今月の市町村


「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」、毎年のようにこの文言を書いているかもしれませんが、
2月が28日までしかないためかこの時期になると毎回この文言を思い出しています。
これは、1月から3月にかけては年度末に向かって様々な行事や総括を行う月に当たっていることから、あっという間に過ぎてしまうことを調子よくこう言っていました。
コロナ禍になって3年目に突入しようとしていますが、この言葉の通りコロナウイルスにもそろそろ悪さをやめて逃げて行っていただきたいものですね。
3月はもっとも年度末に近い月で、12月の慌ただしさを思わせるようななんだか気忙しくてちょっとぴりっと張りつめたようなこの雰囲気、なんだか好きなんですよねぇ!
新年を迎えるときよりも新年度を迎えるときの方が好きということも何度も書いていることですが、
テレビやラジオで番組終了や移動の報告がなされるのもこの時期ならではですけど、長寿番組の終了ともなれば1月ぐらいから終了の告知をしているものも少なくありません!
長い間親しんで聴いてきた番組の終了って、なんだか長年住み慣れたところから別の街に引っ越すような何とも言えない寂しい感覚ですよね☆
この時期は出会いと別れの季節とも言いますが、皆さんの中にもそういった環境の変化はありますか?


さて、3月・7月・11月に埼玉県の市町村を取り上げるサイクルをずっと続けてきましたが、こちらもいよいよ佳境に差し掛かってきました。
このコラムと同じようなコンセプトの番組も、最近テレビやラジオでやるようにもなってきましたね。
 NACKN あぁー、そういえばそう言われてみると、そういう番組増えてきたかも知れないね。
私が知ってるのは、毎週日曜日の朝8時から全国ネットでやっている「ONE-J」という名前の番組なら、時々聞いているよ!
 AMATY おぉー、NACKNからその名前が出るなんてちょっと意外だけど、私も聞いてるよ!
実際の郷土料理を試食したり、毎週テーマに沿って全国と電話をつないで生の声が利けたり、結構貴重な番組かもね♪
 NACKN 地方創生って、東京への一極集中を避けるために各地方の特色を生かして活力を上げる目的の制作のことを「地方創生」って言うらしいけど、
パーソナリティが直接いろんな地域の特性に触れて地域の今を伝える番組って結構大切だなぁって、あれ聞きながら思うんだよねぇ。
いろんなグルメを食べてるときなんかはもう心から幸せそうだし、あれなら私にもできそうかも!
 ANATY あらまぁ、結局は花より団子キャラなんだからもぉー!!
ってなことで、埼玉県の市町村(特に町かも)を取り上げていくシリーズもいよいよクライマックス!
日本で最初に制定されたと言われているの国営公園が広がっている滑川町を、今回は訪れてみましょう!
埼玉県はもとよりこの公園の存在は全国的に有名化も知れないですね☆
 NACKN おぉー、その公園私ももちろん知っているけど、川越市にあるとばかり思ってたよ☆(苦笑)
ここからだと、池袋から東上線に乗るとか、有楽町線や副都心線からも東上線に直通しているから、
いずれも方法で森林公園駅まで行くと、滑川町に到達できるよ☆本当にダイレクトな名前の駅だよねぇ♪
 AMATY ほんと有楽町線もそうだけど副都心線も直通しているから、都心のいろいろなところからのアクセスもできるようになったから、すごく便利だよねぇ!
 NACKN ほんとだよねぇ。森林公園駅で電車を待っていると、時々新木場行きとか元町・中華街行きなんて行く先の電車を見かけると、
池袋もそうだけどいろいろな都心と繋がっているのがものすごく不思議な感覚だなぁって、ほんとそう思っちゃうよ☆
あれ?でも、駅から周りを見渡しても肝心の公園が見当たらないんだけれども、これはどういうことだろうか?


 

滑川町はいったいどんな所だろう?いつごろにできた市町村なんだろうか?


滑川町は埼玉県のほぼ中央部に位置していて、都心からはおよそ60キロメートルのところにある市町村なんだよ!
台地と丘陵が至る所に混在していることから、標高にもかなり差があるとも言われているんだって☆
南部地域には商業施設や鉄道路線に加え住宅地等の建設が進んでいる一方で、北部地域はほとんど開発に至っては手つかずになってしまっているんだけど、
そのおかげで田園風景や里山等も広がっていて、それを生かして作られた公園が「国営武蔵丘陵森林公園」(ムサシキュウリョウ森林公園)って訳なんだよ!


こんな風に、何部地域と北部地域で全く違った顔を持っている特色で、熊谷市にも隣接していることもあって、この公園には多くの観光客も訪れているし、
さらに1974年(昭和49年)に、日本で初めての国営公園としての指定を受けたことで、全国的にも結構注目されていたんだって。
そりゃぁねぇ、やっぱり日本で初めてって言われたら注目の的にもなるだろうし、どんな所なんだろうって興味を抱く人も少なくないよね(^O^)


 

確かにねぇ、日本初の○○なんてことを聞いたら気にならないはずがないよね。それに、田園風景を生かした公園ってすごく理想的だね!ところで、その武蔵丘陵森林公園のことを詳しく知りたいなぁ?


あれまっ、今回もなにやら容赦なく変化球を投げ込まれてしまいましたね(*_*)「森林公園」という名前のとおり雑木林がかなりの部分を締めていて、
草地とか湿地や数多くのため池なども整備されていて、季節に沿って様々な花修景を行っているらしいよ!
さらに、関東では最大級となるヤマユリの名所としての認知度も高くて、サイクリングコースやオリエンテーリングコース、
アスレチック冒険コースとかドッグランや運動広場も併設されているので、1日ではとてもじゃないけど回りきれないほど自然を満喫できそうだね☆


さらに、季節ごとに夏の涼風まつりとか秋の紅葉畑のライトアップ、この町の伝統行事でもある沼まつりや冬の森林マラソン大会など、
季節に応じた自然を満喫できるイベントも数多く開催されているから、きっと訪れる人たちも自然と増えていくんだろうね☆
交通アクセスも、東武東上線の森林公園駅が最寄り化と思いきや、そこから何と路線バスを乗りついで、園内に設けられた○○口というバス停を利用しないと行かれないので、
ハイキングや紅葉を見に行くだけでもかなりの小旅行になってしまうんだよね☆
それでも、この町の特徴的なシンボルでもあるから、その移動も楽しみの一つととらえて訪れる人たちも多いって聞いたことあるよ!


 

すごいねぇぇ!自然を生かしたこれだけのアトラクションやイベントが多いと、それらを見に行く目的で自然と足も向いちゃうよね!ところで、この町にも平成の大合併構想があったってほんと?


いやぁー本当に、全国のどの地域でもどの時代でも、大合併の是非って避けて通れない道なんだよねぇ!
この町でも2003年(平成15年)から2009年(平成21年)ごろまで、平成の大合併を巡って協議会が設置されては解散することを繰り返してきた経緯があるんだよ。
まずは、小川町・都幾川村・東秩父村・玉川村・小川町、そして東松山市・吉見町を加えこの町の8市町村で合併構想が進んでいたらしいよ。
それでも、いくら協議を進めていても住民の声を反映させなければ意味がない訳で、この町で住民投票を行うと反対意見が占めたことで8市町村の合併は断念せざるを得なくなったんだって。


東松山市と吉見町が抜けて6町村で引き続き合併協議が行われても住民の同意は得られず、
東松山市と東秩父村を再び加えた比企郡に属する3市町村で合併しようと試みるも住民の反対意見が多かったこともあって、あえなく合併そのものから離脱してしまったんだって(TT)


市町村合併って、自分の名前そのものが帰られてしまうくらいの愛着があるから、住民の賛成表が多数であれば問題ないけど、
どうしても反対意見が多数を占めるといくら合併を推進しようとしても滞ってしまうことって現実に多いんだよね☆


大自然と商業の調和を目指し、伝統的な行事と里山の田園風景を守ってきた町、滑川町。
ところで、この町の由来にもなっている滑川は町の中央を流れていて、南部地域には荒川水系の支流でもある市野川が、熊谷市との境に当たる北部地域には和田川がそれぞれ平行して東西に流れているんだよ!
○○川町って付くところには確かに河川が多いけど、そういうことで言えばこの町も川の町という特色は隠れた顔かも知れないね。
滑川町に関する詳しい内容は、滑川町ホームページ へどうぞ。
それぞれのカテゴリーが何層にも分かれているので少々見にくいんだけれども、細かく調べたいというときなんかには重宝しそうで、特に観光のページはなかなか面白いですよ☆



他の市町村へも行ってみよう!

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