今月の市町村


私に取っては、いちばん好きな夏本番の8月に突入しました!
梅雨も明けて、「さぁーて、ここからが本番の夏まっしぐらじゃぁ!」って本来だったら海水浴や花火大会や盆踊りといった夏の風物詩で盛り上がるところなんだけど、
まぁなんたって今年は…というか今年も新型コロナが猛威をふるっているせいで、中止にせざるをえなかったり
縮小開催を迫られたりと、相変わらず制限された生活が続いてしまっていることに、憤りや閉塞感さえ感じてしまうのも無理はないですよね(TT)
それなのに、意味をなさなくなった緊急宣言を繰り返し出すだけで国民の意見そっちのけの後手後手もいいところの酷すぎる対応に加え、
何たって「東京2020オリンピック」を恐慌開催していることで、どれだけ人流を減らせとか言っても一向に減らないのもさらに無理もないと思っています。
もちろんしっかり感染予防対策をすることは当たり前ですが、さっきみたいなことを全部真面目に鵜呑みにしていたら、
今度は自分自身の体が疲労困憊で、本物のお医者さんにお世話にならなければいけないという洒落にもならないことが起こる恐れもあるので、適度な外出は大事ですよね!
先月下旬から、特に首都圏を中心に全国的に1日のコロナ感染者数が一気に倍増してしまってますけど、これも何もオリンピックの恐慌開催に原因があると本気ではらわたが煮えくり返りそうです。
ワクチン摂取を積極的に広めて、1日も早い終息を心の底から願いたいものです☆


先の見通せない不安も多い中ですが、自分が「これが楽しめる過ごし方だな!」ってのを見つけて、適度にリフレッシュしていきたいものですね。
このコラムでも、ここ最近は小旅行気分を味わっていただきたいってことで、北関東や時には地方へ足を延ばしたりしています!
 NACKN ほんとコロナももちろん心配だけれど、挨拶の次に二言目には「暑いねぇ」って自然と口をついて出てしまう日も増えてきたね!
 Amaty ほんとほんと!日常会話だけじゃなくて、テレビやラジオ番組でもその現象は結構起きていて、
しまいにはあいさつで「皆さんお暑うございます!」という番組もいくつか出てきているぐらいだもんね♪
 NACKN こういう時は冷たい食べ物や飲み物が恋しくなってくるね!そうめんとかアイスとかかき氷とかね!
 Amaty うわぁーさっすがぁー!食い意地だけは誰にも負けないねぇ!まぁでも、食い意地なんて言っちゃったけど、
夏バテで食欲が減退して免疫が下がってしまうよりは、健康的かも知れないね。
ってなわけで、今回も北関東へ小旅行です。埼玉県もそうだけど、群馬県も結構取り上げてきた市町村が多くてそろそろ佳境に差し掛かり始めたところなんだけど、
今回は駅名は小泉とつくのに市町村名は「大泉」という摩訶不思議な現象がある、群馬県の大泉町を取り上げてみましょう!
いったい何でこんな現象が起きているんだろうか?
 NACKN そっかぁ、大泉と言ったら練馬区の大泉学園町を連想しちゃったけど、群馬県にもそういう名前の市町村があったことを忘れてたよ!
東武鉄道を乗り継げば行かれるんだけど、とにかく途中駅での乗り換えが多くて、浅草から東部スカイツリーラインで東武動物公園まで出て、
そこから今度は日光線で館林駅まで出ると小泉線というのが出ているから、それに乗り継げばこの町の中心駅にもなっている東小泉駅に着くことができるよ☆
ふぅー、それにしても結構長旅かも知れないなぁ!
 Amaty うわぁー本当だぁ!同じ会社の鉄道でもこれほどまでに多くの列車を乗り継ぐこともびっくりしたけど、
中距離列車じゃなくて一般的な在来線なんだけど、確かにこれは結構な長旅になりそうだね!
 NACKN そうだねぇ。それでも鉄道駅を持たない市町村も多く存在しているから、そういった意味では多数の路線を乗り継いでも鉄道があるってだけでも利便性は広がるんじゃないかな☆
それにしても、コロナということを差し引いても結構閑散としているところだなぁ!


大泉町ってどんな所だろう?何か特色でもあるのかなぁ?


 大泉町は群馬県の東南部に位置する邑楽郡に所属している市町村だよ!県内ではもっとも小さな市町村で、
千代田町や邑楽町や太田市との隣接に加えて、利根川をはさんで南部は埼玉県熊谷市とも隣接しているよ。
たくさんの自然公園が点在していて、積極的に緑地の整備を進めてきたところから、「緑のオアシス都市」なんて呼ばれることも少なくないんだって♪


1957年(昭和32年)に、それまで存在していた大川村と小泉町が合併して誕生したのがこの大泉町なんだよ!
この辺りはもともと小泉町だったこともあって、駅や地名は小泉だけれど、大川村と合併したことで
「大」という字を拝借したから、「大泉町」って呼ばれるようになったのかも知れないね。


 

なるほどねぇ!大泉と小泉が共存していた理由ってそういうことだったかぁ !緑豊かな都市なんて心も洗われるね☆ところで、多文化共生に力を入れてるって聞いたんだけど?


あらまぁ、今回もずいぶんと変化球を投げ入れてきましたねぇ!
文化や国籍や民族の違いをお互いに受け入れて、それを豊かさとして生かしている取り組みのことを「多文化共生」って言うんだけど、
自動車や電機関連の企業も多く存在しているので、北関東随一の製造品出荷額を誇っていることも特徴の一つだよ!


更に、4万近くいるこの町の人口の約18%を外国人が占めていて、特にブラジルやペルーといった国の出身の日系人も多く住んでいるから、
国際色も豊でさっきの「多文化共生」が自然と生まれてくるのかもしれないね。
その証拠に、特にブラジル人が多いこともあって、「大泉ブラジリアンデー・フェスティバル」といって、
サンバカーニバルとかブラジルの郷土料理を味わうことのできるイベントも開催されているんだって!
多文化共生って簡単なようで互いの文化や風習の違いを受け入れるってそう生易しいことじゃないけれど、自然とそういった環境が生まれているのは結構素敵だよね。


 

へぇー、日系人の割合が多い町だったのかぁ!今は多文化共生を受け入れる市町村も増えてきたみたいだけど、その先駆けだったのかも知れないね。それはそうと、中心部に緑道が通っているってほんと?


油断していたら、突然こんな風に度ストレートな質問が飛び込んでくるんだもんなぁ(^^;
全国各地には実に数多くの遊歩道があるけれど、この「いずみ緑道」(いずみりょくどう)は
名前の通りとにかく緑にあふれているだけじゃなくてところどころに彫刻作品も飾られている、本当に素晴らしい緑道なんだよ!
とても多くの植物で緑化された歩道にはところどころに水路や噴水もあって涼し気な雰囲気を肌身で感じられるところでもあるんだよ!
自転車用の道路と歩行者用の道路が整備されていて、散歩やサイクリングにも非常に適している緑道といってもいいでしょう!
美しい日本の歩きたくなるみち500選や、日本の道100選にも指定されていて、結構人気が高い場所らしいよ!


更に、いたるところに様々な表情を見せてくれる独特な彫刻作品もさりげなく展示されているので、
「芸術の町」という顔もそれとなく覗かせているところも、隠れた魅力なのかもね!
ただ、一つだけ注意しなければいけないところもあって、夜間になると証明が無くなってしまう区間もちらほら見られるので、
「せっかくだから夜の緑道も歩いてみよう」とかいって気軽に歩くことだけは避けたほうがいいかも知れないね。


「緑のオアシス都市」としての顔を持ち、基幹産業も盛んな国際色豊かな町、大泉町。
ところで、最近は特産品にとどまらずご当地のBQグルメで更に市町村の特徴を引き立たせているけど、
この大泉町にも「焼きまんじゅう」という濃厚な秘伝の味噌ダレが表裏に塗られている香ばしいお饅頭なんですよ!
小麦が良くとれる気候が備わっている群馬県ならではの特性を生かした名物と言っても過言ではないでしょう。
素まんじゅうを甘辛い味噌ダレをつけてこんがりと焼く香に、思わずよだれが出てきそうですね☆
群馬県にしかない食べ物であるところから、この町のみならず群馬県のソールフードなんて呼ばれて親しまれているんです!
大泉町に関する詳しい内容は、大泉町ホームページ へどうぞ。
結構カテゴリが細分化されているので目的の情報が見つけづらいんですが、それでも町の概要のページは詳細に書かれているので、かなり親しめる部分もありますよ☆



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