今月の市町村


 

Amatiasの玉手箱の一番の目玉コーナーでもあるこのページへもお忙しい中いつも多くの方に訪れていただき、真にありがとうございますm(__)m
この「マイタウンコラム(あの町この街)」も気づけば17周年を迎え、取り上げてきた市町村も優に200を超えていました (@@)
この玉手箱もこのコーナーも、なんだかテレビやラジオの長寿番組のような感覚で、より一層気持ちもぎゅっと引き締まってきた思いです!
去年は平成から令和への変わり目とも重なり、ゴールデンウィーク(GW)もそれはそれはいつも以上に華やかなものでしたが、
1年立った今年は1月中旬に突如現れた新型コロナウイルス騒ぎの影響を大きく受けて、多くの職務の縮小や営業や外出自粛に追い込まれる事態となってしまいました (*_*)
そんなわけで、今年はGWならぬ「お家にいましょう週間」(SHW〈ってこんな略称あるか?〉)となってしまいましたけど、
皆さんも家の中ででも楽しめる何かを見つけてこの騒ぎを乗り切っていきましょう!
それにしても、ちょうど1年前のこの前書きで、令和の漢字が平和なんだかそうじゃないんだか分からないとか書いてしまったことが、若干悔やまれますね。
1年経ってまさかこんなことになろうとは、誰もつゆほども思っていなかったんですからね!


 

「ステイホームウィーク」の今だからこそ、せめて文章だけででも旅行や観光に行った気分を一人でも多くの方に味わっていただきたいという思いから、
今月のコラムでは日本でも有数な観光スポットを訪れてみようかなぁと思っています。
 NACKN 本当に、まさか新コロ騒ぎがこんなにも長くしかも深刻になっていこうとはねぇ、
春にはとっくに終息しているって思っていただけに、かなりショックだったなぁ。
 AMATY し、新コロってそこまで略すんかい!?でもほんとだよねぇ、まさかこんなに長引くとはねぇ。特に医療に従事されている方々には本当に頭が上がらないけど、
1日も早く適切なワクチンが開発されることを切に願うばかりだよね!
 NACKN でもまぁ、ステイホームウィークも普段なかなかできない掃除や片付けなんかもできるから、
それはそれで悪くないよなぁとも思ってるよ!
 AMATY 大切なのは、今自分ができることを無理なく行うってことかもしれないよね!
今回は先ほども触れたように、コラムの中だけは観光気分全快で進めていこうということで、山梨県の久しぶりの訪問で山中湖村を取り上げてみましょう!
山中湖といえば、言わずと知れた富士五湖の一つで高現地というイメージがありますが、私自身も高校生の頃に行っただけなので若干そのイメージも怪しいですがね!
 NACKN あれまぁ、珍しく自信なさげだねぇ。でも、山中湖での楽しみ方はほんと三者三葉だもんね。
バスタ新宿をはじめとした高速バスターミナルからも山中湖まで直通する高速バスも沢山出ているし、
電車で行く場合も東京駅や新宿駅から中央線で大月駅まで行かれるね。
そんでもって、そこから富士急行線のその名も富士山駅で降りてバスに乗り換えれば、山中湖村まで行かれるよ!
 AMATY すごいなぁ。電車で行く場合はちょっとした鉄道旅行のようだね!それにしても、富士山駅だなんてものすごいストレートな駅名だなぁ♪
 NACKN ほんとだよね。この駅周辺には富士山にまつわる資産がたくさんあるから、この駅名に変わったんじゃないかな!
それはそうと、標高が高いせいか何だか寒いなぁ!


 

山中湖村っていったいどんなところだろう?それに村全体が高現地っていうのはほんと?


 山中湖村は、山梨県の南東部に郡内地方というのがあるんだけど、そこにある南都留郡に所属している村なんだよ!
村の名前の通り、富士五湖の中心を担っているとも言える山中湖が村の中心を占めていて、この湖の形が牛に似ていることもあってか、「臥牛湖」という別名も付けられているんだって。
それに、村の全域が標高1000m前後の高原地帯になっているから、1年を通しての気候も8.8度という平均気温が示すように結構寒いくらいの日も多くて、
これは北海道の気候とも似ている部分もあり、山梨の北海道なんていう呼称もちらほら使われているとか♪


 

この村の西側には間近に聳え立つ富士山が見え、沢山の野鳥も生息する自然豊かな野鳥の宝庫でもあるんだよ!
長野県の軽井沢と同じく避暑地としての側面がとても強く、ここに別荘を構える人たちも本当に多く有数の別荘地でもあるよ。
1年を通して数百万人もの観光客が訪れ、特に夏休みともなれば長期滞在をして村の自然を楽しむ人たちが多いらしいよ!

 

すっすごーい!有数の観光地で野鳥の宝庫ともなれば自然と別荘も増えていくし、避暑地ともあらばなおさらだよね!ところで、当初はこの辺りは二つの村だったって聞いたんだけど?


 おぉー、来ましたね度ストレート球が…!(苦笑)さすが目ざといなぁ!でも確かに、村の場合でも以前はさらに細かくいくつもの村に分散していたって例もよくあるし、
それに比べたら二つの村という例は稀かも知れないね。
廃藩置県が行われた明治時代までさかのぼり、1875年(明治8年)以前は、この辺りは平野村と山中村という二つの村だったんだよね。
ちょっと話はズレるけど、歴史学という学問上の時代区分の一つに「近世」というのがあって、これは近代と中世の間に存在していた区分で、
この近世に誕生した村が上記の二つの村ってことになるね。
それで、近世の後にこの二つの村は合併して中野村としてのスタートを切り、1889年(明治22年)に町村性が施行されると、
中野村は単独で自治体として動いていたんだって!


 

それからしばらくは、この辺りは中野村という単独の村だったんだけど、1965年(昭和40年)の1月1日、
この村の名前を山中湖村へと改称したんだって!明治時代にあった山中村と平野村は、現在でも地域名として残っているよ。
山中湖村なんてとてもストレートで分かりやすい市町村名だけど、村の近くが富士五湖だから、富士五湖村ってのもありかなぁって思ったことがあるな♪


 

へぇー、山中湖村になるまでは中野村って名前だったのかぁ。それに、平野村と山中村って結構庶民的な名前でいいね。それじゃぁ、特徴的な観光スポットも多いのかなぁ?


 あらまぁ、観光が主な市町村のときはどこまでもストレートにぐいぐい突っ込んできますなぁ (^^ゞ
何せ富士山のおひざ元に広がる自然地帯だからいくつもの原生林が点在しているのはもちろんなんだけど、
壮大な富士山の景色を存分に味わえる遊覧船がなかなかの人気を誇っているらしいよ☆
 その遊覧船の名前もユニークで、「山中湖の白鳥の湖」っていうんだよ。
この名前になる以前から山中湖には遊覧船が運行されていたみたいだけど、「プリンセスオデット号」というなんだか仰々しい名前だったんだって。
それで、この村の鳥が白鳥だったことから、船内のリニューアルに合わせて「日本一の富士の麓の山中湖に日本一美しい白鳥を浮かばせよう」というコンセプトへと一新し、
木目調を生かした落ち着いた雰囲気で老若男女を問わずに楽しめる遊覧船なんだよ。
富士山をバックに山中湖を1周するクルーズなんて、これだけでとても贅沢な気分が味わえそうだよね!


 

自然の緑地を生かした公園もとても多いけれど、公共の図書館を観光スポットにアレンジしているところもあるよ!
山中湖文学の森公園という文学をテーマにした公園の中に、三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館といった山中湖が舞台となっている小説が展示されている施設も多い中で、
特に目を引くのが「山中湖情報創造館」という公共図書館なんだよ!
公共図書館というとなんだかちょっと堅苦しいとか敷居も高いという世間的に持たれがちなイメージを思い切って払拭し、
2004年(平成16年)の4月にめでたく開館した施設だよ。


 

自治体が運営していた施設を民間の企業やNPO団体が運営できる「指定管理者制度」が2003年(平成15年)に導入されたことで、
日本初の指定管理者制度導入図書館の第1号として注目を集めたんだって。
観光地に立地する図書館ということもあって、村民の利用にとどまらず周辺地域の利用者や観光目的で訪れる利用者も実に多く、
貸出事業にとどまらずボードゲームの会が月1回で開かれたり、誰でも参加できる行事の推進にもすごく力を入れているところだよ!
こういう図書館が広まれば、それぞれの地域の特色を生かした観光事業も担える存在になるかもしれないよね☆


 

富士山とともに歩み、野鳥と調和した緑地が映える観光有数地、山中湖村。
ところで、この村への交通アクセスで富士山駅で下車したけど、現在の駅名に改められたのは2011年(平成23年)7月1日のことだったんだよ!
7月1日といえば毎年富士山の山開きに当たっている日ですが、駅名の改称と山開きが重なったこともあって、
特にこの日はいつもにもまして利用客がものすごく増加したみたいだよ!
ずばり「富士駅」とか「富士○○駅」みたいに富士を冠下駅名は全国にたくさんあれど、「富士山駅」というものすごくダイレクトな駅名は類を見ないだろうし、も結構馴染みやすいよね。
山中湖村に関する詳しい内容は、山中湖村ホームページ へどうぞ。
観光地らしく、メインを観光情報としているところもなかなか楽しいページです。 ホームページ上でもバーチャル観光でも楽しめそう!!



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