今月の市町村


 

お正月から3月までは何かと行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを表した文言に

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」なんて表現したりしているのを耳にしたことが、おそらくあることでしょう!
私自身もこれを初めて聞いたとき、「2月は逃げるはいいとしても、1月と3月は31日まであるから、これって当てはまらないんじゃないの?」なんて思ったものでした(・o・)
確かに、2月は閏年の時を除いても28日までしかないから、「逃げる」という言葉はしっくりきますねぇ♪
でも、1月や3月だって負けちゃいません!お正月に春の七草、成人の日の祝日、新生活を全面に取り上げたキャンペーンや冬物一掃大セール、
それに春分の日の祝日等、用途は違っても結構それなりに行事も多いから、1月は行くも3月は去るも結構しっくりはまって、あっという間に過ぎてしまいそうですよね!
毎年のことですけど、5時を過ぎても最近では少しずつ日が伸びて明るくなっていることで、春の気配を感じていたりします!
そのくせ、夏が過ぎて日がだんだんと短くなってくると何気に寂しくなったりするんだから、何という都合のいい考えだろうなんて思ったりもしますね!(汗)


 

さて、いよいよ大詰めに差し掛かってきた3月・7月・11月の周期で訪れてきた埼玉県の市町村ですが、
過去に取り上げた市町村を見返してみても、圧倒的に「市」を重点的に取り上げていたなぁということを改めて痛感しました。
NACKN あぁー、そ、そう言われてみるとそれは確かだし否めない部分も多いですねぇ!
市町村それぞれに魅力的な特色があるのに、ちょっと偏りすぎましたねぇ!
 AMATY あらまぁ、いつになく反省モードですねぇ!まぁでも、今では自治体のホームページの情報も結構対等に載せられるようになってきたけれど、
このページを始めた当時は町や村に関する情報って結構少なかったという実情もあったから、そんなに思いつめることもないんじゃないー?
 NACKN ありがとうね☆そうそう、結構情報集めに苦戦していたもんなぁ!「市町村」というからには、やっぱり対等に情報が得られるようになっててほしいね☆
 AMATY うんうん、それは全く同感だね!
ということで、今日はお互いにちょっぴり真面目モードでしたけど(笑)、先月取り上げた群馬県からほど近いところにも埼玉県の市町村は存在しているんです!
水源と緑あふれる最北端の町である上里町を取り上げてみましょう!
この名前を聞いただけでサービスエリアをイメージするなんて人も、おそらく少なくはないでしょう!
なぁんて他人事みたいに書いている自分も、そんな一人だったりします、はい!
 NACKN アハハハ、確かにサービスエリアが真っ先に出てきちゃうなぁ!だから車でしか行かれないと思っていたんだけど、
この町を唯一高崎線が通っているから、池袋からでも東京からでも高崎線に乗れるねぇ。
これで神保原という駅まで行けば、上里町の中心地だよ!
 Amaty あぁーそうだったぁ!深谷とか本庄みたいに市名と同じ駅名が多いから、結構忘れがちになっちゃうんだよね!
 NACKN そうなんだよ!核言う私も、本庄駅が高崎線の埼玉県内のおしまいの駅だと思っちゃうことがよくあるからねぇ!(苦笑)
それでも結構乗降客が多いなぁ☆


 

上里町ってどんな所だろう?特色など詳細が知りたいなぁ?


 上里町は埼玉県の北部に位置している市町村で、都心からはおよそ85キロメートルのところにあるんだよ!
烏川と神流川という二大河川が流れ児玉郡に所属しているこの町は、これらの川を境に群馬県とも接しているんだよね!
児玉郡の中心を担っていると言っても過言ではないんだけど、同じ郡に属する美里町と神川町、
それに隣の本庄市とこの町の1市3町で、「児玉郡市広域市町村圏組合」というのを設立していて、
消防や救急やごみ処理などを相互に運営を行っているらしいよ!


 

カインズホームやイオンタウンに代表される有名どころのショッピングセンターが多く立地しているところでもあり、
上信越道と関越自動車道の分岐点である藤岡ジャンクションの手前にあって、1980年(昭和55年)に供用を開始した
「上里サービスエリア」は、言わずと知れた有名スポットだね!


 

なるほどねぇー!周辺の市町村が相互運営を行うって、各市町村の相互理解にもつながるからすごくいいよね!ところで、この町は昭和の大合併で生まれた町って聞いたんだけど?


 おやおやぁー、今日はこれでもかってなくらいの度ストレート球を投げ込んできましたねぇ(^^ゞ
それでも、明治屋大正ほどには古くなくて、1954年(昭和29年)まで遡っていくよ。
1953年から1956年(昭和28年から31年)にかけて、昭和の大合併があったんだって!
この頃の児玉郡には賀美村、七本木村、長幡村、そして神保原村という四つの村があって、これらが合併して上里村という村が誕生したんだよ!
県内でももっとも最北端(上)に位置していることに加えて、円満な農村でもあり漢字でも容易に書けるなどなどの理由から
「上里」と命名したなんて逸話も残っているんだけど、本当のところどうなんでしょうかねぇ♪


 

当時の上里村の人口がおよそ17,000人と言うから、村としてはかなり活気のあって賑やかというイメージがあるね☆
そこから16年余り経った1971年(昭和46年)の11月3日に町制を施行して、村から町に昇進して現在の上里町が誕生したって訳なの!
さらに上があるなんて話もありそうだけど、上里市っていうのは若干しっくりこないかなぁなんて勝手に思っているのは私だけかな?


 

ヘェー!この辺りは昔は四つの村だったってことも初耳だし、上里の由来もなるほど納得だね!そうそう、この町のPRのご当地キャラクターがいるとか?


 うわぁー、突然に変化球なみに話題を180度変えてきましたねぇ!(・o・)
この町や埼玉県のみならず、作付け面積でも日本一を誇る「種子小麦」というのがこの町の特産なんだけど、
町制施行40周年を迎えた2011年(平成23年)に、PRキャラクターとして「こむぎっち」が登場したんだよ!
作品としては640点近くの応募があったらしいんだけど、小麦じゃなくて種子小麦というのも特産としても珍しいし、
町の特産をモチーフにしたものが選ばれたってことだね!


 

地産地消キャンペーンやイベントなどのポスター、町内のお祭りなどでも見ることのできるキャラクターで、
上里サービスエリアの下り線でしか手に入らない「こむぎっち焼き」とか、「こむぎっち体操」なんてユニークなPRも行われているよ!
ちなみに、こむぎっち焼きというのは同じく町の特産である姫豚というブランド豚やキャベツや紅しょうがが入っているお好み焼き風の食べ物で、なかなかさっぱりとした味わいなんだそうだよ!
 町内のお店で買えるってことじゃなくて、上里サービスエリアのしかも下り線(群馬や新潟に向かう方)でしか手に入らないってところが、
特産品としての価値もさることながら限定感が満載だね!


 

児玉郡の中心てき存在であり、相互理解が二大水源に溶け込む町、上里町。
学校給食も現在ではいくつかの市町村で給食センターの運営を行っているなんて例も多いみたいだけど、
この町も本庄市と一緒に学校給食センターの運営を行っているらしいよ!
本庄市と児玉郡の3町で「児玉郡市広域市町村圏組合」に加盟しているということを取り上げたけど、
給食の面でも「本庄上里学校給食組合」っていうのに加盟しているみたいだよ!
本当に、この町は様々な面においてもいろいろな市町村と共に協力し合いながら独自の魅力を伝えているって、すごく素晴らしいことだよね!
上里町に関する詳しい内容は、上里町ホームページ へどうぞ。
目的のメニューにたどり着くまでちょっとだけ階層が深い部分があるんだけど、言わずと知れた上里SA」の特集とか、
こむぎっち焼き以外にもそこでしか味わえない地産地消の食べ物も結構紹介されていますよ!



他の市町村へも行ってみよう!

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