今月の市町村


例年とは違う新年の幕開けをしたと思ったら、もう2月に突入してしまいました☆
特に、新年度に向かうまでの3ヶ月を、1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、などという表現を用いることがよくありますが、
それくらいあっという間に過ぎていって気づくともう4分の1終ってしまったんだという焦りさえ感じますね!
今年もコロナ禍の年となりそうですが、明けてすぐに2度目の緊急事態宣言が出されました。
昨年4月の緊急宣言のときとは違って街から人が消えるゴーストタウン化なんてことにはなっていませんけど、
それでも「あーー、やはり緊急宣言が出てるのかぁ」と感じさせられる出来事が毎日必ず1回は起こっていることを、皆さんは知っていますか?
毎日機器の作動テストも兼ねた定時に音楽を流す防災行政無線というのが整備されている地域も実に多いですが、
その防災無線から音楽ではなく緊急宣言が出ている旨の放送がされているんですよね♪
「不要不急の外出は控えましょう」なんて耳にタコができるほど聞かされてますけど、「不要不急」の線引きって難しくないですか!
ある人には「不要不急」と感じても、当事者にとっては必要な外出ってこともある訳で、
感染予防策もそれぞれに徹底して行っていることを加味した上で、「慎重な行動を心がけましょう!」といった文言の方がよっぽど響くなぁと思っているのは、おそらく私だけではないと思いたいものです!


 

コロナ禍の中で「オンライン○○」がものすごい勢いで普及していきましたが、オンラインツアーもその一つかも知れませんよね!
オンラインほど臨場感は出ないかも知れませんが、文字だけで市町村の魅力を余すところなく伝えようとしているこのコラムも、
コロナ禍の中で少しでも皆さんの娯楽の一部になるといいなぁという思いで、今日も全国の市町村を旅しています!
 NACKN 「不要不急」って、どこまでをそう呼ぶのかはほんと人それぞれだと思うし、自粛ばかり強められても帰って疲弊しちゃいそうだね!
 AMATY おぉー、NACKNも相当ストレスがたまっているねぇ♪でもまぁ、どんなことでも「適度に」というのが大事なんじゃないかな!
 NACKN そうだね、何でもかんでも抑制されすぎると、逆に精神状態が不安定になったり疲弊したりして、かえって悪影響を与えそうだもんね!
食事でも「腹八分目」なってよく言うもんね☆
 AMATY あ、ありゃぁー、結局は食い気に走っちゃうんかいな (^^ゞ
ということで、今回は久しぶりに小旅行に出てみませ胞!山梨県でも特に平成の大合併の際に登場した市町村の一つ、甲斐市を取り上げてみましょう☆
甲斐の国っていうのは有名ですけど、これと関係あるんでしょうかねぇ♪
 NACKN おぉー、山梨県も確か9か月ぶりの訪問だよね!山梨県を通って長野までを結んでいる中央本線というのがあるけど、新宿からの特急とか八王子からの鈍行という選択肢があるよ!
それに乗ると甲府の次の駅に竜王という駅があって、これがこの市の中心駅だよ☆
もちろん、新宿駅からの高速バスでも行くことができるよ☆
 AMATY 山梨や長野方面の高速バスも多く出ているし、鉄道も含めた選択肢はたくさんあるよね☆
バスでも鉄道でも、車窓からの景色を楽しむのも旅の醍醐味かも知れないね!
 NACKN 車窓からの眺めも、その地域地域の特色を一度に見られるのも、わくわくしてくるね☆
恥ずかしい話だけど、「甲斐」と聞くと小淵沢から長野県の小諸を結んでいる小海線の甲斐小泉駅と甲斐大泉駅を連想しちゃうんだけどなぁ♪


 

甲斐市ってどんな所なんだろう?なにか「これ!」という特色ってあるのかなぁ?


 甲斐市は山梨県の北西部に位置している市町村で、甲府市についで県内では人口が第2位のところなんだよ!
八代郡や山梨郡、それに北巨摩郡といった地域を総称して「国中地方」と呼ばれているんだけど、
中巨摩郡の敷島町と竜王町、北巨摩郡にあった双葉町の三つの町が合併して誕生したところで、2004年(平成16年)9月に誕生したまだ歴史の浅井都市だよ☆


 

山梨県の辺りは昔は「甲斐国」と呼ばれていたんだけど、甲府盆地を中心にしてやや北寄りに位置するこの辺りが、
「甲斐」の中心地とされていたという歴史は、存在していないらしいんだよ。
それどころか、平成の大合併で、県内では「甲州市」といったような歴史を物語るような類似した市町村名が多いという指摘もあるんだって。


 

そうだね、歴史がなくても名前の響きでその土地のイメージを植え付けるような市町村の名前って、インパクトあるしこの市もそれに近いかもね。それに、観光産業も盛んだって聞いたんだけど?


 おや、今回は突然変化球をかましてきましたね!(笑)
この市はもとより、山梨県の有数な観光地として挙げられるのが、武田信玄が治水をするために
戦国時代に17年という気が遠くなりそうなほどの時間をかけて治水工事を行って完成した堤防である、「信玄堤」(しんげんづつみ)は外してはいけないよね♪
また、この堤防を臨む場所には「信玄堤公園」も整備されていて、ここを訪れる観光客も結構多いんだって☆


 

さらに、石川県加賀市の生まれの小説家、随筆家であり、登山家としても知られる深田久弥(フカタヒサヤ)の終焉の地としてもしられる、
標高1704メートルの山である「茅ヶ岳」にも、深田久弥を慕う登山者の来訪が絶えず続いているらしいよ!


 

さらに、鎌倉時代末期に開山された妙善寺を初めとした寺院群が点在していることも特徴であり、
旧敷島地区にはワイナリーを初めとした醸造も多数存在していて、竜王地区には山口温泉 名取温泉を初めとした温泉郷が軒を連ね、
様々な目的に応じた観光資源が点在しているといったも過言ではないよね☆


 

すごぉーい!様々な目的に応じた観光資源を有しているところも、なかなかありそうでないものかも知れないよね!ところで、なにやらアメリカの市町村とも姉妹都市提携を結んでいるってほんと?


 なんだか今日はずばずばと変化球で攻めてきますなぁ!(苦笑)かと思えば度ストレート球でぐいぐい攻めることもあり、全く油断も隙もないなぁ。(笑)
そうそう、日本国内の市町村とは確かに姉妹都市や友好都市提携はされていないんだけど、アメリカのアイオワ州にあるキオカック市とこの市との姉妹都市提携が続いているんだよ!
1998年(平成10年)に締結された姉妹都市提携なんだけど、それ以前の1991年(平成3年)から、山梨県とアイオワ州はすでに交流関係にあったんだって!
同じ年にアイオワ州の山梨県駐在員を介して交流が始まったのがそもそもの経緯で、 甲斐市が誕生する前の竜王町と、1998年にキオカック市との締結がされて、甲斐市となった現在でも互いの国際交流は続いているらしいよ☆


 

なるほどねぇ!そもそも都道府県単位での提携がきっかけで書く市町村に波及していく例も、すてきなことだねぇ!最後にこの市の特産物が知りたいねぇ?


 散々変化球で攻めてきたと思ったら、突如ストレートに変化しましたねぇ!(汗汗)
この市は三つの町が合併して誕生した市町村だから、合併前の地域の特産が色濃く残っているのが特徴なんだよ!
たとえば、梅ジャムなんかがいちばんいい例かも知れないね。 合併前は敷島町だった地域は梅の里と呼ばれるほど2月になると梅が見ごろとなって、春の訪れを感じさせてくらるんだよね!
そこで作られている無添加のさっぱりとした甘みが特徴のジャムは、この市の特産物の代表と言えるよね☆


 

さらに、山梨県といえば、果樹王国さらにはワイン王国としても全国的に著名だから、この両方の特徴から生まれたブランドの牛肉である、「ワインビーフ」が味わえるのも、この市ならではかも知れないよね☆
飼 料となるのはワインを搾って残ったブドウ粕であり、きめ細かな柔らかさに加えて甘味がほんのり残るような肉質らしいよ!
何だか高級なステーキでも出てきそうな感じだけれど、このワインビーフもすごく高級感が漂ってくる感じだね!


 

3町の特徴が自然とうまく調和した山あいの観光都市、甲斐氏。
ところで、この市には山梨県では初となるモール型のショッピングセンターが2009年(平成21年)に誕生したんだよ!
ユニー株式会社が運営する「ラザウォーク甲斐双葉」という名前で、アピタ双葉店を中心とした専門店街や飲食店が入る「モール・アピタ棟」に加えて、
「アミューズメント棟」と題したゲームセンターを中心とした娯楽の店舗が入居している建物に分かれていて、
山梨県では初めてのモール型ショッピングセンターということで結構話題になったんだって☆
甲斐市に関する詳しい内容は、甲斐市ホームページ へどうぞ。
市長の部屋を中心として、市の紹介や観光・特産物などがすぐに調べられるようになっているページですよ!



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