今月の市町村


 

晩秋と冬の始まりが同居するかのような、朝夕はちょっと肌寒くなってきた頃に11月に突入しました。
ここ十数年の間にすっかり日本でもハロウィンを楽しむ習慣が根付いてきましたけど、時として度が過ぎてしまい器物損壊などで逮捕者まで出てしまうことも(*_*)
たまには羽目を外して楽しむのはいいですが、度が過ぎてしまうのは少々困りものですねぇ!
世間では10月31日はハロウィンなんですが、私個人というかこのページにも絡んでくる記念日というのがあって、
それは何かっていったら、私がよく聞いているラジオ局であるNACK5が今年で開局30周年に当たる日なんですよ♪
NACK5が開局した1988年というのは、特に首都圏ではこぞって次々とFMラジオ局が開局していくいわゆる「開局ラッシュ」と言われていた時期で、
8月8日はFN富士が、10月1日にはJ-WAVEが相次いで開局したんです!
私自身もNACK5が開局した10月31日は一度たりとも忘れたことはありませんが、それこそこのページのNACK5のコーナーじゃないけれど7月9日の午前5時にでも開局していたら、
もっとNACK5の名前のインパクトを広げられたかも知れないよね!(笑)
まぁ、何はともあれ10月31日は私にとってはハロウィンよりもNACK5の開局日という位置づけの方が占めていますね!


 

さて、11月といえばこのページの主人公である埼玉県のお誕生日を14日に控え、この時を期に埼玉県の市町村を4ヶ月に1度取り上げてきたこのサイクルも、いよいよ佳境に差し掛かってきました!
それでも、まだ特集していなかった主に町や村はまだ多数残っているので、まだあともうしばらくはこのサイクルは続きそうですよ☆
 NACKN そうなんだってねぇ!!私もついこの間これまで取り上げてきた埼玉県の市町村をリストアップしてたけど、町や村は結構多数残っていたね!
 AMATY そうなんだよぉ!なんだか去年ちょっとしんみりモードになってしまったけど、まだこのサイクルを維持できそうって思ったら急に安心感も沸いてきたよ!
 NACKN でもねぇ、「平成の大合併」ってものは今でもあちらこちらで細々と続けられているから、
いつなんどき埼玉県の中でこれから取り上げようとしている町や村も、いきなりどこかの市に吸収合併されたとかこれらの町村事態が消滅することだってないとは言えないから、まだ油断は禁物だね!
 AMATY うわぁーさすがだぁ!そんな先のことまで考えてるなんてすごいなぁって思ったけど、やっぱり不安は付いて回るよねぇ!(汗汗)
そんな訳で、今回は2010年に三つの町と合併して新たなスタートを切った、埼玉県の久喜市を取り上げてみましょう!
都心からのアクセスも本当に便利なところから、人口増加も絶えないんだとか。
 NACKN そうかぁ!久喜もまだ取り上げていなかったのかぁ!
でも本当に都心からの交通アクセスはすごく良くて、池袋から湘南新宿ライン直通の宇都宮線で久喜までも行かれるし、
神奈川からも田園都市線に乗れば半蔵門線を経由して東部日光線の南栗橋駅にだって行かれるから、本当に首都圏からのアクセス抜群だよ!
 AMATY なるほどー!半蔵門線と日光線が押し上げで繋がったことも大きいよねぇ!相互乗り入れってものすごく便利だけど、その反面所属する路線に何かあったら即座に中止されるところがデメリットかな!
 NACKN そうなんだよねぇ!湘南新宿ラインも、そこに属している路線で何か事故でもあったらすぐ中止してしまうし、
大宮までは埼京線にまで影響が出てしまうけど、平常に動いていれば本当に楽ちんだよ!
あれれー、今回は南栗橋で降りてみたけど、いつの間にここも久喜市になっていたんだろうか!
確かこの辺りは、ちょっと前まで栗橋町って呼ばれていたような…!


 

久喜市ってどんな所なんだろう?そしていつごろに大合併が起きたんだろうか?


 久喜市は埼玉県の東北部で関東平野の中央にも位置していて、都心からおよそ50キロメートルと非常に近いところにある市町村だよ!
市の中心部は概ね平坦な地形になっているけれど、ところどころ山というほど高くはないものの微かに高くなっているいわゆる「微高地」と呼ばれる箇所もいくつかあるみたいだよ!
この市は、平成の大合併も含めて昔から幾度となく合併を繰り返してきたんだけど、1971年(明治4年)11月14日に埼玉県が誕生した18年後の
1989年(明治22年)には、すでに久喜町という町が発足していたんだよ!


 

2度目の合併は1954年(昭和29年)のことで、江面村・清久村・そして太田村という3村を編入合併する形で新たに久喜町としてスタートしたんだよね☆
久喜町が市制施行で久喜市となったのは1971年(昭和46年)のことだから、市ということではわりと新しい部類に入るかも知れないね!


 

江戸時代からすでに日光街道や下総果ては常陸方面へも道も通じていたことから、物資流通が盛んに行われる職人や商人の街としての顔を持っていたんだって(@@)
そんなことから、現在では若干失われてきつつあるものの古くからの商店も多く見かけることもでき、
歴史ある風情な店構えや昔ながらの面影を残すお店も多く点在しているらしいよ!


 

ヘェー!商人や職人の街だったってのはかなり意外だよねぇ!ところで、3度目の合併っていうのは、もしかしてあの平成の大合併ってことなんかなぁ?


 さっすがぁー!その通りだよ。特徴の次のこの項でこのことについてじっくり触れようと思っていたら、すっかりそんなことはお見通しだったみたい!(苦笑)
そう、3度目となる合併は2010年(平成22年)のこと、北足立郡に属していた栗橋町と鷲宮町、
それに南埼玉郡に属していた菖蒲町に旧久喜市を合わせた1市3町が合併して、新たに久喜市として歩み始めただけでなく、
それぞれの町の人口が増加し埼玉県では12位の15万人の人口を誇る市町村へと変貌を遂げたんだよ☆


 

この1市3町との合併は以前から構想があったものではなくて、2007年(平成19年)に鷲宮町、白岡町、菖蒲町との合併協議会が発足したことに始まるんだよ。
白岡町は後に白岡市として市制施行を行ったんだけど、2009年(平成21年)に合併協定の調印式が執り行われて、
そこから約1年後の2010年(平成22年)の3月23日に新たな久喜市が誕生したのと同時に、
特にこの市にはこれまで高速道路はあっても国道が存在しなかったところだったんだけど、主要な県道や国道が同市を通過することになり、新たな交通の要衝地を抱える市町村としても動き始めたよ!


 

さらには、1市3町が合併したことで多数の県道や国道が立地するようになったので、多数の大型ショッピングモールが集積することにもなって、
特に土日祝日ともなると周辺の道路で交通渋滞がしばしば起きるようになったらしいよ!
いろいろなお店が入っていて、子供から大人まで買い物を楽しむことができるとくれば、
土日や祝日ともなると多くの買い物客がひしめき合うよね!
ドライブがてら家族で買い物に来るなんてことも、往々にしてあるもんね☆


 

なるほどねぇ!!かなり前から計画していても足並みが揃わなくて結局解散するなんて例も多く見るから、これは結構順調に行った稀な例かもね!そうそう、なんでも新しくそばをこの市の名産にしようとしているとか?


 おっとぉー!!いきなり変化球ですかぁ(・o・)全く油断も隙もないなぁこりゃ!!
東京の近郊型農業として、イチゴや梨等の果物の栽培も盛んに行われていて、各地で稲作も行われている中でこの市も御多分に漏れず、
彩のかがやき」(さいのかがやき)といういかにも埼玉県を象徴するかのような名前の品種を栽培しているんだよ!
戦後の日本での稲作によるお米の生産を抑制するための製作として「減反政策」(げんたんせいさく)というのがあるんだけど、
この制度を利用して稲作からお蕎麦への転換も進められていて、これを名産にしようという動きも始まっているんだって。


 

このお蕎麦は特にこれといった名前は付いていないんだけど、数多く存在している地区の中に清久地区(きよく地区)というところがあって、 このお蕎麦は特にこの地区で栽培されているものなんだそうだよ☆
この地区に「ふるさと農園久喜緑風館」というところがあるんだけど、そこでは蕎麦打ち体験もいつでもすることができるだけあって、打ちたてのお蕎麦を食べる風景もよく見られるんだって☆
着々と「蕎麦名産計画」は進んでいると言っても過言ではないよね☆
蕎麦名産計画をもっと具体化するにはやっぱりこのお蕎麦にも名称があったほうがいいだろうって思っているんだけど、
清久地区がおもな栽培区域だから「清久蕎麦」(きよくそば)なんてのもいいかなぁって思ったり…!
いやはや、本当に名称をつけるセンスがないことに改めて気づかされたのでありました(^^ゞ (*_*)


 

商人の町、交通の要衝地、他にも多くの顔が交錯し互いの町村を尊重している都市、久喜市。
今ではこれはベタな笑い話的な勘違いネタなんですが、小学生の頃にこの市の名前を聞いたとき、
それこそ植物の茎みたいに図太くどんな困難にも動じない市町村だと思い込んでいたことがありました!
それでも根本の部分がしっかり強化できて結束力は強そうですよね!
何年か経ってこの市の漢字を知ったときに、久しいに喜ぶという字に「これならば市町村名として適切だなぁ」と妙に納得したものでした♪
久喜市に関する詳しい内容は、久喜市ホームページ へどうぞ。
知りたいことがカテゴリー別に検索できたり、Q&Aのような形式で作られているところに親しみを覚えますよ☆



他の市町村へも行ってみよう!

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