今月の市町村


 

今年もいよいよ、カレンダーのページがあと1枚と言う12月までたどり着きましたね!
「オリンピックイヤー」として華々しく年明けを迎えた矢先、誰も想像すらできなかった未曾有の見えないウイルスの出現によって、
世の中が一気に変わってしまいましたよね。そう、言わずと知れた「新型コロナウイルス」によって
「新しい日常を」と言われてもなかなか受け入れるのに時間がかかったり、働き方もずいぶん変化したりと、誰も経験したことのないことばかりの1年でしたよね (*_*)
自宅にいる時間が長くなったという方々もおそらく多いでしょうが、だからと言って引きこもりになりすぎてもそれはそれで体が疲弊したり精神的ダメージを併発しかねないとも思うし、
予防策をしっかり徹底しルールを順守した上で気分転換を兼ねて適度な外出をすることも、私は大切なことだと感じています!
私自身も、外出するときはマスクと携帯用の除菌アルコールに乾燥生姜とペットボトルの緑茶の4点セットは、今や欠かせないアイテムになりました。
コロナ禍ではありますが、皆さんは今年1年はどんな年でしたか?
私事ですが、7月ぐらいからどうやら第2次渋谷ブームが到来してきつつあり、何軒か常連のお店ができたりして、
感染予防対策はもちろん必須ですが気づけば吸い寄せられるように渋谷のどこかを訪ねている自分がいたりします (^O^)
めまぐるしく変わり続ける渋谷ですが、生のお勉強は本当に楽しいものですね!
えっ?じゃぁ第1次はいつなのかって突っ込まれそうですが、それは大学生の頃に友達とよく遊びに行っていた頃だと思っています。(笑)
その頃は友達に連れられて行くことはあっても、1人で行こうなどとは思いもしませんでしたしね。
話が反れましたが、間もなく今年の世相を表す漢字一文字や流行語大賞なんかも発表されますが、
当たり前かも知れませんがコロナにまつわることが全体を締めるんだろうなぁなんて、勝手に思っていたりします!
まだまだ不安だらけの日々は続くかも知れませんが、来年こそは明るく華やかで穏やかな年になりますようにと、願わずにはいられません。
自分自身が、ささやかでも楽しいと思うことを見つけてそれを楽しむことで、このコロナ禍を乗り切っていきたいものです☆

 

コロナ禍だからこそ、外出自粛のときはネットサーフィンをして楽しんだなんて人たちもきっと少なくはなかったと思っています!
そんな一助の存在にこのコラムが少しでもなれればいいなぁと、常々そんなことを感じながら私たちもネット上での国内の度を続けています!
 NACKN おぉー、ついに「私たち」という言葉が出てきましたねぇ!(笑)
そういえば、初めのうちは「謎のレポーター」という扱いではあったけど、このページが開設されたときからずっと一緒に旅を続けてきたんだもんねぇ。
まぁ、このページでは私は小学生のキャラクターってことになってるんだけどね☆
 AMATY おやおや、とうとう自分の正体を明かしちゃいましたねぇ☆(笑)まぁでも、このNACKN(ナックン)という名前はこのページの読者の方がつけてくれたものだもんねぇ♪
 NACKN そうだねぇ、それでも「謎のレポーター」って言われるよりは名前があった方がいいし、各地域のグルメツーといえば聞こえはいいけど、どうやら花より団子のキャラクターの方が強くて、
いつもAMATYには突っ込まれてしまうけど、こんな当たり前のことがコロナ禍の今だからこそ楽しくもあり大切でありがたいことだとも感じてるよ!
 AMATY ほんとだよねぇ!ってなんだかしんみりしてきそうだけど、コロナだけじゃなくても
怪我や病気をしたときなんかも、当たり前の生活がこんなにもありがたいものなのかって思うことはよくあるなぁ!
 NACKN ところで、今初めて聞いたけど渋谷ブームが到来してたのかぁ☆
どうも最近「ちょっと渋谷行ってくるわ」とか何とか言って出かけてたと思ったらそういうことだったんだねぇ!
 AMATY あぁーいやいやあのぉーそのー、別に隠すつもりはぜんぜんなかったんだけどねぇ!
 ってなことで、今回は私がいつのまにやら突っ込まれてしまった格好になっちゃいましたが(苦笑)、
その話題の渋谷区は過去のコラムでも取り上げているのでそれはちょっとこっち側に置いておいて、
今回は同じ23区の中から江戸の情緒がたっぷり感じることができる墨田区を取り上げてみましょう。
両国の国技館での相撲中継も有名ですねぇ☆
 NACKN 2ヶ月に一度の相撲中継もそうだけど、年に3回国技館で行われている区なのに、そういえばまだ一度も取り上げていなかったんだなぁ☆
鉄道でも両国が最寄駅だし、中央総武線や大江戸線でもすぐに行くことはできるけど、東武伊勢崎線の東京スカイツリー駅や京成線の押し上げ駅など、
鉄道網も本当に充実していて押上げならば都営浅草線でも行かれるから、鉄道の選択肢は本当に多いね。
 AMATY おぉー、やっぱり両国駅は取り上げたねぇ。でもほんと、用途に応じて鉄道を使い分けられるのはどの地域でも本当に便利だよね☆
 NACKN そうなんだよね。今日はここに行くからこの路線を使おうって選べるのは本当に楽しいもんね☆
それにしても、やっぱり両国駅は国技館もあるしいろいろな博物館も近くにあるからか、いつでもにぎわっているねぇ♪


 

墨田区って東京のどの辺りなんだろう?それに、どんな特色を持っているんだろうか?


 墨田区は特別区と呼ばれる東京23区の一つであり、東京都の東部に位置している区市町村だよ!
江戸時代から伝承されてきた都市伝説とも言われる怪談・奇談である「本所七不思議」が多く残されている区としても知られていて、
一般的に使われている「置いてけぼり」という言葉の元になった区としても知られているんだって♪


 

毎年大規模な花火大会が開催される隅田川とは西武で接しており、中川や荒川とは東で接しているといったように、
河川に囲まれた区でもあることから、ボート競技も盛んに行われることが多いらしいよ☆
それに、2012年(平成24年)には、地上デジタル放送用タワーとして自立式鉄塔としては世界一の高さ(634メートル)を誇る、東京スカイツリーが開業し、
低層部には「東京スカイツリータウン」という名称の複合商業施設も開業し、新たな観光スポットとしての一躍も担っているそうだよ!


 

おぉー、東京スカイツリーってずいぶん昔のような感覚だったけど、2012年だったんだね。それに、「置いてけぼり」って言葉もも本所七不思議が元になってたとはなぁ!その「置いてけぼり」の元になった話が知りたいなぁ?


 な、なんだぁ?、今日はまたずいぶんと際どい変化球を投げてきたもんだなぁ (^^;
でもほんと、この「置いてけぼり」という言葉は本当に多くの場面んでよく使われている言葉だから、もともとはどんな話だったのかすごく気になるところだね☆
漢字で書くと「置行堀」と表記されるんだけど、江戸時代のこの辺りは本当に水路が多かった地域で、
その中の一つのお堀で魚が非常によく釣れたんだって。
これに気を良くした仲の良い町民たちは大量に釣った魚を持って帰ろうとしたとき、お堀のなかから恐ろしい声で「置いていけ」と言われ、
そのあまりの恐怖に駆られて家に逃げ帰ってしまったんだけど、恐る恐る魚籠を覗いたところ、あれだけ大量に釣った魚が一匹も入っていなかったという七不思議のような出来事が起きたという話で、落語としても有名な演目なんだって!


 

さらにこの作品にはいくつか派生作品も存在していて、釣りの現場に魚籠を捨てて逃げ帰って、しばらくしてその現場に行くと空の籠が残されていたとか、
このお堀に魚を持って通りかかると、釣り人以外にも必ず魚が奪われてしまうとか、「置いていけ」という声を無視していると金縛りに遭ったという話など、数多くのものが存在するらしいよ!
どの作品も恐ろしいものばかりで、本所七不思議の代表核になるのも納得だよね☆
後にこれらの派生作品も含めたこの作品から、置き去りを意味する言葉である「置いてけぼり」が生まれたんだって♪


 

へぇー、普段何気なく使っていた「置いてけぼり」にはそんな恐ろしい話が元になっていたとはねぇ!釣った魚が跡形も無くなっているってのもミステリアスだし。そういえば、この地域は昔は二つの区が存在していたってほんと?


 おっ、いきなりストレートな質問に変わったねぇ☆ほんと何処から攻めてくるか、油断も隙もないねぇ!(苦笑)
それでもこの二つの区名は、誰しも一度や二度は耳にしたことのある名前かも知れないねぇ。
それもそのはずで、この区は北部に当たる部分が向島区で、何部に当たるところは上でも紹介した「本所七不思議」でも有名な本所区だったんだからね♪
この区名に耳馴染みの人たちもおそらく多いかも知れないけれど、この二つの区の歴史は180度違うものだったらしいよ!


 

向島区のある北部は、平安時代からすでに陸地化が進んでいたところであり、葛西御厨の一角にある農村地帯という顔を持っていた一方で、
何部では牛を放牧する地に非常に向いていたところで、海水や淡水などで度々おおわれる湿地帯だったため、人が住むには不向きな土地だったんだって (@@)


 

また、これらの地域は関東大震災や東京大空襲などの震災や戦災による被害に度々悩まされてきたけれど、
そのたびに強い結束力で力強く復興を遂げてきた歴史があるんだよ!
その後1947年(昭和22年)に、北部の向島区と南部の本所区が合併して、現在の墨田区が誕生することとなったんだよ☆
区名の由来は隅田川の堤の通称であった「墨堤」と隅田川からそれぞれ一文字ずつ取ってつけられたんだって♪


 

なるほどねぇ、向島区は効いたことがあったけど、度々の震災や戦災にもめげずによくここまで発展してきたなぁってしみじみ感じたよ!最後に区の名物を知りたいなぁ?


 あれ?いつもだったら特産品だとか言っていたのに、意外に控えめなといかけですねぇ!(笑)
この区は昭和の下町を思わせる老舗がひしめき合うというイメージもとても強いですが、
その中の1軒である「言問団子」(コトトイダンゴ)という向島にある和菓子店も、そんな老舗でありこの区の名物の一つなんだよ!
このお店は、江戸時代末期に植木師であった外山佐吉(トヤマサキチ)が創業したのが始まりで、
ちょっとローカルな話題になっちゃうけど関東のTBSラジオのアナウンサーである外山惠理の実家としても知られていて、
喫茶室も整備されているので はとバスの観光コースによってはここで喫茶休憩というプログラムが組み込まれることがあるらしいよ☆


 

他にはガラス加工も実はこの区は盛んで、ガラス器やガラス瓶などの製造も多く行われていて、この区を代表する名物ともなっているんだよ!
東京都指定のガラス細工の総称でもある「江戸切子」はすごく有名だね☆ 鉛ガラスに鑢や金棒などで切子細工を行い、手作業による手摺り工程を用いているのが特徴なんだって!
ガラス細工って結構いろいろな工程があるって聞くし、手の込んだ巧みな作品が多いってイメージが強いよね☆


 

「置行堀」を含めた本所七不思議が語り継がれる、下町の風情を残しつつ現代に息づく観光都市、墨田区。
名物のところで紹介しきれなかったんだけど、両国の国技館といえば柔道や相撲中継を真っ先に頭に思い浮かべてしまうけど、
毎年2月に行われている「国技館5000人の第九コンサート」というのも名物と言ってもいいよね☆
2020年のコンサートは新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止になってしまったけど、また当たり前のようにこのコンサートが堂々と開催できる日を願わずにはいられないよね。
墨田区に関する詳しい内容は、墨田区ホームページ へどうぞ。
観光案内が結構多数占めているページで、それぞれの用途に合った観光ぷらんが見つかるかも知れませんよ☆



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