今月の市町村


 

2020年の年が明けて間もなく新型コロナウイルスが流行し、「これでもかぁ!」ってなぐらいコロナにあれやこれやと振り回されて
気づけば折り返し地点を通過してカレンダーのページがあと半分という7月になってしまいましたね(^^;;
例年だったら、1年があっという間だとかいつの間にか12月になってて焦ってしまうなんてことを書いていたけど、
上半期を振り返れとか言われてもステイホームだとかテレワークで不安だ見たいな声が多く聞かれて、
時間の流れがいつもより遅く退屈に感じてしまったって方もきっと少なくないでしょう!
「ウィズコロナ」だとか「東京アラート」だとか、最近やたらと横文字ばかりが目立ってしまい、本来の言葉の意味や明確な基準がなかなか理解されず、
横文字ばかりが躍るただのパフォーマンス的な要素でしかないと最近そう強く感じるんですよね。
全国の感染者の人数を毎日伝えることに、いったい何の意味があるんだろうって疑問符が付くことも日常茶飯事となり、
ワクチンができてからとか感染者が1週間で一桁をキープしたらといったようなちゃんとした基準をしっかり示さないと、
この実情は変わっていかないとも思っていますが、皆さんはいかがでしょうか。
まぁ、このコーナーでこんな苦言をただすべきではないんですけど、あまりにも最近政府が「アウト」みたいな行き急いだことばかりするので、ついつい語ってしまいました。ごめんなさいm(__)m


 

ステイホームの時期でも、このコラムはのんびり無理なく様々な市町村を由来を交えながら訪れてきましたが、
今月はいよいよ佳境に入ってきた埼玉県を取り上げるシリーズの月なのですが、このように紹介できるのもあと何回かなぁって考えたらちょっとせつなくなっちゃいましたね♪
 NACKN あれまぁ、いつもの元気はどうしたんだい?まぁでも、埼玉県を取り上げる企画が佳境に入ってきたという事実は、やっぱりちょっと寂しいかも。
 AMATY そうでしょ?それに、埼玉県の市町村は実際にも行ったことのあるものも結構多くて、
こんなのを体験できて良かったみたいなライブな情報も載せていたからねぇ。
この市町村の話題以外でも、埼玉県のこともっとたくさん書きたいんだけどねぇ!
 NACKN あぁー良かったぁー!埼玉県愛はまだまだ健在だったのね!
 AMATY あのー、わたしゃ一言も埼玉県愛が無くなったなんて言っとらんぞい!それに、他のコーナーで書いている埼玉県のことは、
そもそも埼玉県の特徴を一人でも多くの方々に知ってもらいたくて、歴史を中心にありのままを載せているんじゃい!
 NACKN うわぁーんごめんなさぁーいm(__)m軽はずみにいうべきことじゃなかったねぇ♪
 ってなわけで、3月にこのコーナーで富士見市を取り上げた際に、7月にお隣のふじみ野市を取り上げることを予告していたのを、皆さんは覚えているでしょうか?
今回はその予告通り、富士見市のお隣に位置しているふじみ野市を取り上げてみましょう!これほどまでにとても似ている市町村が隣り合わせになっている例は、なかなかないでしょうね♪
 NACKN うんうん、覚えていますよ!でも、私も富士見市とふじみ野市みたいなすごく似た名前の市町村の隣接例って聞いたことないなぁ♪
富士見市と同じように池袋から東武東上線で川越方面に向かっていくと、上福岡という駅があるんだよ。
ここがふじみ野市の最寄り駅で、各駅停車か準急しか止まらないので、急行に乗っちゃった場合は川越まで連れていかれちゃうので、ご注意くださいね!
 AMATY これって結構混乱するんだよね。富士見市の最寄り駅はふじみ野駅だけど、ふじみ野市の最寄り駅はお隣の上福岡何だからねぇ!
 NACKN いやぁーほんと、普通なら毎日のように混乱が起きても無理もないってとこなのに、利用者は意外とこの事実をすんなり受け入れたのかも知れないよね!
それにしても、この上福岡駅も結構な賑わいを見せているねぇ。
なんだかこの市の玄関口を担っているような商業施設群も近くに点在しているみたいな雰囲気だねぇ☆


 

ふじみ野市はいったいどんなところだろう?富士見市との関係性はどれだけ深かったんだろう?


 ふじみ野市は埼玉県の南西部に位置しているところで、都心からはおよそ30キロメートルのところにある市町村なんだよ!
荒川と多摩川にはさまれ、関東平野の西武にある敷地を「武蔵野台地」って言うんだけど、この市はこの大地の北部に位置しているんだよ!
江戸(東京)と川越を結んでいた水路でもある新河岸川はシンボル的な存在であり、市のほぼ中央には東武東上線が走っており、
2008年(平成20年)に副都心線が開業したことで、東京はもとより神奈川県からもこの市へアクセスできるようになって、交通の幼少都市と言ってもいいよね。


 

知っている人もいるかも知れないけど、この地域は2005年(平成17年)の合併以前は、上福岡市と入間郡に属していた大井町という二つの市町村が存在していたんだよね!
そして、同年の10月1日に「ふじみ野市」として新たにスタートを切ったんだけど、お隣の富士見市にあったふじみ野駅の名前をそのまま市町村名にしたことに、やや難色を示していたらしいよ♪


 

うわぁーぁー、富士見市とふじみ野市なんて名前もものすごく似てるし、混乱しただろうねぇ。それに、新河岸川も確かに有名だから、この市のシンボルだよね。ところで、こんなに名前が似ていて聞き違いや混乱って本当に起きなかったのかなぁ?


 んーーこれがねぇ、両市お互いに結構発生していたみたいだよ(*_*)
それも、富士見市とふじみ野市の両方に「ふじみ野」という地名があるもんだから、なおさらこの混乱に拍車をかけている事態が起きてしまっているんだよね♪


 

1993年(平成5年)に、東武東上線の新しい駅として「ふじみ野」駅が開業した当時は、お隣は上福岡市だったんだけど、
このときすでに富士見市には「ふじみ野東」上福岡市に「ふじみ野」とそれぞれに地名が存在していたんだよ。
で、このふじみ野駅があるのはお隣の富士見市だったりするのです(^^ゞ
実際に検索をかけても、「紛らわしい」といった言葉がたくさん出てきてしまうんだけど、この時期からこの市と富士見市、入間郡の大井町と三芳町の2市2町での合併の計画が持ち上がっていたらしいね。


 

「いるま野農業協同組合」の設立によってこれらの市はすごく密接な関係にあって、特に上福岡市は結構乗り気で、財政の赤字を改称できるかも知れないという目的もあったそうなんだけど、
この合併協議に最も消極的だった三芳町を中心に各市町で行われた住民投票では反対派が多数を占めてしまい、
合併推進派の議員たちは必ず2市2町の合併は実現すると詠んでいただけに困惑を隠せず、あえなく断念したという経緯があったんだよ。


 

そして、改めて上福岡市と大井町の1市1町での合併が進められて、合併協議会に提出された市名の中で最も票数が多かったのがこのふじみ野市って訳だったんだぁ。
これに一時難色を示したのがふじみ野駅のあるお隣の富士見市だったんだけど、お互いの市に存在する「ふじみ野」という地名があるという縁から、
「まぁしかたないかな」とお互いにそう感じているというのが現状だそうなんだよね!
個人的に思ったのが、「の」のイントネーションの違いで、富士見の市役所(富士見市にある市役所という意味)と、
ふじみ野市役所(ふじみ野市にある市役所という意味)で混乱が起きやしないかなぁと、ちょっと心配していた李するんだけどね。


 

うわぁーもうなんか、文字だけで読んでいるとかなり混乱が起きそうだけど、2市2町で合併協議が持ち上がっていたっていうのは初耳だなぁ。そうそう、この市の有名出身者っているのかなぁ?


 いやぁー今回は結構変化球ばかり投げてきますねぇ!(汗)そうだねぇ、有名どころといったら、爆笑問題の太田光がまず真っ先に思い浮かぶという方もおそらく少なくないでしょう。
少しローカルネタで恐縮だけど、TBSラジオで毎週日曜日の午後に「爆笑問題の日曜サンデー」という番組が放送されてるんだけど、
その中でよく「僕は上福岡から出たことがない」とか「上福岡一○○だ!」みたいな自慢めいたボケをかますことが結構あって、これがなかなか楽しいんですよね☆
スポーツ選手の出身者というのも多数いるそうで、元福岡ソフトバンクホークスの高橋和幸とか、
埼玉西武ライオンズの現役である嶋重宣選手も旧上福岡市の出身だよ。


 

上の出身者は旧上福岡市のものなんだけど、大井町でいえば「おかあさんといっしょ」の第11代体操のお兄さんとして親しまれた小林よしひさがこの市の出身なんだよ!
とても親しみやすい人柄で好評を博していたそうだけど、2019年(平成31年)3月まで、およそ14年にわたって務めていたっていうから、その好評ぶりがうかがえるよね☆


 

うんうん、太田さんのそのユニークなボケは実際のテレビ番組や漫才でも楽しめるし、体操のお兄さんもほんとはつらつとしてたもんなぁ。ところで、この市に和紅茶なるものが存在しているって聞いたんだけど?


 ほぉー、今回は最後の最後まで変化球で攻めまくりますなぁ。(苦笑)
でもほんと、よく和紅茶の存在を突き止めたもんだねぇ!
埼玉県を代表するお茶といえば甘みと渋みのバランスに絶妙な魅力が詰まっている狭山茶だけど、
この狭山茶の茶葉を加工して丸康園という市内にある茶園で作られている紅茶が、和紅茶として認定をうけたんだって(@@)
味も香りもふわっとしたやわらかな感じに仕上げてあるのが特徴で、気軽に楽しめるようにとティーバッグになっているので、
ストレートで飲んでも甘みを感じられる素朴な味なんだよ!
これ、私も実際に飲んだことがあるけれど、お砂糖を入れなくても十分甘みを感じられるので、市販されている紅茶と飲み比べてみるのも面白いかもって思ったなぁ。


 富士見市としばしば混同されるも、独自路線の打ち出しと都心とのアクセス利便性を確立した都市、ふじみ野市。
上福岡駅の西口の再開発が進められてきたんだけど、そんな中で2006年(平成18年)に誕生した複合施設である「ココネ上福岡」は、
ふじみ野市の新しい顔として特に土日祝日になると多くの方々がこの地を訪れるようになったそうなんだよ!
この地もそうだけど、今は本当にいろいろなところで再開発が進められていて、何年か経って久々に訪れてみると、
昔の面影がなくてぜんぜん別のところに来ちゃったみたいな、ちょっと自分のふるさとが遠く感じてしまうなんてことも少なくないみたいだよね。
ふじみ野市に関する詳しい内容は、ふじみ野市ホームページ へどうぞ。

市の紹介が非常に見やすい仕様になっていて、他にも知りたいことが見た目でも音声読み上げでもすぐにアクセスできるのが魅力的ですよ!



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