今月の市町村


Amatiasの玉手箱の目玉コーナーの一つでもあるこのページへもお忙しい中いつも多くの方に訪れていただき、真にありがとうございますm(__)m
このコーナーも5月1日で19周年を迎えました(^^)
2003年に埼玉県を取り上げたホームページの中に、様々な市町村を紹介するコーナーも同時に生まれましたけど、
今から来年のことを言うと鬼が笑いそうですが、来年は早くも成人を迎える予定なんですよーー!(笑)
変わらずにレポーターのNACKNと一緒に、自由気ままな旅行気分を味わっていただけるようなコーナーづくりを続けていきたいなぁと、しみじみそう感じていますm(__)m
コロナ禍が始まって3度目のGWにも突入しましたが、今年は何も行動制限のないGWを迎えたということで、
都内はもちろんのこと海外に出かける人たちや久しぶりの帰省の人たちで空港や駅や国内の行楽地も大賑わいという話題もあちらこちらから聞こえてきます☆
それも無理もないですよね。2年間も意味のない緊急宣言や蔓延防止措置に束縛され、2回もGWがおじゃんになっていたんですから、
もちろん予防対策は欠かせませんが、それでも2年間も変異したコロナに振り回され我慢を強いられていた訳ですから、そりゃ皆さん出かけたいですよね☆
それこそ、ゴールデンウィークの名前の由来となった映画業界も、様々なタイプの映画を見てもらいたいと、結構奮闘しているみたいです!
皆さんも、行動制限のないGWを羽目を外しすぎることのないよう、それぞれの方法でエンジョイしてくださいね!


このコーナーでも220を超える市町村をこれまで取り上げてきましたが、更新している私たちも実は「へぇーそうなんだぁ!」と発見の連続なんです。
ここに訪れてくださる皆さんと、そんな気持ちを自然と共有できていたら嬉しいですね!
 NACKN 本当によくここまで一緒に続けて来られたのは、1人でも二人でもアクセスしてくださる皆さんがいらっしゃるからなんですよね☆
 AMATY ほんとそうだよねぇ!たとえば、自分が住んでいる市町村が紹介されていたり、興味を持っている地域が取り上げられていると、
それだけでテンションも上がるし、なんかこうラジオで自分のメッセージやリクエストが採用されて気持ちが昂るみたいな感覚だよね!
 NACKN そういう感覚ってほんと嬉しいよね!自分だけの時間が流れてるみたいなプライベート感も味わえて、
これに肴(魚類じゃない方)でもあればもっと気持ちがいいんだけどなぁ!
 AMATY あれまぁ!そんなことばかり言ってるから、花より団子とか食いしん坊キャラのイメージが植え付けられちゃうんだよ♪(^O^)
さてさて、気を取り直して前回までのGWの2年間は少しでも遠くへ行った気分を出したいと観光地を中心に取り上げてきましたが、
今回は2000年代に入ってから登場した千葉県の山武市を訪れてみましょう。
何でも、市町村の読み方でちょっとばっかし論争があったとかなかったとか?
 NACKN 山武市かぁ!名前は何となく聞いたことがあっても、何が有名なのかも分からなきゃ行ったこともないなぁ☆
だけど、前に総武線に乗ってたら成東駅という名前は聞いたことがあったんだけど、どうやらここがこの市のターミナル駅だったことが分かって、
せっかくのGWだからってなことで、東京えきから成東駅を結んでいる高速バスで、2時間弱の車窓の度でも楽しむことにしようかな☆
 AMATY お、いい線行ってるねぇ!そう、確かに都心から千葉まで総武線で出てそこから本線に乗り換えてもいいけど、かなり面倒くさいもんねぇ!
状況によっては高速バスの方が手軽に安く行かれるからいいよね☆
 NACKN そうなんだよね!小さい頃、新宿から総武線で長距離移動をしたことがあったけど、
そのときに聞いた成東駅と同じところだと分かったときは、棚から牡丹餅みたいな感じだったなぁ!
おや、なんだか特徴的な公園がたくさんあるんだけど、緑に囲まれてるって雰囲気がびんびんに伝わってくるなぁ☆


 

山武市っていったいどんな所だろう?そして、どんな合併の歴史があったんだろうか?


山武市は千葉県の北東部に位置している市町村で、千葉市からは凡そ30キロメートル、そして都心からは凡そ60キロメートルから70キロメートルの圏内なんだそうだよ!
全国的にもその名が知られている九十九里浜を中心として、夏は多くの海水浴場がにぎわいを見せていて、
その南側は約8キロにわたって太平洋と接しているという、太平洋に最も近い市町村としても知られているらしいよ!
2006年(平成18年)3月に、隣接する山武郡に属していた山武町、蓮沼村、松尾町、成東町の3町1村が合併して誕生したところで、
観光業と農林業を主としていて、市内には20か所以上のいちご狩り観光農園が点在するほどの、果物生産が盛んなところでもあるんだよ☆
春になるとイチゴは旬を迎えるもんで、これらのイチゴ農園は本当に忙しそうだなぁって思うけど、取り立てのイチゴの味はほんと格別な味なんだよなぁ☆


さらに、江戸時代の中期くらいから栽培が盛んになった「山竹杉」の産地としても知られているところで、
組子細工という山武杉を加工して作られる「上総建具」というのも、この市を代表する特産物なんだって☆
杉が特産物なのはいいことなんだけど、冬場から春にかけて杉花粉に悩まされる花粉症の人口も増えちゃうんじゃないかなぁってなことを心配していたりするんですがね!


 

あぁーー、山竹杉って名前そういえば聞いたことあったし、何回かイチゴ狩りにも行ってたことあったよぉ!ところで、山竹市と山竹郡って読み方が違うって聞いたんだけど何でだろう?


ほんとだよねぇ、NACKNが度ストレート球を投げてくるのも無理もないよなぁ。
それもそのはずで、市町村名は山武市「さんむ市」って読むのに、山竹郡の方は「さんぶ」って読むんだもんねぇ。
山武郡というのは、もともとは武射郡と山辺郡という二つの郡が合併した際にそれぞれの郡の頭文字を取った「山武郡」(さんむ郡)」という合成地名が誕生したんだけど、
この市が誕生する前の山武町は「さんぶ町」って読むという、非常にややこしいことになっていたんだって(^^ゞ


上総国の付近を支配していた「武社国造」(むさのくにのみやつこ)のゆかりの地であることとか、
武射郡の読み方が(むさ)と読むこともあってか、山武郡との混同を避けるために長い歴史を持っている
「さんむ」の方が新しい市町村には相応しいからという理由で、市町村の読み方を「さんむ」にしたらしいよ♪
どうせなら両方とも読み方を「さんむ」にした方が統一感が図れるし、混同を避けられるのになぁとか思ってますが、皆さんはどうでしょうかねぇ?


いやぁー、同音異義語はたくさんあるけど、同じ漢字でも読み方が違う市町村ってのもあるんだねぇ。何だか頭がこんがらがってきそう!それはそうと、観光業が盛んってことは、リゾート地としての側面も持ってるのかなぁ?


あれま、よくそんな情報を仕入れてきたもんだなぁ♪確かに、観光業が盛んな市町村は、道の駅や体験工房を備えた宿泊施設が多く点在し、
様々なタイプのレジャーの魅力を発信しているところが多いけど、この市も実は例外ではないんだよね☆
3町1村が合併した名残は結構濃くて、それが今ではそれぞれ「松尾地域、山武地域、成東地域、蓮沼地域」という四つの地域に分かれているんだけど、
その中の蓮沼地域に位置する県立の都市公園である「蓮沼海浜公園」は、「リゾート、房総の魅力500選」にも選ばれているんだって☆


「公園」という名前でありながらも、その辺り一帯を「九十九里蓮沼リゾート」として位置付けていて、
子供から大人までいろいろな用途で楽しめる施設として、県内外から多くの観光客に指示されているらしいよ☆
たとえば、サッカー場やパークゴルフやテニスコートが整備されている「スポーツ施設エリア」とか、
コテージやリゾートホテルやログハウスと称した三つのタイプの客室を備えた宿泊施設「蓮沼ガーデンハウス マリーノ」、
展望塔やミニトレイン等を備えた子供向け遊園地が整備された「こどものひろば」、
そして夏季に営業しているプール「蓮沼ウォーターガーデン」、これが結構目玉だったりするんだって♪


一般的な民間のプールは、大プールとか小プールとか流れるプールみたいなやや味気ないネーミングがついていることが多いけど、ここのプールのネーミングは一風変わっているんだよ♪
プールの中に石を敷き詰めて「早瀬」「渓流」「沢」という名前を付けて自然に見立てていたり、
造波プールといういわゆる波のプールには「海」というネーミングが付けられ、
チューブスライダーと呼ばれるいわゆるウォータースライダーのことは「渓流くだり」と位置付けているなど、
プールの施設全体を自然に見立てたネーミングが付けられているところが、本当にユニークだし、プールで遊びながら自然についても学べそうな感じだよね♪


九十九里平野を含む九十九里浜の南に太平洋を従え、イチゴ狩りを初めとした観光業や農業とともに歩んできた都市、山武市。
この市にも様々な合併計画が立ちあがっては廃案になってしまうということを繰り返してきたそうですが、
東金市と九十九里町を加えて6市町村での合併が計画されたときは「九十九里市」とする案が有力だったけど、
多数の反対を受けて実現には至らなかったんだけど、もしも実現していたら人口が13万の都市が登場していたことになるそうだよ!
さらに、山武市ではなく太平洋市という案が持ち上がったときは、自治体の一つが太平洋を名乗るべきではないという批判が殺到してしまい、これも実現には至らなかったそうですよ!
まぁ、合併後の市町村名の選定は難しいとは言うけど、さすがに太平洋を市町村名にするのはそれはどうなのかなぁって、私も疑問を抱いてしまいますね。
山武市に関する詳しい内容は、山武市ホームページ へどうぞ。
トップページにカテゴリ別に項目が並んでいるので、調べたいことや興味のある分野に素早くアクセスすることができて、コンパクト且つ分かり易くまとめられているページですよ☆



他の市町村へも行ってみよう!

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