今月の市町村


 

新しい年が明けましたね。皆さん♪いよいよ2020年、オリンピックイヤーの幕開けです!
2020年のお正月、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
ふるさとへ帰省して久々の親戚や仲間に会って有意義な時間を過ごしている方、
年始周りでお正月から忙しく過ごしているなんていう方や、お正月特番を見ながらのんびり家で過ごす方、はたまた寝正月なんて方も?(笑い)、
海外や国内で家族や友人なんかで旅行を楽しんでいる方、
いえいえ「仕事や受験などに追われてお正月なんてのんきなこと言ってる暇ないよ」という方などなど、
皆さん過ごし方はさまざまだと思います。
ちなみに、私はと言えば毎年そうなんですが、実家に戻って家族と過ごし、1日・2日は年始回りをするというのが、我が家スタイルのお正月なんです!
昨年は、事件・自己というよりも自然災害に全国的に見舞われてしまった年でありましたが、ラグビーワールドカップに沸いて多くのファンを生み出したり、
今年のオリンピックを意識した選考会を兼ねた多くの競技大会も開かれ、特にスポーツ界は明るかったですが、総合すると激動な1年だったと思っています。
そして何よりも、凡そ30年間続いた平成から令和へと時代が変わり、このコラムでも元号をじっくりひも解く特集を組んで皆さんと共有できたことに、
この令和という時代がどのように動いていくのか期待に膨らむ一方で、昭和の時代がさらに遠いものになってしまったと、若干寂しい気持ちを持っていることも事実だったりします。


 

今年は何と言ってもオリンピックイヤーであり、東京オリンピックが盛大に花開く年がついにやってきたのです。
どんな展開になるのかどんなドラマが待ち受けているのか、まだ実感が沸きづらい部分も多々ありますが、
月並みな言葉で恐縮ですがとにかく平和に事が進んで行って欲しいものです。
 NACKN 明けましておめでとうございまーす♪ほんと、発表されたときはまだまだ先じゃんって思っていたら、もう今年なんだもんねぇ!
 AMATY ほんとだよねぇ。でも、1964年(昭和39年)の東京オリンピックは10月だったのに、何も真夏の蒸し暑いときにやらなくてもっていう思いもあるんだけどね!
 NACKN そう、7月の下旬から8月上旬なんて一番暑い時だし、パラリンピックだってまだ暑さが残る9月だし、
さっきAMATYが言ってた「平和に事が進んでほしい」じゃないけど、熱中症で体調を崩す選手や観客が出ないことを祈るばかりだね。
 AMATY あらあら、今日はなんだか二人して柄にもなく真面目モードになっちゃったねぇ☆
 NACKN えぇー、「柄にもなく」は余計じゃい!!
ってな訳で、オリンピックが東京で開かれるということで、今年のコラムは東京の市町村からスタートすることにしましょう!
自然環境がとにかく豊かで、東京都の奥座敷としても親しまれている奥多摩町を取り上げてみましょう!
東京だけでなく様々な都道府県にも隣接しているんだとか…?
 NACKN おぉー、そう来たかぁ!都心を取り上げると思っていたら、思いっきり東京都の奥座敷じゃん!
それでも都心からのアクセスも結構簡単で、新宿駅から中央線で立川まで行ってから、そこで青梅線で終点まで乗車すれば、中心駅である奥多摩駅に到達できるよ!
さらに、中央線から青梅線に直通している電車も多くて、青梅で乗り換えることもできるから、都心からのアクセスは向上したって言えるよね。
 AMATY そうかぁ、結構遠いところだと思っていたら新宿から中央線に乗ればいずれにしても1回乗り換えで奥多摩まで行けるんだから、ほんと便利なところだね☆
 NACKN そうなんだよね、たとえ近いところでも何度も乗り換えをすると遠く感じることもあるんだから、
いかに一直線で乗り換え回数が少なく行かれるって結構観光客の増加が見込める重要なポイントだって聞いたこともあるよ!
うわぁー、駅を降りた瞬間登山客が結構多いのはなんでだろうか?


 

奥多摩町ってどんな所だろう?何かこれっていう特徴はあるんだろうか?


 

奥多摩町は東京都に多摩地域という地域があるんだけど、その地域の北西部に位置している市町村だよ!
予防医学的な効果を目指す森林浴ができる場所として、ウォーキングロードなどを備えている地域のことを「森林セラピー基地」って言うんだけど、
この町を訪れるほとんどの観光客が登山が目的からか、この認定を受けているんだよ!
それもそのはずで、この町が占めている部分のほとんどが山林で、東京都の市町村でありながら1年を通しての平均気温が約11℃というから、
標高も高く内陸に位置しているので都心の天気予報が全く当てはまらないという少々変わった特徴があるんだよね!


 

都心から2時間もあれば行くことのできる利便性の良さから、登山客も多いけれどそれ以外にもトレックリングとかカヌーやラフティングといったような川遊びを目当てに訪れる人たちも多いんだって。
そして、この町全体が秩父多摩甲斐国立公園に含まれていることもあって、山梨や長野や埼玉方面からも観光やキャンプなんかを目的に訪れる人たちもたくさんいるらしいよ!


 

都心から2時間あまりで大自然に触れられる町なんて、浦東に小旅行気分だよね☆ところで、その秩父多摩甲斐国立公園についても知りたいなぁ?


 あれま、今回も来ましたかぁ若干の変化球が…!でもまぁ、この町に限らずに国立公園や特定の地域に含まれているって例は結構多いんだそうだよ!
奥多摩町全体が含まれている秩父多摩甲斐国立公園というのは、その名が示すとおり山梨県、埼玉県、
長野県、そしてこの東京都の一都三県にまたがって整備されている国立公園のことなんだよ!
1950年(昭和25年)7月に国立公園としての指定を受けたんだけど、園内を締める37パーセントあまりを占めている山梨県を位置づける名称が付けられていないことで
ちょっとした論争が起きたことがあるらしいよ!


 

そして指定を受けてから50年の時を経た2000年(平成12年)に甲斐の国と呼ばれていた山梨県を表す名称が追加されて、
「秩父多摩甲斐国立公園」とようやく名称が変更されたんだって!
金峰山(キンポウザン)や瑞牆山(ミズガキヤマ)、雲取山(クモトリヤマ)などを初めとする日本百名山に数えられる山々が連なる山岳地帯で、
御岳昇仙峡や西沢渓谷に代表される渓谷もとても有名な観光地として知られているよ。


 

すごいねぇ、公園の名前を巡ってちょっとした論争が起きてたことも初耳だし、日本百名山がいくつか存在しているってのも他じゃぁなかなか見られない例かもね!ところで、決まった祭事やイベントがいくつかあるって聞いたんだけど?


 そうなんだよ!だいたい何月のこれくらいの曜日に開かれるってお祭りが多いけど、この町は山岳地帯や渓谷も多いところから、
それらにちなんだイベントというのも少なくないんだよ! まずその話に入る前に、この町には奥多摩湖という人造湖があるんだけど、これは多摩川を堰き止めて建設された小河内ダム(オゴウチダム)によってつくられたところで、
町の紹介で取り上げた観光施設や見どころも多数存在しているんだよ!
このダムの南岸にある加茂神社の祭礼として執り行われていた民俗芸能に「鹿島踊」というのがあるけど、
重要無形民俗文化財の指定を受けているこの芸能は、現在では毎年9月15日に「小河内の鹿島踊」として、小河内神社で執り行われているんだって。


 

アウトドアを意識できるイベントとしては、毎年6月の第1日曜日に当たる日に「奥多摩カップカヌー大会」というイベントが開かれているんだって。
これは2007年(平成19年)に「奥多摩ふれあいカヌーフェスティバル」に名称変更されたけれども、大会が開かれる氷川渓谷周辺は結構にぎわっているらしいよ☆


 

そうかぁ、神社が多いと祭礼も増えるけど、カヌーのフェスティバルってのは結構珍しいかも知れないね!山岳地帯ってことは、山菜が主な特産物だったりするのかなぁ?


 おぉー、やっときたねぇ!ストレート球な質問が!!(笑)
そう、奥多摩町は山岳地帯でもあり渓流や渓谷も多いという特性上、シイタケとかウドはもちろんのこと、
てんぷらにしても美味しいタラノメとか、しゃけ化の魚であるヤマメもこの町の特産物だよ!


 

さらに代表的なものとして、奥深い山間の清流で育つ「奥多摩わさび」も忘れちゃぁいけないね☆
ぴりっとした辛さと滑らかな食感のわさび漬けとか、高級食材の薬味としても周辺の飲食店にも卸しているというから、
奥多摩のわさびも首都圏では結構食べられているんだって!


わさびといえば静岡県を連想する人も多いかも知れないけど、確かに静岡のわさびもポピュラーだけど奥多摩わさびも深い味わいがある特産品だよ!


 

山岳とたくさんの景勝地に恵まれた大自然豊かな観光都市、奥多摩町。
私自身も小さい頃にこの町にピクニックに行ったりそれこそ御岳昇仙峡を訪れたことがありましたが、
ものすごく空気も美味しくて「本当にここって東京都?」なんて何度も疑ってしまうくらい感動したことを、今でも鮮明に思い出せますよ!
観光だけでなく、宿泊施設や陶芸体験とか森林浴ができる場所もたくさんあるから、1日だけじゃなくて1泊乃至2泊くらいで滞在するのがお勧めでしょう☆
奥多摩町に関する詳しい内容は、奥多摩町ホームページ へどうぞ。
若干項目が探し辛いんですが、さすが観光都市だけあって観光情報はものすごく充実しているページですよ!



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