今月の市町村


 

10月に入り、2020年のカレンダーのページも残すところ3枚となってしまいましたね!
そうは言っても、今年は何と言っても新型コロナウイルス感染症の話題が絶えない年となってしまっており、
季節感もあったもんじゃないって思っている方々もきっと多いことでしょうね。
「テレワーク疲れ」なんて言葉もあちらこちらから聞こえてきたりもして、例年のような10月とはどうもいかなそうで、何をするにも清々しい季節ではあるものの、「○○の秋」などとのんきなことは言っていられないのかも知れませんよね!
今年に限ってということでは、これまで体育の日として10月にあった祝日が7月に移動したので、10月に祝日がないという事態も起きており、
祝日がありがたいと思っている私にとっては「次はどの休みを目標に頑張っていくか」を若干見失ってしまい、
しかもそれこそテレワーク疲れも手伝って、仕事後の都心への外出という楽しみにも余念がありません。
もちろん観戦予防をするに越したことはないですが、いつまでも立ち止まっているわけにも行かないですしね。やっぱり前にも進まないとですものね。
都心へ外出すると、もちろん予防策を徹底しながらではあるけれど以前のようなにぎやかな雰囲気や活気が戻って来ていて、
これだけで元気をパワーチャージできたような気がしています。
皆さんはどのような方法でパワーチャージしていますか?


 

10月1日というと真っ先に思いつくのは都民の日ですが、それはさておいて奇数月の楽しみの一つに大相撲があります! v
ニュースでも見たという人たちも多いと思いますが、熊本県出身の力士としては初めての優勝という快挙を、正代関が成し遂げたということで、このコラムもそれを祝って久々に遠出旅行を突如することになりました☆
 NACKN おぉー、なんとタイムリーなこと!!でも私も千秋楽の大相撲は見てたけど、いやぁーほんと熊本県勢の初優勝には思わず感動しちゃったね。
 AMATY 誰が優勝してもおかしくないくらい、この秋場所は大混戦でなかなか面白かったけれど、
コロナ禍の中でもこうして無事に15日間を終えられたっていうのも安心感があったし、「初優勝」ってのが最近ほんと多くてわくわくさせてくれるね!
 NACKN おぉー、語ってますねぇ。でもほんと、NHKの大相撲中継があるとほっとするのは事実だし、
ハラハラドキドキさせてくれるもんね☆私は千秋楽の日はラジオとの二元中継で楽しんじゃったもんねぇ
 AMATY うわぁーそっそりゃぁすごいなぁ!NACKNもついに相撲にはまりだしたか?
というわけで、今回はお相撲の話題もちらつかせながら、正代関のふるさとでもある熊本県は宇土市を取り上げてみましょう!
旧州に来るのは、2019年に元号特集をやって以来だから1年4か月ぶりの訪問ってことになりますね♪
 NACKN おぉー懐かしいなぁ、元号特集!!熊本を訪れるのも初めてだなぁ!
東京からだと1000キロ以上も離れている旧州だから、さすがにここは新幹線にお世話になることにしましょうか。
東海道山陽新幹線は九州新幹線ともつながっているからこれで一気に熊本駅まで行ってから、そこからJR鹿児島本線に乗り換えれば中心駅である宇土駅にたどり着くことができるよ!
 NACKN おぉー、さすがに新幹線を利用したねぇ!飛行機って経路かなぁとか思ったけど、これがいちばん無難な経路かもしれないね。
 NACKN そうなんだよ!一昔前は新幹線の車内販売ってのも楽しみだったけど、今は各駅にもいろいろなお店が入る世になって手軽に購入できるから、縮小傾向にあって個人的には若干寂しいんだけどね。
おぉー、この駅の周辺にも大型のショッピングセンターや住宅が増えて来てるみたいで、それなりににぎわってるねぇ♪


 

宇土市ってどの辺りにあるんだろう?何か特徴があればそれも知りたいなぁ?


 宇土市は熊本県の中央部に位置している市町村で、北部は宇土半島の半分を占めているところで、西部には有明海を臨む海と山に囲まれた自然豊かなところだよ!
古くから古墳や遺跡が多数出土したところでもあり、大昔からこの辺りで生活が営まれていた形跡も残っていて、現在ではそれらが国や市町村の指定文化財として認定されて、観光スポットとしての側面も垣間見ることができるんだよ!


 

典型的な温暖な気候が1年を通じて保たれているところから、柑橘系の果物も多数つくられているところから、「柑橘王国」なんて呼ばれることもあるらしいよ。
たとえば、ネーブルオレンジとかデコポンといったものが全国的にも有名だし、食だけでなく銭湯などで果実湯にすることも多い果物なので、
その爽やかな香りから癒しの効果もあるとも言われているんだって。


 

へぇー、やはり暖かいところで作られる柑橘はとても美味しいし、遺跡も多数出土していてそれが観光資源として活用されているってのは、初耳だったなぁ。ところで、この市名の由来って何だろう?


おぉー、いきなりストレート球投げ込んできましたね。(笑)これもいくつか説があるらしいんだけど、歴史的な説もあるみたいだよ。
歴史的なものとして、鎌倉時代から南北朝時代にかけて見られた荘園の名前が「宇土」だったという説が有力だよ。
荘園というのは奈良時代から室町時代にかけて存在した貴族が所有していた土地のことを言うんだけど、この辺りは宇都郡と呼ばれていてそこにあった荘園が現在の「宇土市」のルーツだとも言われているんだって。


 

他には、この市の地形というのは宇土半島には浅くて細い谷が多数存在しているのが特徴で、
半分とは言えどもこの半島に存在するところから、そのまま「宇土市」となったという説とか、
島を意味する言葉に「浮土」というものがあって、それが転じて「宇土市」となったという説などあるけど、
どれも「これだ!!」と断言できるほど確実性が強いものじゃないんだって。
みんなは、この中ではどの説が近いと思うかな?私は、宇土半島の地形にちなむものが近いなぁって思っているんだけどね♪


 

なるほどねぇ、歴史的なものはちょっと難しいけれど、島を意味している「浮土」というのもちかいなぁって私は漢字テルなぁ。ところで、この宇土市は相撲大国って呼ばれることもあるほど盛んだとか聞いたんだけど?


おやまぁまぁ、今日はとにかくずばずばと直球勝負で攻めてきますなぁ (^^;;
日本全国には相撲が盛んな市町村は数多くあるけれども、この市も昔からどの世代においても相撲が盛んに行われているところなんだよ!
その証拠に、この市の出身で現役で活躍していた大相撲力士はたくさんいるんだよ。何人か名前を挙げてみようか!
2000年代に十両で活躍していた「白乃波寿洋」(シロノナミノブヒロ)とか、2012年2月から2016年10月まで
春日山部屋の師匠を務めていた「M錦竜郎」(ハマノシキタツロウ)というのもいるね。
明治以前に活躍していた力士で言えば、「不知火諾右衛門」「シラヌイタクエモン」が第8代横綱に上り詰めて健闘していたそうだよ!


 

この市には学生、高校、中学、小学、果ては赤ちゃん相撲の大会まであるというくらい、どの世代にも親しまれているだけでなくたくさんの相撲道場が存在しているんだって (@@)
さっき取り上げた3人の力士の他に忘れてならないのは、2020年の9月場所で熊本県勢として初めての優勝と大関昇進を決めた、「正代関」だね。
この市のみならず、熊本県は豪雨災害や震災に見舞われてきたところでもあり、この正代関の優勝は
県民にとっても元気が出たと思うし大きな励みになったことは間違いないよね!


 

正代関の健闘は見事だったし、それ以外にもこんなにたくさんの力士が活躍していたこととか相撲大会が度々行われているあたり、本当に相撲が盛んだったんだね。じゃぁ最後に、この市の特産品を知りたいなぁ?


 ここのところ、このコラムの締めは特産品ってことが増えてきている気がするけど(笑)、各市町村の特徴を知るいちばんのきっかけになるもんね☆
オープニングでデコポンやネーブルオレンジといった柑橘系も特産だってことに触れたけど、高級な果物の代表格に君臨しているメロンである、「アンデスメロン」もこの市の特産だよ。
香りや糖度も高くて、贈答用のメロンとしてすごく有名だけど、この市が発祥だったとはねぇ。


 

他には、有明海の本場でもある海苔とかアサリといった海産物も、この市を代表する特産品だよ。
4月から5月にかけては潮干狩も楽しむことができるんだけど、新鮮なアサリはほんと格別だね。
それに、肥後の良質もち米を使った一口サイズで食べられる名物菓子である、「小袖餅」っていうのもあるけど、これらの商品は全て道の駅で購入することができるから、
どの市町村に行ってもまず立ち寄ってみたいのが道の駅っていうのが常識化する日も近いかも知れないね。


 

歴史ある古墳や遺跡を観光資源に持つ、相撲の聖地的要素が強い都市、宇土市。
そうそう、この市は小西行長という戦国武将が城を築いたと言われる、城下町という特徴も持っているんだよね。
熊本地震のときは、住民に市役所の建て替えの是非を問うアンケートを送付した次の日に市役所が崩壊する恐れがあったというから、
何の因果か恐ろしい偶然だなぁって感じてしまいましたね。
宇土市に関する詳しい内容は、宇土市ホームページ へどうぞ。
市の紹介や目的のカテゴリがやや見つけづらいんだけど、それでも暮らしのページや観光案内のページは結構充実感があって楽しめますよ!



他の市町村へも行ってみよう!

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