が続きましたが、
今からこんなに暑いんじゃ今年も去年みたいな二の前になりやしないかしんぱいです!
まだまだコロナ禍は避けられそうにありませんが、基本的な感染予防対策は常に忘れないで、それぞれに夏を楽しんでいきたいものですね!
そういえば、去年は度々のように出された蔓延防止措置とか意味のない緊急宣言に振り回されて、特に商業施設や飲食店何かは本当に大変だったと思います!
その極めつけは、緊急宣言の最中にオリンピックの強行開催があったので、その反動で何も行動宣言が出ていないのもあって特に繁華街の人の多さは、コロナ禍以前に戻っているかのような印象を感じますね☆
守るべきところは守り、正しく恐れることがコロナ禍終息の鍵かなぁと思いながら、どんなことにも屈せずにのんびりとこのコラムは旅を続けています。
3ヶ月ごとに取り上げてきた埼玉県の市町村も、いよいよ佳境に差し掛かってきました(@@)このスタイルもそろそろ終演を迎えそうです!
NACKN すごいなぁ!埼玉県の市町村がもう佳境に入ってきているのかぁ!確かいちばん最初に登場した市町村って、さいたま市じゃなかったかなぁ?
AMATY おぉー、大あたりぃー☆よく覚えてたねぇ。そう、このページが開設されたのが5月1日で、
さいたま市が発足した2年後で覚えやすいからという理由での解説だったから、さいたま市を一番最初に取り上げようって前々から決めてたんだよね☆
NACKN なるほどねぇ。でも佳境とは言ってもこのページが20周年を迎える2023年(令和5年)でも、まだ5市町村ほどストックがあるって聞いてるし、
20周年を迎える前に完結じゃなくてほんと良かったなぁって思うよ!
AMATY あれまぁよくそこまで計算してたよねぇ!ただの花より団子キャラクターじゃなかったんだね!
NACKN えぇー、結局はそこで丸く収めちゃうのーー(TT)
まぁでも一理あるから反論はそれほどできないんだけどね…。
ということで、ご多分に漏れず今月も埼玉県の市町村を取り上げるシリーズに当たっているんですが、
市は全て取り上げ済みになってるけれど、特に秩父地方を中心とした町がちらほら残っていたりするんです!
ということで、今回は市町村名が結構簡易的だと捉えられてしまいそうですが、秩父地方の町の一つである皆野町を訪れてみましょう!
何でも「秩父音頭」という音頭のふるさとだと言われているそうですよ!
NACKN あぁー、皆野町ってテレビ埼玉の情報番組で特集していたことがあったから、
名前だけは知ってるんだけど秩父特集の一つとしてでの位置づけだったから、特徴まではあまりよく分かってないんだよね。
平日は直通が無くなっちゃったんだけど、土日や祝日には西武池袋線から直通する電車が何往復か設定されているから楽ちんだね!
ほんらいは、西武池袋線で飯能まで行ってから秩父鉄道に乗り換えて中心駅の皆野まで行くことができるよ!
AMATY そうかぁ。西武池袋線との直通運転ってまだ土日祝日はやってたんだね。
西武線沿線に住んでいる人は結構アクセスしやすいけど、逆に東武鉄道とか埼玉県の北部に住んでいる人たちにとっては、完璧な旅行だよね☆
NACKN そうなんだよねぇ!電車やバスの乗り継ぎって結構体力も使うし、そういうことになかなか慣れていない人たちにとっては苦痛に感じる人も居るよねきっと!
おぉー!なんか賑やかな太鼓やお囃子の音が聞こえてきそうですねぇ♪
周囲が山々に囲まれた部分を秩父盆地っていうんだけど、その一角に位置しているのがこの町で、
荒川を中心とした清流や山林を吹き抜ける涼風や雄大な山岳地帯など、常に自然に触れることのできるのが特徴だね☆
その自然を生かしたハイキングコースや登山ルートも多く整備されていて、秩父地方全体で知られている「秩父音頭」発祥の地とも呼ばれているんだって♪
その危機を救ったのが、「金子伊昔紅(かねこいせっこう)」という皆野町の民謡歌手でもあり作曲家でもあった人でした。
「秩父にも人前にほこれるような民謡がほしい」という思いから、秩父地方の仕事の中心であった農耕や養蚕等のしぐさを取り入れた身ぶり手ぶりを採用して、
歌詞も広く一般の人たちから募集するなどして、それこそみんなの力を結集させて1929年(昭和4年)に、現在の形となって完成したそうだよ♪
そして、この音頭が全国に知れ渡るきっかけになったのが、明治神宮で1872年(明治5年)に「秩父豊年踊り」という名前で披露されたんだよ。
発表を兼ねたこの披露が各地に盆踊りの輪が広がっていき、地元には秩父音頭の保存会も生まれ、現在に至っているんだよ!
本家の皆野町でも、毎年8月14日の盆踊り真っただ中の時期に「秩父音頭まつり」も盛大に開かれて、楽しい掛け声やお囃子があちらこちらに響きわたっています!
ただ、コロナ禍で中止になった時期もあるものの、そろそろ再開されるかなといったところですね♪
ほかにも、秩父地方出身の落語化でもある林家たい平さんがユニークな絵柄をあしらったお饅頭、その名も「太平座布団まん」と言うんです。
細かく刻んだ栗と白あんを混ぜ合わせたミルク味のお饅頭で、デザインも一つ一つ座布団に収められているような遊び心も満載のお菓子だよ!
お茶請けにはもちろん、会合なんかで出しても喜ばれそうなお饅頭なので、落語談義にも花が咲きそうだね!
さらに、秩父の郷土料理としてこの町で生まれたものに「秩父おなめ」という変わった名前の料理も外せないね!
秩父味噌に茗荷や茄子や生姜などを切り刻んだヘルシーなものですが、「おなめ」っていうのは
箸をなめるほどおいしいという意味が込められていて、ご飯にのせて食べたりお酒の肴としても重宝するので、お土産にもぴったりだね!