今月の市町村


 

4月に入り2020年度の幕開けを迎えましたね。
毎回書いていることだけど、新年を迎えるときよりも新年度を迎えるときの方が全身がぴんと伸びる感覚がして、気持ちまで引き締まる思いで今年度もスタートしたって感じですね!
とはいえ、今年はとにかく新型コロナさんの影響は想像以上に大きく、感染者も急増しているだけでも不安なのに、
国民をただ煽るだけの報道やパフォーマンスかと思ってしまうくらいの会見とか、さらに不安を煽ってしまうような毎日が続いているけど、
こんなときこそ自分ができることや自宅でも楽しめる何かを見つけて過ごすのがいちばんの特効薬かも知れませんよね!
それこそ、外出自粛要請をうまく利用して相撲とか連続ドラマみたいに録画し貯めてしまったものを、じっくり見るという利用法も取れるってことですもんね!
それに加えて、体が温まる食べ物や飲み物を積極的に接種して、免疫力を高めておくことも大切だと思います☆
4月は入学式や入社式にラジオ・テレビの大きな番組改変、そして新たな制度が始まるのもこの時期ですが、
ちょうど1年前の2019年(平成31年)のこの日は、令和という新元号が発表されて大きなニュースにもなりましたよね!
そのおかげか、エイプリルフールはあまり広まりませんでしたが、私自身この日になると思い出すのが
このページを開設して2年目になろうとしているときに、エイプリルフールで突然にこのページを閉鎖するとかいう投稿を掲示板に書き込んでしまったことでしょうか。
1年に1回嘘をついてもいいとは言っても、笑えるような軽い嘘ならまだしもあまり大それた嘘はつかない方がいいとしみじみ痛感したものでした (*_*)


 

さて、ここ最近はほんとコロナさんの連呼報道ばかりで気が滅入っているなんて人も少なくないと思いますが、
このコラムは自宅でも旅気分を味わってもらおうというコンセプトを全く変えることなく、市町村の魅力を打ち出していますよ。
「外出自粛要請もなんのその」ってとこでしょうかね。
 NACKN ほんとここ最近は一言目には「新型コロナ」の連呼ばかりで、まぁ感染させない対策をするに越したことはないけど、
インフルエンザや花粉症の話題が隠れてしまって当事者は大変だなぁって思うよ!
 AMATY ほんとだよねぇ。この時期は特に花粉の飛散量を伝えることが多かったけど、完全にコロナさんに負けちゃってるよね。
 NACKN それはそうと、石油ファンヒーターにコロナというものがあるけど、いらぬ心配かも知れないけどコロナファンヒーターが風評被害に遭ってなきゃいんだけどと願うばかりだよ。
 AMATY あぁー、た、確かに。それは心配だけど、ニュースにもなってないからそれほどのことは本当に起きてないんじゃないかな。
 NACKN そっかぁ、なるほどねぇ。それならばちょっと安心だけどね!
ということで、今回はおよそ1年ぶりの訪問となる茨城県から筑波山の「ツク」に西という字を書く筑西市を取り上げてみましょう!
名前はよく聞いているんだけど、実はどんな特徴の市町村かはよく分かっていなかったりしますが…。
 NACKN うんうん、私も名前だけしか聞いたことがなくて初めて訪れる市町村だったりするよ!
新幹線で小山まで行ってから水戸線で下館駅まで行くという方法もあるみたいだけど、秋葉原からつくばエクスプレスで守谷駅に行って、
そこで常総線という電車に乗りかえれば下館駅まで行かれるんだよね!
 AMATY なるほどーー!!つくばエクスプレスを利用するという方法もあったかぁ。私も新幹線の経路しか思い浮かばなかったよ!
さすが、鉄道経路に関しては長けてるねぇ。
 NACKN いやいやそんなことはないよぉ!ただこうやって経路を調べるのは今でも大好きだよ!
中心駅が下館らしいけど、なんだか平成の大合併で誕生した市町村が筑西市って、若干混乱が起きてしまいそうだけど……!


 

筑西市ってどんなところだろう?平成の大合併でどんな経緯があって誕生したところなんだろうか?


 筑西市は茨城県の西北部に位置している市町村で、都心からはおよそ70キロメートルのところにあるんだよ!
利根川に合流する一級河川である鬼怒川や勤行川といったように複数の河川が市内を流れているところから、 水利にも恵まれているところを生かした農業が盛んであるという特徴も持っているよ。
旧下館市と明野町、協和町そして関城町の1市3町が平成の大合併によって、2005年(平成17年)3月に誕生した市町村が、筑西市ってわけだよ。

 

今でこそ筑西市の中心街を担っている地域は、合併前は下館市という市町村で、もともとは城下町として発展してきた経緯があったんだって
江戸時代から平成の大合併が起こり始めるころまでは商業都市としての側面も持っていて、県の西地域では最も人口が多かったところだったらしいね!
国や県の出先機関が多数置かれるくらい県西地域の行政拠点としても機能しているものの、
1980年代に起きたバブル崩壊以降は商業の空洞化が目立つようになり、商業都市としての機能は失われつつあるのが現状らしいよ!


 

そうかぁ、農業は盛んでも商業都市の空洞化ってのはちょっと深刻な問題だよね。それでも、特徴的な観光スポットがあるって聞いたんだけど?


 おぉー、じりじりと変化球で攻めてきましたね (^^ゞ 国内の市町村では、町おこしや観光の一環として昔ながらのSLを走らせているというところも多いけれど、
この市にもご多分に漏れずSLで観光資源を盛り上げる取り組みがされているそうだよ。
栃木県とこの市を結んでいる鉄道で「真岡鉄道」というのがあるんだけど、この鉄道会社が土日と祝日限定で「SLもおか」というSLを1往復走らせていて、
これを目当てにこの市を訪れるなんて人たちも少なくないそうだよ (^O^)


 

このSLは、市内にある下館駅から栃木県の茂木町にある茂木駅の間を結んでいる路線で、SLでありながら臨時の快速列車という位置づけもされている特徴があるんだよ!
土日と祝日や春休み・夏休み期間など運航回数は限られているものの、通念を通して同じサイクルなので、 子供から大人まで老若男女問わず人気があるそうだよ!
発着時刻も通念を通して同じで、午前中に下館駅を出発してから茂木駅で折り返して、午後に下館駅へ戻ってくる経路なんだって。


 

鉄道での観光資源を通じて町おこしをしていることもあってか、同市に所在している廣澤清を中心とした廣澤グループが運営しているテーマパーク、 「ザ・廣澤・シティー」という有名な鉄道車両を多数展示しているところもにぎわっているよ!
鉄道車両の展示の他にも、下館ゴルフクラブとか下館オフロードコースといったアウトドアを楽しめる施設もあるし、
ここからも旧下館市が県西の中心を担っていたことが分かるよね☆


 

おぉー、すごいなぁ!昔ながらのSLの運航だけでなく、鉄道関連のテーマパークもあったなんて初耳だったなぁ!鉄道好きとしては一度行ってみたいけど、農業が盛んなら名産品も盛んだったりして?


 変化球って、どこに支店を置いて攻めてくるか全く予想もできなくて、こちらもひやひやドキドキだなぁ (*_*)
それでもそれは本当に狙いどころは正しくて、農業の特性を生かした様々な野菜や果物が特産でもあり、市内はもとより県内でも上位に食い込むものも少なくないよ☆
その代表的なものとして、日本でも最も古い産地での栽培が特徴的な梨がものすごく有名だよ!
首都圏でも埼玉県や神奈川県でも梨の産地は有名所はあるけれど、この市の梨は「赤梨」という品種で、
県内でも生産量第1位を誇るみずみずしさが多い特徴を持っている梨なんだって☆


 

この市が「商都」と呼ばれていたほど商業が盛んだったころから、特に下館地区では贈答用として和菓子や洋菓子を製作して販売していたお店が多かったことがきっかけで、 今でもこの市では和菓子や洋菓子を販売しているお店は結構多いらしいね!
更に、「とちおとめ」といえば栃木県を代表するイチゴの品種だけれど、この市の北部が栃木県に接していることもあってか、
一部の地区ではとちおとめを作っている農家も少なくないんだそうだよ。


 

こんな風に、合併前の1市3町で生産されていたものが、合併したことで筑西市の名産となった傾向が結構強いよね♪
私自身も、名産品を調べていてとちおとめも名産だという一文に疑問を抱いたことがあったけど、
県境に接している地域だって往々にして存在している訳だし、そう考えたら「なるほどなぁ」って納得したもんだね☆


 

かつては「商都」としての顔を持ち、農業と鉄道の魅力をさりげなく発信する都市、筑西し。
この筑西市はまだ誕生して歴史がまあまあ浅井市町村ということもあって、イベントや祭事の名称も「筑西○○」ってのはまだ存在してないけど、
下館市を中心に合併したことを表すように7月下旬に開かれる「下館祇園祭」とか1月に開催される「下館大町だるま市」といったように、
名前に「下館」を冠したイベントがすごく多いのも一つの特徴かもね!
祭事って、それぞれの市町村の特色を表しているものも数多くあるから、これだけでわくわくしてくるなんて人たちもきっと少なくないでしょう!
筑西市に関する詳しい内容は、筑西市ホームページ へどうぞ。
少々見づらいレイアウトなんですが、移住・定住・しごとというリンクをクリックすると 市の概要や観光情報等を見ることができますよ!
フェイスブックやツイッター等も積極的に配信しています!



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