毎回この時期になると「毎日涼しくて」なんて書いていたのが、今年はどうでしょう!
10月に入ったってのに、朝夕は確かに涼しいですけど日中はまだ30度を越える日も多くて、「今って秋だよねぇ」なんてちょっぴり疑ってしまうほどですねぇ!
4月ほどではないけれど、10月も新しい制度が開始されたり、ラジオやテレビでも密かに新番組がスタートしているなんて光景も見られますよね!
でも、今年は何と言っても8パーセントだった消費税が10パーセントにとうとう増税されてしまいましたね (*_*)
1989年(平静元年)から消費税が導入され、そのときはまだ3パーセントでした。
1997年(平静9年)には5%へと引き上げられましたが、計算するときは結構楽でしたね!
5%が結構長く続いていましたが、2014年(平成26年)には8パーセントに、そして5年してほどない2019年(令和元年)には
とうとう10パーセントにまで引き上げられてしまいました!
でも、これまでとは違い電子マネーなどのキャッシュレス決済や対象の食品類などはこれまで通り8パーセントの軽減制度も導入される一方で、
10パーセントに完全移行する商品もあったりと、増税したはいいけどかなり混乱が起きることが予想されますよね。
私なりの見解ですけど、これってお金に全く困っていない人たちが私たち消費者を無視してどんどん税率を上げてるんじゃないかと思えてなりません。
10パーセントになったからって一つもメリットないし、いちばん影響を受けそうな交通費をいかにして節約するかが大きなポイントになってくるかも知れませんね (-_-;
税率を揚げる前に、少しは国民の意見の一つでも聞いて欲しいものですわほんと!
なぁんて、今日の前置きは何だかちょっぴり政治色が強くなってしまった部分がありましたが、
気を取り直して今月も気の向くままに旅をするこのコラムです。
6月から4ヶ月間にわたって元号にまつわる市町村の特集をやってきたけど、いろんな元号に改めて触れることで、
基本は西暦派なんですがそれぞれの元号にも味わい深いものがあるなぁって改めて感じましたよ♪
NACKN うんうん、元号にまつわる市町村特集もなかなか面白かったなぁ!
ここ最近、こういったシリーズものも結構増えてきたんじゃないかなぁ。
AMATY そうだねぇ!去年の7月から9月までは「三郷」と名のつく市町村を特集していたし、
2015年には北陸新幹線開業記念で3ヶ月間北陸の市町村を連続で取り上げたりね!
NACKN うわぁー懐かしいなぁ!知られざる魅力にもたくさん触れられたけど、今回の特集がなかったら私は今でも令和に違和感持って過ごしていたかも知れないねぇ!
AMATY あ、あれ?NACKNもアンチ令和派だったんかい?
ってなわけで、今回は久しぶりに私の出身県である神奈川県に戻ってみようと思います。伊勢原市や開成町とともに、大自然あふれる観光資源が豊富な秦野市が、今回の主人公です!
NACKN そうかぁ、過去に行っていたことあるかなぁって思ってコラムのログをさかのぼっても、
伊勢原方面に足は延ばしていてもこのコラムでは行ったことなかったんだねぇ!
新宿駅から出ている小田急小田原線に乗れば中心駅の秦野駅に到達できるよ!
他にも、渋沢駅とか鶴巻温泉駅、それに東海大学前駅も市内にあるから、結構この路線沿線に住んでいる人は便利かもね!
AMATY そうなんだよねぇ!私も子供の頃にこの近くのキャンプ場に何度か行ったことがあるけど、
この辺りまで来ると空気まで違うのが手に取るように分かるよね!
NACKN そうなんだよぉー!それこそ本当にキャンプでもしたくなってきちゃうくらいわくわくするねぇ!
秦野駅は急行も止まるし、中心駅だけあってそれこそ観光客も結構多く利用しているみたいだねぇ!
また、河川も豊富で相模川、金目川、酒匂川のそれぞれの水系から分離して流れている川が多く、
中でも中心地を流れる水無し川周辺にはたくさんのキャンプ場が点在しているから、登山のついでにキャンプもするなんて観光客も結構いるそうだよ。
さらに、落花生というと千葉県の名産を思い浮かべる人が多いと思うけど、ここ秦野の土壌も落花生栽培に適していたこともあって、風味が強い「相州落花生」の主要産地でもあるんだよ。
他にも、丹沢の茶畑ではぐくまれた「丹沢生粋の名茶」とか、名水100選にも選定されているから地酒も本当に美味しいらしいね☆
余談だけど、「山があっても山梨県」というギャグがあるけれど、この水無川にも「水があっても水無し川」なんてギャグが流行っていた時期もあって、
私自身も小さい頃このギャグのドツボにはまってしまって大変だったよ (^^ゞ
葉たばこの製造の原点は江戸時代にまで遡り、1707年(宝永4年)に起きた富士山の噴火で秦野の耕地に火山灰が降り積もっても、葉たばこを栽培することは可能だったそうだよ!
後に「秦野葉」という名前で全国に知られることになって、茨城県の「水府」とか鹿児島県の「薩摩」についで、
「三大銘葉」として君臨していくことになって、明治・大正・昭和にかけてたばこの生産は驚異的に発展していったんだって☆
それでも、ものすごく労力のかかる煙草耕作なもんだから、高度経済成長期を過ぎると
刻み葉だった秦野葉は生産が衰退していき消費量も減少してしまうと、1974年(昭和49年)を最後に姿を消してしまったそうだよ。
それでも、長年培ってきた葉たばこの製造技術を継承していくという意味も込めてか、1948年(昭和23年)から市民の手で作られてきた「秦野のたばこ祭り」は、現在でも毎年開催されているから、
この市が葉たばこの産地だった歴史を後世まで伝えていけらばいいなぁって、本当にそう思ってるよ!
古墳群が出土していた一帯は現在は島津製作所といった向上が立地する工業地域にもなっていて、その一角に整備されたのが桜土手古墳公園で、
様々な出土品を園内にある展示館で見ることができるようになってるんだよ。
それに、この古墳群は市の指定文化財としても広く知られているよ!
さらに、温泉街ってことではないけれど、近くには2軒の浴場を備えた「秦野温泉」っていうのもあるから、
日帰り入浴したいってときはここを利用するっていうのも一つの手かも知れないね!
手足を伸ばしてゆっくり温泉に浸かるのって、この上ない至福な時間だよね♪
私自身も観光地を選ぶときは、近くに温泉があるかどうかも必ず調べちゃうな☆
古墳群と葉たばこ製造とともに歩んできた、歴史探訪が楽しめる観光都市、秦野市。
ところで、市内にある「東海大学前」という駅は1987年(昭和62年)以前は、大根(おおね)という駅名だったんだって。
でも、読み方を変えたら「大根」になることと、秦野市になる以前はこの辺り一帯は中郡大根村という村があったことで、この駅名は結構話題になったんだよね。
それが、東海大学の湘南キャンパスができて、駅を改修する際に資金を提供したことから、現在の駅名に改められたそうだよ!
それにしても、「おおね」という駅名、確かに「大根」とも読めてしまうから、話題になるのも無理はないよね!
秦野市に関する詳しい内容は、秦野市ホームページ へどうぞ。
一つの事柄に対してかなり階層が深くて若干読みづらい部分はあるけれど、観光と祭事情報は結構楽しんで読めるページですよ!