今月の市町村


いよいよ、2021年も、カレンダーのページがあと1枚になってしまうという、気ぜわしい12月に突入してしまいましたね。
12月を表す和語である「師走」というのは、もともとはお坊さんが忙しく走り回る様子から転じて広がった言葉とされているんだそうですよ☆
まぁ、お坊さんじゃなくても年末年始を迎える準備に、全体的に忙しさが増してくる月でもあるがゆえに、
「あ、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ!と焦りが先行してしまうことも増えてきそうで、しっかり計画を立てて動かなくちゃなと思っています!
それに、12月が祝日が1日もない月に切り替わってから3年が経とうとしているのに、いまだに23日の祝日を目標に仕事に励んでしまうなんて人たちも少なくなく、自分自身もその一人だったりします。(苦笑)
特に学生や社会人にとって、祝日やお盆休みや年末年始の休みの1日1日ですら、ものすごくありがたみを感じてしまうもんなんですよね☆
そんな穏やかな時間を迎えるためにも、無理のない程度に計画的に動き回って一つ一つ着実に事を終えて、清々しい気持ちで新年を迎えたいものですね☆
2020年(令和2年)から流行が始まってしまったコロナ禍が今年も続くことになるなんて、誰も想像できなかった事態と現在でも戦ってはいますが、
来年こそは少しでもコロナが収束して明るい気持ちで過ごせる世の中を取り戻していきたいですね!


オンライン○○といったように、テレビ会議システムを利用したイベントや体験ツアーなども増えて来ていますが、
こちらはちょうアナログもいいところでテキスト版の市町村めぐりといったところでしょうか!(笑)
最近は、各地域独特の特徴を生かして持続的な社会を作り人口減少などの問題解決を探っていくことを「地方創生」なんて言われているけど、
各地域の特色を知ることってすごく大切なことなんじゃないかって最近これを書いていて思うこともありますね。
 NACKN そうなんだよね。数年前まではあまり耳にすることもなかった言葉だけど、人口減少や過疎化って結構深刻な問題だもんね。
 AMATY ほんとだね!ここ最近になってだよね、この言葉が聞かれ始めたのって。
それに、地方創生をテーマにしたテレビやラジオ番組なんかも多く作られているしね。
 NACKN そうそう、そういう番組をやってるとついつい耳を傾けてしまって、ほんでもってこのコラムの参考にしたり、グルメなんか出てきた日にはもうよだれが出てきそう!
 AMATY あらまぁ、結局最後はそこに行きつくんですかい?まぁでも、それぞれの地域の特色ある食文化も、結構掘り下げると興味深いよね。


ってなことで、今回はおよそ10ヶ月ぶりの訪問になる山梨県から、中央本線の沿線上に広がる都市でもある韮崎市を訪れてみましょう!
何だか特徴的なこの市町村名だけど、名前を聞いたことがあるだけでほぼ無知だったりします!
 NACKN 山梨県も、結構観光産業に力を入れている県だけど、小淵沢や清里にも近いってことは分かるんだけど…。
そう、新宿から出ている中央本線の特急「アズサやカイジ)に乗ってしまうとうっかり通過してしまうので(汗)、
時にはのんびり景色を見ながら鈍行で中心駅でもある韮崎駅に行くことができるよ!
交付を過ぎるとだんだん日とも少なくなっていくけど、それでも中心駅とあって観光客も結構いる感じだよ!
 AMATY そうだねぇ、鉄道で行くならばこの一択だけだけど、名古屋まで出ている中央高速バスでも韮崎駅に行くことができるし、どちらも小旅行気分が味わえるには間違いないね!
 NACKN そうそう!気分によって電車で行くかバスで行くかって選択肢は生まれるけど、電車の場合はこの沿線にしか駅がないからね。
おや?この辺り一帯にもあちらこちらで遺跡が多数見られる部分が多いけど、結構昔から人が生活していた跡もうかがえそうだね☆


 

韮崎市ってどの辺りにあるんだろう?そして昔からこの市町村は存在していたのかなぁ?


韮崎市は山梨県の北西部に位置している市町村で、甲府盆地に対して少々横長になっている地形が特徴だよ。
縄文時代から人が生活を営んでいたとされていて、市内には遺跡や土器などもたくさん残されていて、観光スポットにもなっているところもあるみたいだよ!
観音岳や地蔵ヶ岳などを有する鳳凰山や茅ヶ岳・辻山等に囲まれ、塩川と釜無川が市の中央を貫くように流れていて、
長野や静岡・山梨にまたがる赤石山脈(南アルプスという名称が有名)に位置する南アルプス国立公園と、
県立の南アルプス巨摩自然公園の二つの公園を有していることで、自然優先都市としての顔もうかがえるよね(^O^)


このコラムでも過去に取り上げた、南アルプス市、甲斐氏、そして北杜市とも隣接していて、
北巨摩郡に属していた神山村や竜岡村、中田村や穂坂村といった周辺の10の村と韮崎町が合併し、
1954年(昭和29年)の10月10日に、「韮崎市」が誕生したんだよね。
以前は10月10日は体育の日で祝日だったけど、この日に目出度く産声を上げたってことになるね♪(笑)


 

うわぁー、すごい日に誕生したんだねぇ。それに二つの自然公園や鳳凰山を初めとした山々に囲まれていて、本当に自然優先都市って感じだね。じゃぁ、今回はいきなり郷土料理でも聞いちゃおうかな?


ウヒョォー、いつになく度ストレート球ですなぁ(^^ゞ
この市のみならず、それこそ地方創生じゃないけれど全国の市町村独自のBQグルメで魅力を発信しているけれども、
やっぱりその土地ならではの郷土料理がいちばん説得力ありそうだね(^O^)
この市を代表する郷土料理に「つぼ汁」というのがあるんだけど、これだけ聞くとツボみたいな深いお椀で食べる汁物みたいなのを想像しちゃうよね!(笑)
まぁ冗談はさておき、本当は巻貝の代表選手とも言えるほど有名なタニシを入れた味噌汁のことなんだよ!


稲を刈った後のたんぼからタニシを収穫するから、まずはその泥を落とすところから始めなくてはならず、
1週間ほど真水に入れておかなければきれいに取ることはできないらしいよ!
表面の汚れまできれいに落とした後に鍋に入れて味噌汁にするんだけど、タニシの出汁がよく出るから、とても美味しいんだって。
昔から、お見合いの席には欠かせない料理だったそうで、田んぼにいるタニシのことを特に山梨県民は「つぼ」って呼んでいるんだって♪
私も食べたことがないから食レポはできないんだけど、シジミに似た味だって言われているんだよ!なんだか庶民的な家庭の味って感じがするね☆


 

美味しそう!つぼ汁ってそういうことだったのかぁ♪ツボみたいなお椀で食べる味噌汁だと私も思っちゃったよ!ところで、この市名の由来って何だろう?やっぱりニラが関係しているのかな?


アッハハハハ!!ニラが関係しているは良かったなぁ♪でも、その由来を調べていくとあながち嘘でもなさそうだよ(@@)
駿信往還と甲州街道の分岐点に当たるこの地域は、昔は交通の要衝の宿場町として栄えてきたところで、韮崎宿が置かれていたんだって。
市町村名はこの韮崎宿に由来しているんだけど、長野県にある諏訪郡富士見町からこの市中心まで伸びている台地のことを「七里岩」(しちりいわ)っていうんだけど、
この地形が韮の葉っぱのように見えることからこう呼ばれるようになったという説とか、
この七里岩の先端に宿場町が位置していたからという説、さらにはこの辺り一帯が韮の群生地だったとされている説など、由来は結構多岐にわたっているみたいだね!


どれも当たらずとも遠からずって感じがするけど、この七里岩の説はかなり有力だなぁって思うよ!
農業も結構盛んな時期もあったから、昔は本当に韮の群生地だったというのも、捨てがたい説だね。
ちなみに、県外と県内でも発音というか、イントネーションの違いもあるみたいで、一般的には二文字目にアクセントを置いて発音されることが多いのに対して、
地元の人たちや長野県の佐久地域では、たとえば「高崎」みたいに平坦に発音されることが多いらしいよ♪
同じ市町村名でも、地域によってこれほどイントネーションに違いが出るものなんだなぁ!


二つの自然公園と山々に囲まれた、穏やかな時間が流れる都市、韮崎市。
そうそう、全国的に誇れることとして、冬の風物詩の一つとしても著名な全国高等学校サッカー選手権大会では、
山梨県立韮崎工業高等学校が過去に5回の準優勝に輝いているほど、この大会の常連でもあるんだって!
さらに、市内には他にもいくつもサッカー場が存在していて、日本プロサッカーリーグのチーム「ヴァンフォーレ甲府」の本拠地としても知られていて、
サッカーの街としての顔も持っているから、全国的には「サッカーが盛んな街」としての方が有名なのかも知れないね。
韮崎市に関する詳しい内容は、韮崎市ホームページ へどうぞ。
市の紹介ページが少々見づらいんだけれども、調べたいことに結構すぐにアクセスできるような作りになっているので、移住体験をしているかのような雰囲気は味わえるかもですよ☆



他の市町村へも行ってみよう!

トップページへ戻る