最近は、春と秋が短くなっているんじゃないかって天気予報なんかでもよく聞くし、確かに9月まで暑かったり3月に入ってもまだ寒い何てときもよくあるので、
あながちウソではないのかも知れないなぁなんてそんなことを考えている間に10月に突入し、
2018年もあと3ヶ月しかないんだとちょっとだけ焦る気持ちも感じていることは否めませんね(^^;;
その前に、梅雨明けも早かった夏真っ最中から台風がいくつも発生し、西日本豪雨を初めとする自然災害が多く起きてしまった年となってしまいました。
本当に月並みの言葉しかかけられないのがもどかしいですが、被災地の1日も早い復興と普段通りの生活に戻りますようにと、祈らずにはいられませんよね!
特に東京の有楽町や銀座を初めとする全国各地のアンテナショップの集積地で、
ショップによってはその土地の名産品を購入するとそれがそのまま寄付金として扱われるなんて制度を展開しているところも多いから、
遠方で難しいところでもそういった関わり方もあるよねぇと、今更ながらそんなことを思っている次第です、はい。
運動会に学園祭など、秋ならではの楽しみもたくさんあるけれど、各学校がこぞって修学旅行に出かけるのもこの季節が多いですよね☆
かくいう私も、中学のときは東北に、高校のときは九州にやはり同じ時期に修学旅行に出かけましたよ!
NACKN へぇー、京都や奈良も結構定番だってイメージ強いけど、ずいぶん大層なところへ旅行に行ってたんだねぇ!
AMATY 大層なってそんな大げさな!!私たちの学校は、中学からは行先を自由に選ぶことができて、
どんなことをしたいか何を学びたいかも好きなように話し合って計画を立てるというスタイルなんだよー!
NACKN なるほどねぇ!それにしてもいいなぁー。いろいろガイドブックを買って調べたりして、みんなで意見を出し合って話し合うなんて楽しそう!
まぁ、かなりの時間はかかりそうだから大変だと思うけど!
AMATY そうだよ!今みたいにインターネットなんて普及していないから、それこそ図書室にこもったり各地のガイドブックを買って調べてたりしてたからね!
NACKN ほんとそのときの集中力は計り知れないものがありそうだね!
電車やバスの時刻も、突然変わっていたりするし、計画通りに実行するのは大変そう!
AMATY そうそう、NACKNの言うとおり中学の頃は、交通機関の時刻が突然変更されたがゆえに結構大変だったけど、それはまた別のところで触れるとしようかね☆
そんなこんなで、修学旅行のおともにでもしていただけたらという思いも込めたこのコラムでは、今回は久しぶりに神奈川県を訪問してみましょうか。
湘南市構想に参加していた町の一つである二宮町を訪れてみましょう!
こちらも名前だけはよく聞くんですが、どんな街なのかはあまり知らなくて!
NACKN 曲のタイトルと同じで、名前はよく聞くけど実はあまりよく知らないってのは、結構あるあるだよね!
ここでも湘南新宿ラインが大いに活躍するということで、池袋から東海道線直通の小田原行きに乗れば、中心駅である二宮駅まで行かれるね!
最近では、2015年(平成27年)に開業した上野東京ラインもこの駅に停車するようになって、より広範囲の連絡も可能になったって言えるね。
AMATY そうかぁ!上野東京ラインの利用も可能になったってことは、東京方面からも行き来できるようになったってことだから、とても喜ばしいね☆
上野止まりの高崎線や宇都宮線が東京まで延伸するなんて言われて、だいぶ時間が経っていたこともあったしね。
NACKN そうなんだよね!私もずいぶん前から東京まで高崎線や宇都宮線が東京まで来るなんて聞いてたから、北陸新幹線開業と共に嬉しいニュースだったね。
うわぁー、やっぱり湘南って雰囲気満載で、時々磯の香もしてくるぞー☆
ぐぐーんと現代から遡ること1889年(明治22年)当時は、川匂村・中里村・一色村・山西村・そして二宮村の5村が合併して「吾妻村」だったんだよ。
そこから46年後の1935年(昭和10年)の町村制施行で二宮町となって現在に至っているんだけど、
町村制施行100周年というのもあながち夢じゃないよねぇ(^O^)
しかし、寒川神社の方が先に存在していたことから「相模国一宮」という別名でも呼ばれていたんだって!
この川勾神社も含めて、相模国のときから続いている伝統的な祭礼に「国府祭」(こくふさい、またはこうのまちとも呼ばれる)が毎年5月5日にこの神社で行われていて、
寒川神社と川勾神社のどちらを一宮とするかで争った故事になぞらえて行われる「座問答」は、祭の中心的な儀式なんだって。
毎年この祭事が執り行われる川勾神社は、寒川神社に続く「二宮」と称されたところから、それをそのままこの町名として採用したというのがいちばん有力な説らしいよ☆
5月5日に執り行われるということはゴールデンウィークとも重なっているから、この儀式を一目見ようというお客さんも少なくないんだとか!
余談だけど、関西の方面へいくと三宮なんて地名もあるから、神社にちなんだ地名ってのも少なくないかも知れないよね。
他に特筆すべき特産物といえば、落花生の生産も盛んなんだよ!
「えっ?落花生っていえば千葉県じゃないの?」という声も多く聞こえてきそうだけど、
確かに千葉県が日本一を誇っているんだけど、二宮の落花生も3位の生産量を誇っているそうだよ!
1873年(明治6年)に二見庄兵衛という人が横浜で譲り受けた韓国産の南京豆の栽培と研究を重ねた結果、
これが関東一円に広まったことで、この町では最も伝統的で歴史ある特産物になったんだって!
二宮の落花生が日本で3位ということは、2位はどこなのかということになるけどそれはどうも茨城県らしいね☆
この特産のみかんを使った洋菓子も二宮のご当地グルメとしての地位を築きつつあるんだけど、
軽い口どけのバタークリームと湘南みかんの手作りマーマレードを、ふんわりしっとりしたロール生地で巻き込んだ
昔懐かしい味に仕上げた、「湘南二宮みかんロール」って言うのもあるんだよ♪
ここでしか味わえないお菓子で、芦の屋というお店で購入できるんだって☆
柑橘系ってどれも結構さっぱりしているから、このみかんロールもなかなか美味しそうだよ(^O^)
相模国の一角を担い、広範囲の交通網を持つ湘南の海産物の宝庫、二宮町。
ところで、冒頭で湘南市の構想があるということを書いたけれど、それはほんの一時のことらしいです!
2002年(平成14年)に隣接する小田原市や大磯町などとともに湘南市研究会という組織を立ち上げていた時期があったものの、
なかなかうまい具合に事が進まずん身翌年に解散してしまったんだそうですよ (*_*)
なかなか組織を運営していくって、難しいですね。
そうそう、同じ名前の市町村が全国各地に点在している例も実に多いけれど、実はこの二宮町もしかりで栃木県にも同盟の町が存在していたのです!
11月に埼玉県の市町村をはさむもんで、栃木県の二宮町については12月分で特集しますので、どうぞお楽しみにね♪
神奈川県二宮町に関する詳しい内容は、二宮町ホームページ へどうぞ。
トップページの作りも大変コンパクトで、特に市の紹介は調べたい分野ごとに分けられているので、実際に訪れているかのような感覚も味わえますよ!